SUUNTOブログ
Suunto 90 Challenge
座標を見つけて、レースを開始せよ。
90年にわたり、Suuntoは、日常を超えて世界を探検する人々のためのツールを作り続けてきました。この節目を祝して、世界中の冒険者の皆さんをグローバルチャレンジへの参加にご招待します。
記念すべきこの一年を通して、私たちのエリートアスリートたちが、彼らの本来のフィールドを象徴する環境――アルプスの山々や北方の大自然、深い森、広大な水域、そして活気あふれる都市の風景まで――に、特別なSuuntoチェストを隠します。
チェストが隠されると、その座標が世界に公開されます。その瞬間から、レースが始まります。
誰でもこのチャレンジに参加できます。ミッションはシンプルです:その場所に最初に到達すること。チェストに物理的に最初に到達した人が、中の賞品を手に入れます。その後に到達した探検者たちは、準優勝の報酬を受け取ることができます。
それぞれのチャレンジは、異なる場所で開催されます。中には人里離れた場所もあれば、思ったより近い場所もあるかもしれません。しかし、どの場所もあなたを外に連れ出し、新しい地形を探検し、座標に従って冒険へと導いてくれることでしょう。
「Suunto 90チャレンジ」は、私たちの90年にわたる探検の歩みを祝う方法であり、世界中の人々に外に出て、自分にとっての冒険とは何かを発見するように促す取り組みです。
座標に登録する
チャレンジの仕組み:
1.以下から登録:新しい座標が公開されるといち早く知らせを受け取るために、Suuntoのニュースレターに登録しましょう。
2.座標を入手:Suuntoのアスリートが世界のどこかにチェストを設置すると、ニュースレターや@suunto Instagramで座標を公開します――そして、レースが始まります!
3.レースを開始:その瞬間から、誰でもその場所に到達することを目指せます。ルートを計画し、装備を整え、行動を開始しましょう。
4.チェストを見つける:チェストに最初に到達した探検者が、中の賞品を獲得します。その後に到達した探検者は、準優勝の報酬を受け取ります。
[AIによる自動翻訳につき、誤訳が含まれる場合があります。]
Chianti Ultra Trail by UTMB 2026|Suuntoと走るトスカーナの春
イタリア・トスカーナ州のブドウ畑と中世の村々を舞台に開催される「Chianti Ultra Trail by UTMB」。2026年大会は3月19日から22日まで行われ、世界各地のトレイルランナーが春のキャンティ地方に集まりました。
UTMB World Seriesの公式GPSウォッチおよびテクニカルパートナーであるSuuntoも、この大会に合わせて現地ブースとコミュニティランを企画。レースに挑むアスリートだけでなく、走ることや自然を愛する人がつながる機会をつくりました。
目次
Chianti Ultra Trail by UTMB 2026
数字で振り返る2025年大会
キャンティの丘を走るコミュニティラン
世界各地のUTMB大会を支えるSuunto
トレイルランニングを支えるスポーツウォッチ
まとめ
Chianti Ultra Trail by UTMB 2026
Chianti Ultra Trail by UTMBは、イタリア中部のトスカーナ州、キャンティ地方で開催されるUTMB World Seriesの大会です。なだらかな丘陵に広がるブドウ畑、森林、中世の村や城をつなぐコースは、この地域ならではの景観と文化を感じられるのが魅力です。
ヨーロッパのトレイルシーズンが本格的に始まる3月に行われ、冬の間に積み重ねたトレーニングを試す場にもなっています。2026年大会は3月19日から22日まで開催されました。
開催地やコースカテゴリー、Running Stonesなど大会の基本情報は、Chianti Ultra Trail by UTMBの大会ガイドで詳しく紹介しています。
数字で振り返る2025年大会
前年の2025年大会には3,742名がスタートし、3,454名がフィニッシュ。完走率は92%でした。フラッグシップとなる120Kカテゴリーは累積標高差5,200m。長い距離と大きな標高差を越えながら、キャンティ地方の変化に富んだトレイルを進むレースです。
こうした数字からも、Chianti Ultra Trailがトップアスリートだけの大会ではなく、さまざまな目標を持つ多くのトレイルランナーが集まる国際的なイベントであることが分かります。
キャンティの丘を走るコミュニティラン
2026年3月20日、SuuntoはUTMBビレッジのあるRadda in Chiantiを起点に「CHIANTI HILLS TRAIL RUN」を企画しました。約6kmのガイド付きコースを走り、ペースやトレイル経験を問わず、キャンティの自然とランニングを楽しむコミュニティイベントです。
リードを務めたのは、イタリアのトレイルランナーでSuuntoアンバサダーのCaterina Stenta。自身も大会の20kmカテゴリーに出場し、ランナーと同じフィールドを走りました。
ランニング後にはSuuntoブースでアペリティーボを囲み、参加者同士が走った感覚やトレーニングについて語り合う時間も設けられました。現地でスポーツウォッチを試せる機会を通じて、製品を見るだけでなく、実際のトレイルで機能や装着感を確かめられる場となりました。
世界各地のUTMB大会を支えるSuunto
SuuntoはUTMB World Seriesの公式GPSウォッチおよびテクニカルパートナーとして、大会会場での製品体験、コミュニティラン、アスリート支援などを各地で展開しています。Chiantiでの活動も、レースに挑む人と地域のランニングコミュニティをつなぐ取り組みのひとつです。
その活動はヨーロッパに限りません。日本でもKaga Spa Trail Endurance 100 by UTMBでのEXPO出展とウォッチ体験を実施しています。異なる土地や文化の中で走るランナーを、フィールドに近い場所から支えることがSuuntoとUTMB World Seriesのパートナーシップの大切な役割です。
トレイルランニングを支えるスポーツウォッチ
トレイルレースでは、距離やペースだけでなく、標高、ルート、残り時間、バッテリー残量など、状況に応じて確認したい情報が変わります。オフラインマップとルートナビゲーションを活用すれば、通信環境が不安定な場所でも事前に準備したルートをウォッチで確認できます。
長時間のアウトドア活動とナビゲーションを重視するSuunto Vertical 2、トレーニングからレース本番までパフォーマンスを管理しやすいSuunto Race 2など、Suuntoのスポーツウォッチは目的や距離に合わせて選べます。実際のレースではウォッチだけに頼らず、大会のマーキング、必携装備、紙地図など主催者の安全指示にも従ってください。
まとめ
Chianti Ultra Trail by UTMB 2026では、トスカーナのトレイルを舞台に、レース、Suuntoブース、コミュニティランを通じてランナー同士のつながりが広がりました。Suuntoはこれからも、世界各地のUTMB World Seriesで、挑戦するランナーをスポーツウォッチと現地での活動の両面から支えていきます。
トレイルランニングに適したSuuntoを見つける
地図、ナビゲーション、長時間バッテリー、トレーニング分析など、走る目的に合ったモデルを比較できます。
Suuntoスポーツウォッチを見る
SuuntoPlusスポーツアプリの追加方法|おすすめ機能と使い方
Suuntoウォッチには、スポーツモードに表示される基本データだけでなく、運動中に使いたい機能を追加できる「SuuntoPlus™スポーツアプリ」があります。
たとえば、ランニング中に推定レースタイムを確認する、一定間隔で水分補給の通知を受け取る、現在地の座標をすばやく表示するといった使い方ができます。必要な機能だけを選べるため、ウォッチの表示を自分の競技や目的に合わせやすくなります。
さらに「Open SuuntoPlus™」の開始により、Suuntoだけでなく、開発者やアスリート、コミュニティが考案したスポーツアプリも登場するようになりました。この記事では、SuuntoPlusスポーツアプリでできること、追加方法、運動中の使い方を初めての方にもわかりやすく紹介します。
目次
SuuntoPlusスポーツアプリとは?
Open SuuntoPlusで何が変わった?
どのようなスポーツアプリがある?
スポーツアプリを追加する方法
運動中にスポーツアプリを使う方法
自分に合うアプリの選び方
対応モデルと使用時の注意点
まとめ
SuuntoPlusスポーツアプリとは?
SuuntoPlus™スポーツアプリは、ランニング、サイクリング、登山などのアクティビティを記録している最中に、競技や目的に合わせた情報をウォッチへ追加表示する機能です。
スマートフォンで単独使用する一般的なアプリとは異なり、SuuntoPlusスポーツアプリはSuuntoウォッチ上で動作します。通常のスポーツモードに新しい画面や計算機能、通知などを加えられるのが特徴です。
標準のスポーツモードでも、時間、距離、ペース、心拍数などを確認できます。一方、SuuntoPlusスポーツアプリを追加すると、次のような特定の目的に合わせた情報を運動中に確認できます。
現在のペースから推定したレースタイム
一定間隔での水分補給リマインダー
リアルタイムのトレーニング負荷
現在地やスタート地点に関する情報
スポーツ固有の計測や操作を補助する画面
「すべての機能を毎回使う」のではなく、その日の運動に必要なものを選ぶのが基本です。
Open SuuntoPlusで何が変わった?
Open SuuntoPlusは、開発者、アスリート、クリエイターなどがSuuntoPlusスポーツアプリを開発できる仕組みです。
これまでもSuuntoPlusには、トレーニングやアウトドアで役立つさまざまな機能がありました。プラットフォームがコミュニティへ開かれたことで、競技現場から生まれたアイデアや、特定のスポーツに向けた機能が、従来のソフトウェアアップデートとは別の形でも追加されやすくなります。
開発されたアプリは審査を経てSuuntoPlus Storeに公開されます。ユーザーはSuuntoアプリから必要なものを選び、自分のウォッチで利用できます。
Open SuuntoPlusとコミュニティが開発するスポーツアプリの例。
どのようなスポーツアプリがある?
SuuntoPlus Storeには、トレーニング、レース、アウトドア、さまざまなスポーツを支援するアプリがあります。公開されるアプリや対応モデルは更新されるため、最新の一覧はSuuntoアプリ内で確認してください。
ランニングやレースのペース管理
現在のペースを基に、5km、10km、ハーフマラソン、フルマラソンなどの推定フィニッシュタイムを表示するアプリがあります。目標ペースに対して速すぎないか、遅れていないかを運動中に判断したいときに便利です。
トレーニングの負荷を確認したい場合は、リアルタイムのTSSなどを表示するアプリも活用できます。TSSの意味や運動後の見方は「SuuntoアプリのTSSとは?トレーニング負荷の見方」で詳しく解説しています。
水分補給を忘れないための通知
一定間隔で水分補給を知らせるアプリを使えば、長時間のランニングやサイクリング中に補給のタイミングを意識しやすくなります。ただし、必要な水分量や補給間隔は、気温、湿度、運動強度、体格などによって異なります。通知は目安として使い、当日の環境や体調を優先してください。
アウトドアで役立つ情報
現在地の緯度・経度やスタート地点の情報をすばやく確認する機能など、登山やアウトドアで役立つアプリもあります。ルートナビゲーションそのものの使い方は「GPSウォッチの地図・ナビゲーション活用ガイド」もあわせて確認してください。
コミュニティから生まれた個性的な機能
Open SuuntoPlusでは、スポーツの記録方法を広げるさまざまなアイデアが形になっています。初期の例には、パークランの登録用QRコードを表示するツール、ラグビーの試合時間や得点を記録する審判向けアプリ、テニスのポイント管理、探索をゲーム感覚で楽しむアプリなどがあります。
競技人口が限られるスポーツや、特定の場面に必要な機能が生まれやすいことも、コミュニティ開発の面白さです。
スポーツアプリを追加する方法
SuuntoPlusスポーツアプリは、ペアリングしたスマートフォンのSuuntoアプリから選びます。アプリのバージョンや使用モデルによって画面名や配置が変わる場合がありますが、基本的な流れは次のとおりです。
Suuntoアプリを開き、ウォッチが接続されていることを確認します。
ウォッチの設定画面から「SuuntoPlus Store」を開きます。
「スポーツアプリ」から使いたい機能を探します。
アプリの説明と対応するスポーツを確認し、ウォッチへ追加します。
ウォッチとの同期が完了するまで待ちます。
ポイント:追加しただけでは、すべての運動で自動的に起動するとは限りません。運動を始める前に、そのスポーツモードで使用するSuuntoPlusスポーツアプリを選択してください。
運動中にスポーツアプリを使う方法
追加したアプリは、アクティビティ開始前のオプションから選択します。
ウォッチで使用するスポーツモードを選びます。
運動開始前のオプションを開きます。
「SuuntoPlus™」またはスポーツアプリの項目から、今回使うアプリを選びます。
通常どおりアクティビティを開始します。
運動中に画面を切り替え、追加された情報を確認します。
レース本番や初めて行く山でいきなり使うのではなく、事前のトレーニングで表示内容とボタン操作を確認しておくと安心です。
自分に合うアプリの選び方
アプリの数が増えると、あれもこれも試したくなるかもしれません。しかし、運動中に見る画面が多すぎると、必要な情報へたどり着きにくくなります。まずは目的を一つ決めて選びましょう。
目的
選び方の例
使う前に確認すること
レースのペース管理
推定タイム、ペーシング、区間情報
目標タイムと表示単位
長時間運動の補給
水分・栄養補給のリマインダー
通知間隔と自分の補給計画
トレーニング強度
TSS、心拍、パワー、閾値関連
心拍ゾーンなどの個人設定
登山・アウトドア
位置、天気、日の出・日の入り関連
ルート、天気、装備は別途準備する
対応モデルと使用時の注意点
SuuntoPlusスポーツアプリは、対応するSuuntoウォッチで利用できます。現行モデルでは、Suunto Race 2、Suunto Race S、Suunto Vertical 2などで、競技や目的に合わせた機能を活用できます。
ただし、すべてのスポーツアプリが、すべてのウォッチやスポーツモードで同じように使えるとは限りません。利用前に次の点を確認してください。
ウォッチとSuuntoアプリを最新の状態にする
SuuntoPlus Storeで対応モデルと対応スポーツを確認する
アプリ追加後にウォッチとの同期を完了する
センサー連携が必要なアプリは、対応センサーを準備する
重要なレースやアウトドア活動の前に動作を試す
SuuntoPlusスポーツアプリは運動を補助するツールです。登山時のルート計画や天候確認、レース時の補給計画、安全装備などを置き換えるものではありません。
まとめ:必要な機能を選んでSuuntoウォッチを自分仕様に
SuuntoPlusスポーツアプリを使うと、いつものスポーツモードに、ペース管理、補給通知、トレーニング指標、アウトドア情報などの機能を追加できます。
Open SuuntoPlusによって、Suuntoだけでなく、開発者やアスリート、コミュニティのアイデアから生まれたアプリも利用できるようになりました。まずは自分の目的に合うアプリを一つ選び、普段のトレーニングで試してみてください。
SuuntoPlusでウォッチの使い方を広げよう
スポーツアプリ、ガイド、対応デバイスを確認して、トレーニングやアウトドアに必要な機能を追加できます。
SuuntoPlusを詳しく見る
バックヤードウルトラとは?ルールと完走戦略を女子世界記録95周から学ぶ
「バックヤードウルトラ」とは、1時間ごとに約6.7kmを走り、最後の1人になるまで同じ形式を繰り返すウルトラランニングです。決められたゴール距離はなく、走り続けられる限りレースも終わりません。
では、いつまで続くか分からないレースで、選手はどのようにペース、補給、睡眠を管理するのでしょうか。この記事では基本ルールを整理し、2025年に95周・約637kmの女子世界記録を達成したSuuntoアンバサダー、サラ・ペリーの実例から、長時間走り続けるための戦略を紹介します。
目次
バックヤードウルトラとは?
サラ・ペリーが達成した95周・637km
鍵は「今の1周」に集中すること
数分の睡眠を積み重ねる
Suuntoで周回と残り時間を管理
記録を数字で見る
まとめ
バックヤードウルトラとは?
バックヤードウルトラは、1周4.1667マイル(約6.706km)のコースを1時間以内に走り、毎正時に次の周回をスタートするレースです。制限時間内に戻れなかった選手や、次のスタート地点に立てなかった選手は競技終了。最後に1人だけ残り、その選手がさらに1周を完走すると勝者になります。
1周を40分で走れば、次のスタートまで約20分。55分かかれば休めるのは約5分です。速く走るほど休憩時間は増えますが、その分だけ脚を消耗します。遅すぎれば、補給、着替え、トイレ、睡眠に使える時間がなくなるため、自分に合った一定のペースを刻むことが重要です。
「yard(ヤード)」とは:バックヤードウルトラでは、距離の単位ではなく「完走した1周」を指します。サラの95 yardsは95ヤード(約87m)ではなく、約6.7kmを95周したという意味です。
サラ・ペリーが達成した95周・637km
バックヤードウルトラの戦い方を具体的に知る事例が、サラ・ペリーの女子世界記録です。英国カンブリア出身のサラは、数学教師として働きながら、山岳救助のボランティアにも参加するウルトラランナー。Big Dog's Backyard Ultraへの挑戦は、彼女にとって6回目でした。
95周という記録は、フルマラソン約15回分に相当する約637km。競技は4日近く続きました。暑さ、吐き気、腸脛靱帯周辺の痛み、背中のトラブルなど、長時間レースならではの問題に直面しながらも、それぞれをひとつずつ対処して周回を重ねました。
従来の女子世界記録を更新したあとも、サラは100周を目標に走り続けました。最終的には背中の問題で競技を終えましたが、女子世界記録を8周伸ばす95周に到達しました。
鍵は「今の1周」に集中すること
サラが重視したのは、残りの時間や最終距離を考え続けるのではなく、目の前の1周だけに集中することでした。95時間先を想像すれば、どれほど経験のあるランナーでも圧倒されます。「いま走っている周回を終える」「小さな問題を処理する」という短い単位へ意識を戻すことで、精神的な負担を抑えられます。
バックヤードウルトラでは、最速ラップを競う必要はありません。サラの最速ラップは39分53秒、平均ラップは51分13秒でした。平均すると各周回の合間に約9分を確保し、補給や休息へ使っていたことになります。
数分の睡眠を積み重ねる
競技が数日間に及ぶと、睡眠戦略もパフォーマンスを左右します。サラは夜間の周回を終えるたび、食事や水分補給などを済ませ、残ったわずかな時間で眠りました。1回あたり数分でも、周回ごとに休息を積み重ねることが助けになったと振り返っています。
短時間で必要なことを終えるには、クルーとの連携も欠かせません。食べ物、飲み物、着替え、防寒、シューズ、ライトなどをあらかじめ整理し、戻ってから次のスタートまでの動きを簡潔にする必要があります。
Suuntoで周回と残り時間を管理
レース中、サラはSuunto Vertical 2とSuuntoPlusスポーツアプリ「Backyard Ultra」を使用しました。このスポーツアプリでは、現在の周回状況や、次のスタートまでに残された時間をウォッチ上で確認できます。
バックヤードウルトラでは、総距離の大きさよりも「この周回を時間内に終えられるか」「次のスタートまで何分あるか」が重要です。必要な情報を手元ですぐ確認できれば、ペースを上げすぎたり、休憩終了のタイミングを逃したりするリスクを減らせます。
スポーツアプリをウォッチへ追加する手順は、「SuuntoPlusスポーツアプリの追加方法とおすすめ機能」で解説しています。利用できるアプリや機能はモデルとソフトウェアバージョンによって異なるため、事前にSuuntoアプリで対応状況を確認してください。
記録を数字で見る
完走周回数
95周(女子世界記録)
総距離
約637km(395.8マイル)
競技時間
95時間
実走時間
81時間7分8秒
最速ラップ
39分53秒
平均ラップ
51分13秒
歩数
822,107歩
使用ウォッチ
Suunto Vertical 2
終了時のバッテリー残量
13%
記録は2025年Big Dog's Backyard Ultra終了時のデータです。
まとめ
バックヤードウルトラは、約6.7kmを1時間以内に走るというシンプルな形式のなかで、走力、ペース配分、補給、睡眠、トラブル対応のすべてが試される競技です。速さだけを追うのではなく、次のスタートまでに回復できる余裕を残すことが重要になります。
サラ・ペリーの95周は、これらの判断を95時間にわたって積み重ねた実例です。どれほど長い挑戦でも、実際に進められるのは目の前の一歩、ひとつの周回だけ。その考え方は、ウルトラランニングだけでなく、長期的なトレーニングや自分自身の目標へ向き合う際にも役立ちます。
長時間の挑戦を記録する
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ウルトラトレイルで選手を支えるサポート役とは?レース準備と7つのポイント
100kmを超えるウルトラトレイルでは、走る選手だけでレースが完結するとは限りません。エイドステーションで補給物を渡し、装備を整え、表情や言葉から状態を読み取り、再びコースへ送り出す「クルー」の存在が、大きな支えになります。
Suuntoアスリートのマルティナ・ヴァルマッソイとダコタ・ジョーンズは、2週連続で開催された山岳レースで、ランナーとクルーの役割を交代しました。走る側と支える側の両方を経験した二人の物語から、ウルトラトレイルのクルーに必要な準備と考え方を紹介します。
目次
ウルトラトレイルのクルーとは
マルティナとダコタが役割を交代
クルーが準備したい7つのこと
ランナー側がクルーへ伝えておくこと
Suuntoでレース状況を共有する
トレイルランニングはチームスポーツでもある
ウルトラトレイルのクルーとは
ウルトラトレイルにおけるクルーは、主催者が用意するエイドスタッフとは別に、選手を個人的にサポートする家族、友人、チームメンバーなどを指します。大会が指定したサポート可能エリアで選手を待ち、食事や飲み物、着替え、ライト、予備バッテリーなどを準備します。
クルーの仕事は、物を渡すことだけではありません。選手の様子を観察し、何を優先すべきかを短時間で判断し、次の区間へ集中できる状態を作ることも重要です。ただし、サポート可能な場所や方法は大会ごとに異なります。必ず大会規則を確認し、指定エリア以外での補給や伴走など、禁止されている行為を行わないようにしましょう。
マルティナとダコタが役割を交代
イタリア・ドロミテで開催されるLavaredo Ultra Trail by UTMB®では、マルティナがランナー、ダコタがクルーを務めました。故郷の山を走るマルティナのレースが思いどおりに進まない中、ダコタは落胆する彼女に寄り添い、その状況を受け止める手助けをします。
そのわずか1週間後、ピレネー山脈のVal d’Aran by UTMB®では立場が逆転。今度はダコタが走り、マルティナがクルーになります。マルティナは、疑いや疲労と向き合うダコタを支え、トップ10でのフィニッシュへ送り出しました。
一方が指示を出し、もう一方が従うだけの関係ではありません。普段から互いを知り、言葉が少なくても状態を読み取り、必要なときには厳しいことも伝える。二人の経験は、長距離レースが信頼によって支えられていることを示しています。
ランナーとクルーの役割を交代した二人を追ったSuunto公式ドキュメンタリー
クルーが準備したい7つのこと
1.大会規則とサポート可能エリアを確認する
最初に確認するのは、選手の希望ではなく大会のルールです。クルーが入れるエイド、駐車場所、利用できる交通手段、サポート可能な時間、渡せる物、ペーサーの可否を整理します。大会によっては混雑を避けるため、クルーの人数や車両を制限している場合もあります。
2.選手の通過予定を幅で考える
山岳レースでは、天候、路面、体調によって通過時刻が大きく変わります。「15時に到着」と一点で考えず、「14時から17時」のように幅を持たせましょう。前後の計測地点や大会のライブトラッキングを確認し、早着にも遅れにも対応できるようにします。
3.補給と装備を迷わず取り出せるようにする
選手が到着してから荷物を探すと、本人もクルーも焦ります。水分、補給食、着替え、ライト、バッテリー、救急用品などを用途別に分け、見える状態で並べておきます。次の区間に必要な物と、状況に応じて選ぶ物を分けておくとスムーズです。
4.質問は短く、優先順位を決める
疲れた選手に多くの選択肢を示すと、判断の負担になります。「食べられたか」「水分は取れているか」「痛みや寒気はないか」「次の区間へ進めそうか」など、重要なことから短く確認します。普段と明らかに様子が違う場合は、無理に送り出さず大会スタッフや医療スタッフへ相談してください。
5.励まし方を事前に話し合う
苦しいときに欲しい言葉は人によって違います。明るく励ましてほしい人もいれば、静かに必要なことだけ伝えてほしい人もいます。レース前に「弱気になったとき、どう接してほしいか」「中止を検討する基準は何か」を共有しておくと、現場で迷いにくくなります。
6.クルー自身の食事・睡眠・防寒も準備する
長いレースでは、クルーも夜通し移動して待つことがあります。自分の水分、食事、雨具、防寒着、ヘッドライト、モバイルバッテリー、休める場所を準備しましょう。クルーが疲労して判断力を失うと、安全なサポートが難しくなります。運転を交代できる体制も大切です。
7.完璧に立て直そうとしない
クルーが選手の痛みや疲労をすべて解決できるわけではありません。できることは、現状を一緒に整理し、補給や装備を整え、次の小さな目標へ意識を向ける手助けです。必要なときにそばにいること自体が、大きな支えになります。
ランナー側がクルーへ伝えておくこと
良いサポートには、ランナー側の準備も欠かせません。レース前に次の情報を共有しましょう。
各エイドの予定通過時間と、想定する早着・遅延の幅
区間ごとに必要な補給、着替え、装備
食べやすい物と、体調が悪いときにも受け付けやすい物
過去に起きたトラブルや注意すべき痛み
励まし方や、声をかけずに休ませてほしい場面
中止や医療スタッフへの相談を考える基準
大会本部、宿泊先、家族など緊急時の連絡先
計画は固定せず、当日の状況に合わせて変える前提で共有します。ランナーが自分で考える余力を失ったときにも、事前の合意が判断の助けになります。
Suuntoでレース状況を共有する
レース前にはコースデータをSuuntoアプリへ取り込み、区間距離、累積標高、エイドの位置を確認しておきましょう。対応するウォッチへルートを同期すれば、レース中に現在地と進行方向をオフラインマップ上で確認できます。詳しい操作は登山・トレイルランニングで役立つ地図・ナビゲーションガイドで紹介しています。
長時間レースでは、Suunto Race 2やSuunto Vertical 2のバッテリー設定を、想定する行動時間に合わせて事前に確認しておくことも重要です。ウォッチの記録はクルーのライブトラッキングに代わるものではありませんが、選手が自分のペース、距離、標高、ルートを把握する助けになります。
トレイルランニングはチームスポーツでもある
フィニッシュラインを越えるのは一人でも、そこへ至るまでには多くの人の支えがあります。クルー、家族、友人、大会スタッフ、ボランティア、応援する人々。ウルトラトレイルは、選手と周囲の人との信頼によって成り立つチームスポーツでもあります。
世界のトレイルランニングを支える仕組みについては、SuuntoとUTMB World Seriesのパートナーシップをご覧ください。日本の実践例として、KAGASPA 50Kで優勝した吉住友里選手のインタビューも紹介しています。
ランナーとしてクルーに支えてもらった経験は、次に誰かを支えるときの力になります。マルティナとダコタのように役割を交代すると、レースを見る視点が広がり、互いへの理解も深まります。
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ランニング中に音楽を聴くには?安全な楽しみ方と練習別の使い分け
音楽を聴きながら走ると気分が上がる人もいれば、静かな環境のほうが集中できる人もいます。ポッドキャストを楽しみながらゆっくり走り、ペースを上げたい場面では音楽へ切り替えるなど、目的や気分によって音声を使い分けるランナーもいます。
大切なのは、音楽を「いつでも流すもの」にするのではなく、その日のトレーニングと走る環境に合わせて選ぶことです。この記事では、Suuntoアスリートのキミ・シュライバーとゴードン・クラークの実例をもとに、ランニング中の音楽・ポッドキャストの取り入れ方と、安全に楽しむためのポイントを紹介します。
目次
ランニング中に音楽を聴く理由
練習内容に合わせた使い分け
Suuntoアスリートの楽しみ方
音楽を安全に楽しむためのポイント
ランニング向けオープンイヤーイヤホンの選び方
ランニングをもっと楽しむ関連記事
まとめ
ランニング中に音楽を聴く理由
ランニング中の音楽の役割は、人によって異なります。走り始めるきっかけになったり、単調なロードランを楽しくしたり、苦しい場面で意識を前へ向けたりすることがあります。スタート前にいつもの曲を聴き、緊張を整えるランナーもいます。
一方、ポッドキャストやオーディオブックは、会話を楽しめる余裕のあるイージーランや長時間のゆっくりしたランと相性がよい場合があります。音声へ集中しすぎてペースや周囲への注意がおろそかにならないよう、負荷の低い場面で試してみましょう。
練習内容に合わせた使い分け
「音楽を聴くか、聴かないか」の二択にする必要はありません。トレーニングの目的に合わせ、途中で切り替える方法もあります。
ウォームアップ:落ち着いた音楽やポッドキャストで、身体の状態を確認しながら走り始める
イージーラン:会話を聞き取れる程度の余裕を保ち、音声コンテンツを楽しむ
テンポ走や終盤のペースアップ:自分が集中しやすい曲へ切り替える
技術練習:足音、呼吸、接地の感覚を確認したいときは音声を止める
人通りの少ないトレイル:自然の音や周囲の変化を把握するため、イヤホンを外す選択肢を持つ
レース中のイヤホン使用は、大会によって禁止または制限される場合があります。出場前に必ず大会規則を確認してください。
Suuntoアスリートの楽しみ方
キミ・シュライバー:強度ではなく、その日の気分で選ぶ
トレイルランナーのキミ・シュライバーにとって、音楽はトレーニングやレースの一部です。テンポだけで機械的に選ぶのではなく、その日の気分に合う曲を選びます。特にスタート直前の音楽は、緊張を整え、自信を持って走り出すためのスイッチになっています。
決まった曲を毎回使う必要はありません。気分が乗らない日は穏やかな曲から始め、動きがよくなってきたら力強い曲へ変えるなど、自分の感覚を優先する方法もあります。
ゴードン・クラーク:ポッドキャストから音楽へ切り替える
ゴードン・クラークは、長いランの序盤にポッドキャストを聴くことがあります。身体を温め、その日の調子を確認する時間には会話を楽しみ、ペースを上げて集中したい段階で音楽へ切り替えます。
ただし、人の少ない長いトレイルではイヤホンを外し、自然や周囲の音を聞くこともあります。レースでは観客の声や大会の雰囲気を感じるため、基本的に音楽を使わず、長時間のチャレンジなど必要な場面だけ取り入れています。
音楽を安全に楽しむためのポイント
音楽がランニングを楽しくしてくれても、安全より優先してはいけません。車、自転車、ほかのランナー、信号、大会スタッフの指示など、必要な音を把握できる状態を保ちましょう。
初めて走る道や交通量の多い場所では、音量を下げるか音声を止める
道路横断、交差点、工事区間では、イヤホンの操作をせず周囲へ集中する
夜間や早朝は、音だけに頼らずライトや視認性の高いウェアも使用する
トレイルでは、ほかの利用者、天候、落石、動物などの気配を把握する
音声操作が必要な場合は安全な場所へ移動し、立ち止まって行う
覚えておきたいこと:オープンイヤー型でも、音量や環境によって周囲の音が聞こえにくくなる場合があります。「耳をふさいでいないから安全」と決めつけず、状況に応じて音量を下げる、停止する、イヤホンを外す判断をしてください。
ランニング向けオープンイヤーイヤホンの選び方
日常のランニングで軽さと装着感を重視するなら、耳をふさがない左右独立型のSuunto Sparkが選択肢になります。周囲の音を聞き取りやすいオープンイヤー設計で、音楽を楽しみながら走るランナーのために設計されています。
対応するSuuntoウォッチと連携すれば、ペース、心拍数、距離、ラップなどの情報を音声で確認できます。また、ランニング中のケイデンスやストライドに関するデータを記録し、Suuntoアプリで振り返ることもできます。利用できる機能や対応条件は、商品ページと最新のソフトウェア情報を確認してください。
ウォッチとの連携、音声フィードバック、ランニングデータなどの詳細は、「Suunto RunとSuunto Sparkで音楽を楽しむ方法」で紹介しています。
ランニングをもっと楽しむ関連記事
音楽を取り入れながらランニングを続けたい人は、次の記事もあわせてご覧ください。
ランナーが選んだレース前のプレイリスト:スタート前に気分を整え、高める曲を探したい人へ
軽量GPSウォッチSuunto Runで走り始めよう:音楽操作にも対応するランニング向けウォッチの特徴を紹介
Suunto RunとSuunto Race Sの違いを比較:軽さ、トレーニング、地図機能から自分に合うモデルを選びたい人へ
まとめ
ランニング中の音楽やポッドキャストには、気分を整え、長いランを楽しみ、集中したい場面へ切り替えるきっかけになるという魅力があります。一方、すべてのランで流し続ける必要はありません。
ウォームアップではポッドキャスト、ペースアップでは音楽、周囲への注意が必要な場所では停止するなど、練習目的と環境に合わせて使い分けましょう。自分の身体と周囲の音の両方へ意識を向けることが、音楽とランニングを長く楽しむための基本です。
軽やかなランニングに、オープンイヤーサウンドを
耳をふさがず、音楽とランニングデータを楽しめるSuunto Sparkをチェック。
Suunto Sparkを見る