トレーニング後の回復を確認する4つの方法|HRV・睡眠・負荷・感覚をSuuntoでチェック

SuuntoClimb, SuuntoRide, SuuntoRun, SuuntoSki, SuuntoSwimDecember 05 2023

トレーニングを続けていると、「今日は頑張れる日なのか」「少し休んだ方がいいのか」がわかりにくいことがあります。

走行距離やペース、ワークアウトの回数を増やすことは、パフォーマンス向上につながります。一方で、回復が追いつかないまま負荷をかけ続けると、疲労が抜けにくくなったり、パフォーマンスが落ちたり、ケガのリスクが高まることもあります。

回復状態を確認するには、感覚だけでなく、HRV、睡眠、トレーニング負荷、運動後の主観的な感覚などを組み合わせて見ることが大切です。

この記事では、SuuntoウォッチとSuuntoアプリを使って、トレーニング後の回復を確認する4つの方法を紹介します。

目次

  • なぜトレーニング後の回復確認が大切なのか
  • 回復状態を確認する4つのポイント
  • 1. HRVで回復状態を確認する
  • 2. 睡眠時間と睡眠の質を確認する
  • 3. トレーニング負荷のバランスを見る
  • 4. 運動後の主観的な感覚を記録する
  • 回復状態をどうトレーニングに活かすか
  • SuuntoウォッチとSuuntoアプリで回復を管理する
  • 回復を見るときに気をつけたいこと
  • ランニングウォッチで回復管理を始めたい方へ
  • まとめ|回復はHRV・睡眠・負荷・感覚を組み合わせて見る

なぜトレーニング後の回復確認が大切なのか

リカバリーは、トレーニングの一部です。

運動で身体に負荷をかけた後、休息や睡眠、栄養によって身体は回復し、次のトレーニングに適応していきます。しっかり回復できている状態でトレーニングを積み重ねることで、パフォーマンス向上につながりやすくなります。

一方で、疲労が残ったまま強度の高いトレーニングを続けると、身体がうまく適応できず、調子が上がらない、集中力が続かない、睡眠の質が落ちる、いつもより心拍数が高いといったサインが出ることがあります。

毎回のトレーニングを頑張ることと同じくらい、「どれくらい回復できているか」を確認することが大切です。

回復状態を知ることで、今日は予定通り走るのか、軽めのジョグにするのか、休息日にするのかを判断しやすくなります。

回復状態を確認する4つのポイント

回復状態を確認するときは、ひとつの数値だけで判断しないことが大切です。

睡眠は十分でも、トレーニング負荷が高すぎることがあります。HRVが低くても、仕事や移動、ストレスの影響を受けている場合もあります。数値と自分の感覚をあわせて見ることで、身体の状態をより理解しやすくなります。

SuuntoウォッチとSuuntoアプリで回復を確認するときは、次の4つを意識してみましょう。

指標 確認できること
HRV 自律神経の状態やストレスへの適応
睡眠 回復の土台となる休息時間と傾向
トレーニング負荷 直近と長期の負荷バランス
主観的な感覚 数値だけでは見えにくい疲労感や違和感


ここからは、それぞれの見方を紹介します。

1. HRVで回復状態を確認する

HRVとは、心拍変動のことです。心拍と心拍の間隔の変化をもとに、身体のストレス状態や回復傾向を確認するための指標として使われます。

HRVは、トレーニングだけでなく、睡眠不足、仕事のストレス、移動、体調不良、飲酒、暑さや寒さなど、さまざまな要因の影響を受けます。

対応するSuuntoウォッチでは、HRVを確認することで、自分の身体がどのような状態にあるかを把握しやすくなります。

例えば、いつもよりHRVが低い状態が続いている場合、身体がストレスを受けていたり、回復が追いついていなかったりする可能性があります。そのような日は、予定していた高強度トレーニングを軽めにする、休息を優先する、睡眠時間を確保するなどの判断につなげやすくなります。

ただし、HRVは1日の数値だけで判断するものではありません。大切なのは、自分の通常の傾向と比べてどう変化しているかを見ることです。

HRVを見るときのポイント

  • 1日だけで判断しない
  • 自分の通常値や傾向と比べる
  • 睡眠、疲労感、トレーニング負荷とあわせて見る
  • 数値が低い日は無理に追い込まない
  • 体調不良やストレスのサインとしても参考にする

HRVについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

▶︎関連記事:HRVとは?心拍変動を理解してトレーニングの回復を最適化する方法

2. 睡眠時間と睡眠の質を確認する

睡眠は、回復の土台です。

どれだけ良いトレーニングをしても、睡眠時間が短かったり、睡眠の質が低かったりすると、身体は十分に回復しにくくなります。特にランニング、サイクリング、トレイルランニングなど、継続的に負荷がかかるスポーツでは、睡眠を軽視しないことが大切です。

対応するSuuntoウォッチでは、睡眠時間、睡眠の傾向、睡眠中の身体の状態などを確認できます。日々の睡眠を記録することで、自分がどれくらい眠れているのか、トレーニング量が増えた時期に睡眠が乱れていないかを振り返りやすくなります。

睡眠を見るときのポイント

  • 睡眠時間が十分か
  • 寝つきや目覚めに違和感がないか
  • 夜中に何度も起きていないか
  • トレーニング量が増えた週に睡眠が乱れていないか
  • 朝起きたときに疲労感が残っていないか

睡眠が不足している日は、身体が回復しきっていない可能性があります。予定していたトレーニングをすべてこなすことよりも、軽めの運動や休息を選ぶ方が、長期的には良い結果につながることがあります。

3. トレーニング負荷のバランスを見る

回復状態を考えるときは、直近のトレーニング負荷も確認しておきましょう。

同じ「疲れている」という感覚でも、睡眠不足による疲労なのか、短期間で負荷が増えたことによる疲労なのかで、次に取るべき行動は変わります。

例えば、ここ数日で強度の高い練習が続いている場合、身体には普段より大きな負荷がかかっています。さらに睡眠不足や仕事のストレスが重なると、回復が追いつきにくくなることがあります。

Suuntoアプリでは、トレーニング負荷や進歩の傾向を確認できます。今週の負荷が普段より高すぎないか、長期的に負荷が積み上がっているか、レース前に負荷を調整できているかを見ることで、回復の必要性を判断しやすくなります。

トレーニング負荷を見るときのポイント

  • 直近の負荷が急に増えていないか
  • 強度の高い練習が連続していないか
  • 疲労感があるのに負荷を増やし続けていないか
  • レース前に負荷を調整できているか
  • 長期的に無理なく積み上げられているか

トレーニング負荷の詳しい見方や、Suuntoアプリで進歩を確認する方法は、こちらの記事で紹介しています。

▶︎関連記事:ランニングのトレーニング負荷を管理する方法|Suuntoアプリとウォッチで疲労・進歩をチェック

4. 運動後の主観的な感覚を記録する

Suunto GPS watches and Suunto app’s Training Zone collect and help you analyze your recovery based on indicators like heart rate variability, sleep, training stress balance and subjective feeling after workouts.

回復状態を見るときは、数値だけでなく、自分の感覚も大切です。

HRVや睡眠、トレーニング負荷は役立つ指標ですが、身体の違和感、気分、疲労感、集中力、脚の重さなどは、数値だけではわかりにくいことがあります。

トレーニング後に「今日は余裕があった」「思ったよりきつかった」「脚が重かった」「呼吸が苦しかった」「気持ちよく動けた」などを記録しておくと、後から振り返ったときに、自分のコンディションの変化に気づきやすくなります。

対応するSuuntoアプリでは、運動後の感覚やメモを残すことで、数値と主観的なコンディションをあわせて確認できます。

記録しておきたい感覚

  • 疲労感
  • 脚の重さ
  • 呼吸のしやすさ
  • 気分や集中力
  • 筋肉や関節の違和感
  • トレーニングのきつさ
  • 翌日の疲れ具合

例えば、トレーニング負荷は高くないのに「いつもよりきつい」と感じる日が続く場合、睡眠不足やストレス、体調の変化が影響しているかもしれません。

逆に、負荷が高めでも睡眠が十分で、身体の感覚も良い場合は、トレーニングにうまく適応できている可能性があります。

数値と感覚を一緒に見ることで、より現実に近い回復状態を把握しやすくなります。

回復状態をどうトレーニングに活かすか

回復状態を確認する目的は、数値を眺めることではありません。大切なのは、その日の状態に合わせてトレーニングを調整することです。

回復状態が良いと感じる日

HRVや睡眠、主観的な感覚が良く、疲労感も少ない日は、予定していたトレーニングを行いやすい状態です。インターバル、テンポ走、ロング走など、負荷の高いメニューを入れる場合も、身体の反応を見ながら進めましょう。

疲労が残っている日

睡眠不足、HRVの低下、脚の重さ、集中力の低下などがある日は、無理に追い込まない選択も大切です。

その日のメニューを軽めのジョグやウォーキングに変更する、休息日にする、ストレッチやリカバリーを優先するなど、身体の状態に合わせて調整しましょう。

負荷が高い状態が続いているとき

数日から数週間にわたって負荷が高い状態が続いている場合は、意識的に回復日を入れることが大切です。

トレーニングは、負荷と回復のバランスで成り立ちます。頑張る日と休む日をうまく組み合わせることで、継続しやすくなり、パフォーマンス向上にもつながります。

SuuntoウォッチとSuuntoアプリで回復を管理する

SuuntoウォッチとSuuntoアプリを使うと、日々のトレーニングと回復状態をまとめて確認しやすくなります。

対応するSuuntoウォッチでは、心拍数、HRV、睡眠、トレーニング負荷、回復状態などを確認できます。Suuntoアプリでは、ワークアウトの記録やトレーニングの傾向を振り返ることで、自分の状態をより立体的に把握できます。

回復を管理するときは、以下のような流れで確認するとわかりやすくなります。

  • 朝、睡眠とHRVの傾向を確認する
  • 前日のトレーニング負荷を振り返る
  • 脚の重さや疲労感など、自分の感覚を確認する
  • 予定していたトレーニングをそのまま行うか調整する
  • トレーニング後に感覚を記録する

この流れを習慣にすると、「なんとなく疲れている」「なぜか調子が悪い」という状態を、少しずつ具体的に理解しやすくなります。

インターバルや高強度トレーニングを取り入れる場合は、回復状態を確認しながら行うことも大切です。

▶︎関連記事:インターバルトレーニングのやり方|ランニング向けワークアウトをSuuntoアプリで作成する方法

回復を見るときに気をつけたいこと

回復に関する数値は便利ですが、完璧な答えを出してくれるものではありません。

HRVや睡眠、トレーニング負荷は、身体の状態を理解するためのヒントです。数値が良いから必ず追い込んでよい、数値が悪いから必ず休まなければならない、というものではありません。

大切なのは、数値と自分の感覚をあわせて見ることです。

また、体調不良、痛み、強い疲労感がある場合は、ウォッチの数値に関係なく無理をしないことが大切です。必要に応じて休息を取り、症状が続く場合は専門家に相談しましょう。

ランニングウォッチで回復管理を始めたい方へ

回復状態を確認しながらトレーニングを続けたい方は、日々の記録を残せるランニングウォッチが役立ちます。

GPS、心拍数、睡眠、HRV、トレーニング負荷などを継続的に記録することで、自分に合った練習量や休息のタイミングを見つけやすくなります。

初めてランニングウォッチを選ぶ方は、こちらの記事も参考にしてください。

▶︎関連記事:初めてのランニングウォッチの選び方|初心者が失敗しないポイントを解説

Suuntoのランニングウォッチを比較したい方は、こちらの記事も参考にしてください。

▶︎関連記事:スントのランニングウォッチとは?Suunto Run・Race S・Race 2の選び方

まとめ|回復はHRV・睡眠・負荷・感覚を組み合わせて見る

トレーニング後の回復状態を確認するには、ひとつの数値だけではなく、複数のサインを組み合わせて見ることが大切です。

HRVは、身体のストレスや回復傾向を知るヒントになります。

睡眠は、回復の土台になります。

トレーニング負荷は、疲労がどれくらい積み重なっているかを考える材料になります。

運動後の主観的な感覚は、数値だけでは見えにくい身体の状態を教えてくれます。

SuuntoウォッチとSuuntoアプリを活用すれば、日々のトレーニングと回復状態を記録しながら、自分のコンディションを把握しやすくなります。

頑張る日と休む日をうまく組み合わせて、無理なく、長くトレーニングを続けていきましょう。

▶︎Suuntoのトレーニング回復が確認できるランニングウォッチを見る

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