SUUNTOブログ
SUUNTOのGPSウォッチのバッテリーモードを解説|違い・選び方・長持ちさせる方法
SUUNTOのGPSウォッチには、運動時間や必要な計測精度に合わせて選べる複数のバッテリーモードがあります。
「通常はどのモードを選べばいい?」「省電力なモードにすると何が変わる?」「できるだけ長時間記録するには?」と迷ったことがある方も多いのではないでしょうか。
GPSウォッチSUUNTOのバッテリーモードは、単に消費電力を抑えるための機能ではありません。GPS精度や心拍計測などを調整し、計測精度とバッテリー駆動時間のバランスを選ぶための機能です。
この記事では、SUUNTOの充電式GPSスポーツウォッチに共通するバッテリーモードの考え方、アクティビティに合わせた選び方、バッテリーを長持ちさせるポイントを解説します。
※利用できるモードの名称や設定内容は、モデルによって異なります。掲載情報は2026年7月時点のものです。
SUUNTO GPSウォッチのバッテリーモードとは?
バッテリーモードとは、エクササイズを記録するときの消費電力とウォッチのパフォーマンスを調整する機能です。
対応モデルでは、エクササイズを開始する前に、現在選択しているバッテリーモードであと何時間記録できるか、推定駆動時間が表示されます。
モードを変更すると駆動時間を延ばせる一方、GPS精度や心拍計測など、一部の設定や機能も変わります。バッテリー残量が少なくなった場合、より長く使用できるモードへの変更をウォッチが提案することもあります。
基本的な考え方は、次のとおりです。
重視すること
モード選びの考え方
GPS精度や詳細な計測
精度を優先するモード
精度と駆動時間のバランス
中間のバッテリーモード
長時間の記録
駆動時間を優先するモード
最も長持ちするモードが、常に最適とは限りません。
短時間のランニングでは精度を優先し、長時間の登山やウルトラレースでは駆動時間を優先するなど、アクティビティの内容と予定時間に合わせて選ぶことが大切です。
「バッテリーモード」と「省電力」は別の機能
SUUNTOウォッチには、エクササイズ中の「バッテリーモード」と、日常使用時の「省電力」設定があります。
バッテリーモードは、ランニングや登山などを記録している間のGPS精度や計測機能を調整するものです。
一方の省電力設定は、エクササイズをしていない日常使用時の消費電力を抑えるための機能です。対応モデルで省電力を有効にすると、振動、毎日の心拍計測、Bluetooth通知などがオフになり、充電間隔を延ばすことができます。(省電力モードはバッテリー充電レベルが 10% になると自動的に有効化されます。)
目的に合わせて、次のように使い分けましょう。
エクササイズ中の連続記録時間を延ばしたい:バッテリーモードを変更する
日常使用で充電回数を減らしたい:省電力設定を使用する
モデル別|SUUNTO GPSウォッチのバッテリーモード一覧
バッテリーモードの基本的な考え方は共通していますが、利用できるモードの名称や数はモデルによって異なります。
主なモデル
プリセットされているバッテリーモード
Suunto Race 2
パフォーマンス/エンデュランス/ウルトラ/ツアー
Suunto Race
パフォーマンス/エンデュランス/ウルトラ/ツアー
Suunto Vertical 2
パフォーマンス/エンデュランス/ウルトラ/ツアー
Suunto Vertical
パフォーマンス/エンデュランス/ウルトラ/ツアー
Suunto Race/Race S
パフォーマンス/エンデュランス/ウルトラ/ツアー
Suunto Ocean
パフォーマンス/エンデュランス/ウルトラ/ツアー
Suunto Run
パフォーマンス/エンデュランス/省電力
Suunto 9 Peak Pro
パフォーマンス/エンデュランス/ツアー
Raceシリーズ、Verticalシリーズ、Suunto Oceanには、パフォーマンス、エンデュランス、ウルトラ、ツアーの4種類が用意されています。Suunto Runはパフォーマンス、エンデュランス、省電力の3種類、9 Peak Proはパフォーマンス、エンデュランス、ツアーの3種類です。
一部のモデルでは、GPS精度や画面設定などを調整したカスタムバッテリーモードも作成できます。カスタムモードの対応状況や変更できる項目は、モデルによって異なります。
なお、Suunto Oceanのバッテリー節約設定は、ランニングや登山などのスポーツ記録時に使用する機能です。ダイブアクティビティには影響しないため、ダイビング前には別途バッテリー残量を確認してください。SUUNTOでは、残量10%未満でダイビングを開始しないよう案内しています。
パフォーマンス・エンデュランス・ウルトラ・ツアーの違い
各モードの具体的な設定はモデルによって異なりますが、基本的な位置づけは次のとおりです。
パフォーマンス:計測精度を優先する基本モード
パフォーマンスは、GPS精度や計測データを重視するモードです。多くの対応モデルで、エクササイズ開始時のデフォルトモードに設定されています。
日常のランニング、インターバルトレーニング、マラソン、ルートを正確に記録したい登山などに適しています。
予定時間に対してバッテリーが十分に持つ場合は、まずパフォーマンスを基準に考えるとよいでしょう。
エンデュランス:精度と駆動時間のバランス
エンデュランスは、パフォーマンスよりも消費電力を抑えながら、一定の計測精度を維持するモードです。
長時間のトレイルランニング、日帰り登山、ロングライドなど、「できるだけ詳しく記録したいものの、パフォーマンスでは最後まで持つか不安」という場面に向いています。
ウルトラ:長時間の記録を優先
ウルトラは、エンデュランスよりもさらに駆動時間を重視するモードです。
100マイルレースや24時間イベントなど、細かな計測精度よりも、アクティビティ全体を最後まで記録することを優先したい場面で候補になります。
ウルトラはすべてのモデルに搭載されているわけではありません。Suunto Runや9 Peak Proでは、別のモード構成になっています。
ツアー:最長の記録時間を優先
ツアーは、複数日の縦走や長時間の遠征など、できるだけ長く記録を続けたい場面に適したモードです。
Raceシリーズ、Verticalシリーズ、Suunto Ocean、9 Peak Proでは、ツアーを選ぶと、標準設定で手首心拍と心拍ベルトによる計測が無効になります。
心拍数を含めたトレーニングデータを残したい場合は、エクササイズ開始前に選択中のモードと設定内容を確認してください。
代表モデルのバッテリー駆動時間
モデルによって本体サイズ、ディスプレイ、GPS、バッテリー容量などが異なるため、駆動時間にも違いがあります。
以下は、代表モデルの公称バッテリー駆動時間です。
モデル
高精度GPSでの連続記録
最長GPS記録
日常使用の目安
Suunto Race 2
最大55時間
最大200時間
最大18日間
Suunto Race
最大50時間
最大200時間
最大16日間
Suunto Race S
最大30時間
最大120時間
最大9日間
Suunto Vertical 2
最大65時間
最大250時間
最大20日間
Suunto Vertical
最大65時間、ソーラー使用時最大90時間
最大500時間
最大30日間、ソーラー使用時最大60日間
Suunto Run
最大20時間
最大40時間
最大12日間
Suunto Ocean
最大50時間
最大200時間
最大16日間
Suunto 9 Peak Pro
最大40時間
最大300時間
最大21日間
表を見るときの注意点
「高精度GPSでの連続記録」は、パフォーマンスなど、最も高いGPS精度でエクササイズを記録した場合の目安です。
「最長GPS記録」は、ツアーや省電力など、駆動時間を優先したモードでの目安です。GPS精度が下がるほか、心拍計測などが無効になる場合があります。
「日常使用」は、基本的にトレーニングを含まず、毎日の心拍計測をオンにし、手首を上げたときに画面が点灯する条件での目安です。モデルごとに測定条件が異なるため、単純に数値だけを比較するのではなく、自分の使い方に近い条件を確認してください。
実際の駆動時間は、画面設定、地図、ナビゲーション、通知、心拍計測、GPSの受信状況、気温、バッテリーの使用年数などによって変わります。
バッテリーモードはどう選ぶ?
日常のランニングやトレーニング
数十分から数時間程度のトレーニングでは、パフォーマンスが基本です。
距離、ペース、ルートを詳しく振り返りたい場合や、インターバルトレーニングのように細かな変化を確認したい場合は、精度を優先しましょう。
マラソンや日帰り登山
パフォーマンスの推定駆動時間が、予定している行動時間を十分に上回っていれば、そのままパフォーマンスを使用できます。
残量に余裕がない場合は、エンデュランスなど、精度と駆動時間のバランスを取ったモードを選びます。
「フルマラソンだから必ずパフォーマンス」「登山だから必ずエンデュランス」と決めるのではなく、スタート時の充電残量と推定駆動時間を見て判断することが大切です。
ロングトレイルやウルトラレース
長時間のイベントでは、まずエンデュランスを検討します。
エンデュランスでも最後まで持たない可能性がある場合は、ウルトラや省電力など、そのモデルに用意されている長時間側のモードへ切り替えます。
ただし、駆動時間を優先するほど、GPS精度や心拍計測などが変わる可能性があります。「何時間持つか」だけでなく、「必要なデータが残るか」も確認してください。
複数日の縦走や遠征
充電できない環境で数日間記録したい場合は、ツアーなど、最長記録を優先するモードが候補になります。
ツアーは、細かなペースや心拍数の分析よりも、アクティビティ全体を最後まで記録することを重視する場面に適しています。
地図やナビゲーションを多く使う場合
ルートを正確に確認したい場合は、可能な範囲でGPS精度を維持できるモードを選びましょう。
対応モデルでは、地図を長時間表示するとバッテリー消費が大きくなり、公称値より駆動時間が短くなる場合があります。分岐やルート確認が必要な場所で地図を開き、確認後は通常のデータ画面に戻す使い方が効果的です。
迷ったときの選び方
バッテリーモードに迷ったら、次の順番で考えてみましょう。
予定しているアクティビティの時間を確認する
スタート画面で推定駆動時間を見る
予定時間を十分に上回るモードを選ぶ
GPSや心拍など、必要な機能が有効になっているか確認する
基本は、予定時間に対して十分に持つ範囲で、できるだけ精度の高いモードを選ぶことです。
表示される推定駆動時間と予定時間がほぼ同じ場合は、途中での時間延長や気温、地図の使用などを考慮し、一段階長く使用できるモードを選ぶと安心です。
SUUNTOのバッテリーを長持ちさせる7つのポイント
1.スタート前に推定駆動時間を確認する
バッテリー残量のパーセントだけでなく、現在のモードであと何時間記録できるかを確認しましょう。
対応モデルでは、エクササイズ開始前に推定駆動時間が表示され、記録中に残量が少なくなると、長時間側のモードへの変更が提案されます。
2.アクティビティに合ったモードを選ぶ
短時間のトレーニングで、最初からツアーなどの最長モードを選ぶ必要はありません。
通常はパフォーマンスを基本にし、予定時間に対してバッテリーが足りない場合に、エンデュランス、ウルトラ、ツアーなどへ段階的に切り替えましょう。
3.地図を表示し続けない
地図やナビゲーションは便利ですが、長時間の表示はバッテリー消費を増やします。
ルート確認が必要な場所で使用し、確認後はデータ画面に戻すことで、不要な消費を抑えやすくなります。
4.画面設定を見直す
AMOLEDディスプレイ搭載モデルでは、画面の明るさや表示時間、常時表示の設定が駆動時間に影響します。
屋外で確認できる範囲に明るさを調整し、常時表示が不要な場合はオフにするなど、使用環境に合わせて設定を見直しましょう。
5.日常使用では省電力設定を活用する
毎日の心拍計測、振動、スマートフォンからの通知を常に必要としない場合は、省電力設定を活用できます。
ただし、心拍数、睡眠、回復などのデータを継続して記録したい場合は、必要な機能までオフにしないよう注意してください。
6.寒い環境では余裕を持つ
低温環境では、通常よりも1回の充電で使用できる時間が短くなる場合があります。また、充電式バッテリーの容量は、使用年数とともに徐々に低下します。
冬山や寒冷地でのレースでは、表示されている推定時間ぎりぎりではなく、余裕のあるモードを選びましょう。
7.出発前に充電と設定を確認する
長時間のアクティビティでは、出発前に次の項目を確認しましょう。
バッテリー残量
推定駆動時間
選択中のバッテリーモード
心拍計測のオン・オフ
使用するルートや地図
外部センサーとの接続
スタート前に確認することで、「必要な心拍データが記録されていなかった」「途中でバッテリーが切れてしまった」といった失敗を防ぎやすくなります。
公称の駆動時間と実際の使用時間が違うのはなぜ?
製品ページに記載されているバッテリー駆動時間は、一定の条件で測定された目安です。
実際の駆動時間は、次のような条件によって変わります。
選択しているバッテリーモード
GPSの受信環境
地図やナビゲーションの使用
画面の明るさや表示時間
心拍計測
Bluetooth通知
気温
バッテリーの使用年数
特に、地図の使用は消費電力を増やします。また、低温環境では1回の充電で使用できる時間が短くなり、充電式バッテリーの容量は経年によって少しずつ低下します。
公称値と実際の使用時間に差がある場合は、故障と判断する前に、現在の設定や使用している機能を確認しましょう。
よくある質問
バッテリーの消耗が以前より早くなったように感じます。どうすればよいですか?
まず、ウォッチのソフトウェアが最新バージョンになっているか確認してください。
ソフトウェアアップデートには、新機能だけでなく、動作の改善や不具合の修正、パフォーマンスの最適化が含まれることがあります。ウォッチをSuuntoアプリと同期し、利用可能なアップデートがあればインストールしてください。
ソフトウェアが最新の場合は、ウォッチを一度再起動してみましょう。再起動はソフトリセットとも呼ばれ、ウォッチの機能が通常どおり動作していない場合の改善に役立つことがあります。通常、保存されている設定やエクササイズデータは消去されませんが、操作方法はモデルによって異なるため、使用モデルのユーザーガイドを確認してください。
あわせて、次の設定も確認しましょう。
画面の明るさや常時表示
毎日の心拍計測
血中酸素などの自動計測
スマートフォンからの通知
地図やナビゲーションの長時間表示
エクササイズで使用しているバッテリーモード
充電が正常にできていない場合は、ウォッチと充電ケーブルの接点に汗、水分、汚れが付着していないか確認してください。ケーブルの損傷やUSB電源側の問題が原因になることもあります。
ソフトウェアの更新、再起動、設定や充電環境の確認を行っても急激な消耗が続く場合は、使用モデル、ソフトウェアバージョン、充電後にどの程度の時間で残量が減るかを記録し、SUUNTOカスタマーサポートへお問い合わせください。
工場出荷時の状態に戻すハードリセットは、ウォッチ内の未同期データや設定を消去します。最初の対処としては行わず、必要なデータをSuuntoアプリへ同期したうえで、ユーザーガイドやサポートの案内に従ってください。
バッテリーモードはエクササイズ中にも変更できますか?
対応モデルでは、記録中にバッテリー残量が少なくなると、より長時間使用できるモードへの変更が提案されます。
表示される案内に従って切り替えることで、アクティビティを最後まで記録できる可能性を高められます。
いつもパフォーマンスを使用しても問題ありませんか?
予定時間に対してバッテリーが十分に持つ場合は、パフォーマンスを基本にして問題ありません。
日常のランニングやトレーニングなど、GPS精度と詳細なデータを重視する場面に適しています。
最も長持ちするモードにするとGPSは使えなくなりますか?
GPSによる記録自体は継続されますが、GPS精度や設定が変わる場合があります。
また、ツアーでは心拍計測が標準で無効になるモデルがあります。具体的な設定はモデルによって異なるため、スタート画面でモードの内容を確認してください。
ツアーモードでも心拍数は記録されますか?
Raceシリーズ、Verticalシリーズ、Suunto Ocean、9 Peak Proでは、ツアーモードを選択すると、標準設定で手首心拍と心拍ベルトによる計測が無効になります。
心拍データが必要な場合は別のモードを選ぶか、対応モデルではCustomバッテリーモードを検討してください。
まとめ:必要な精度を保ちながら、最後まで記録できるモードを選ぼう
SUUNTOのバッテリーモードは、単にウォッチを長持ちさせるための機能ではありません。
GPS精度や心拍計測などを調整し、その日のアクティビティに必要な性能と駆動時間のバランスを選ぶための機能です。
日常のトレーニングではパフォーマンスを基本にし、予定時間に対して推定駆動時間が足りない場合は、エンデュランス、ウルトラ、ツアーなど、使用モデルに用意されている長時間側のモードへ切り替えましょう。
選ぶときのポイントは、次の3つです。
予定しているアクティビティの時間
スタート画面に表示される推定駆動時間
GPSや心拍など、記録したいデータ
必要なデータを残しながら、アクティビティ終了まで記録できるモードを選ぶこと。それが、SUUNTOのバッテリー性能を最大限に活用するポイントです。
スントのランニングウォッチとは? Suunto Run・Race S・Race 2 の選び方
ランニングウォッチを選ぶとき、「軽さを重視するべきか」「オフラインマップは必要か」「マラソン練習にも使えるか」「バッテリーはどれくらい必要か」で迷う人は多いかもしれません。
Suuntoには、日々のランニングをシンプルに記録したい人向けのSuunto Run、軽さと本格的なトレーニング機能を両立したSuunto Race S、大きな画面と高いパフォーマンス機能を備えたSuunto Race 2があります。
この記事では、Suunto Run、Race S、Race 2の違いを、オフラインマップ対応、バッテリー持ち、ランニングスタイル別にわかりやすく紹介します。
初めてランニングウォッチを選ぶ方は、基本的な選び方をまとめたこちらの記事も参考にしてください。
▶︎関連記事:初めてのランニングウォッチの選び方|初心者が失敗しないポイントを解説
Suuntoのランニングウォッチでできること
Suuntoのランニングウォッチは、距離、ペース、心拍数、GPSルート、トレーニング負荷、回復状態などを記録し、日々のランニングを見える化するためのツールです。
スマートフォンだけでは確認しにくいペースや心拍数を手元で確認できるため、ジョギング、5km、10km、ハーフマラソン、フルマラソン、トレイルランニングまで、目的に合わせたトレーニングに活用できます。
フォーム改善やインターバルトレーニングなど、練習内容を少しずつ広げていきたい方にも、ランニングウォッチは役立ちます。
▶︎関連記事:ランニングフォームを改善する8つのドリル|姿勢・接地・ピッチを整える練習方法
Suunto Run・Race S・Race 2の違いを比較
Suunto Run、Race S、Race 2は、どれもランニングに使えるSuuntoウォッチですが、向いているランナーや使い方が異なります。
大きな違いは、軽さ、オフラインマップ対応、バッテリー持ち、トレーニング機能の深さです。日々のランニングをシンプルに記録したいのか、マラソン練習を計画的に進めたいのか、トレイルランや長時間レースでも使いたいのかによって、選ぶモデルが変わります。
モデル
位置づけ
オフラインマップ
GPSトレーニング時バッテリー
おすすめの人
Suunto Run
軽量・シンプルなランニングウォッチ
非対応
最大20時間
初めての1台、日々のジョギング、5km〜10km
Suunto Race S
小型で本格機能を備えたパフォーマンスモデル
対応
最大30時間
マラソン練習、レース、日常使いも重視
Suunto Race 2
大画面・高機能な上位モデル
対応
最大55時間
本格的なトレーニング、長時間レース、マップ活用
Suunto Runは、36gの軽量設計、デュアルバンドGPS、AMOLEDディスプレイ、トレーニング時最大20時間のバッテリー、インターバルトレーニングやゴーストランナーなどのラン特化ツールを備えたモデルです。オフラインマップには対応していませんが、日々のランニングや5km、10km、ジョギングの記録には使いやすいシンプルな選択肢です。
▶︎関連記事:ランニングウォッチ、スントラン(Suunto Run)とは?ランナー向け機能紹介
Suunto Race Sは、コンパクトなサイズ感ながら、オフラインマップ、トレーニング負荷、回復、HRVなどを活用できるパフォーマンスモデルです。最高GPS精度で最大30時間、ツアーモードで最大120時間のトレーニングに対応し、日々のランニングからマラソン練習、レースまで幅広く使えます。
Suunto Race 2は、大きく見やすい1.5インチAMOLEDディスプレイ、オフライン地図、改善されたナビゲーション、115以上のスポーツモード、最長55時間のバッテリーを備えた高機能モデルです。フルマラソン、ウルトラ、トレイルラン、登山など、長時間のアクティビティでも使いたい方に向いています。
Suunto Runがおすすめな人
Suunto Runは、ランニングをこれから習慣化したい人や、軽くて使いやすいGPSランニングウォッチを探している人に向いています。
36gの軽さで日常的に着けやすく、デュアルバンドGPS、AMOLEDディスプレイ、インターバルトレーニング、ゴーストランナー、睡眠や回復の記録など、ランナーに必要な機能をシンプルに使えます。
Suunto Runがおすすめの人
初めてランニングウォッチを買う人
軽さを重視したい人
5km、10km、日々のジョギングを記録したい人
複雑すぎない操作性を求める人
ランニング中にスマートフォンを持たずに音楽を楽しみたい人
Suunto Runは、オフラインマップを使わず、いつもの道や公園、河川敷などでランニングを記録したい方に使いやすいモデルです。軽量で日常的に着けやすいため、ランニングを習慣化したい方にも向いています。また、ウォッチ本体に音楽を保存できるため、ランニング中にスマートフォンを持たずに音楽を楽しみたい方にも向いています。
Suunto Runについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
▶︎関連記事:ランニングウォッチ初心者におすすめ|Suunto Run が最初の1台に向いている理由
Suunto Race Sがおすすめな人
Suunto Race Sは、軽さや着けやすさを重視しながら、より本格的なトレーニング機能を使いたい人に向いています。
マラソン、トレイルランニング、複数スポーツを楽しむ人、トレーニング負荷や回復状態を見ながら計画的に走りたい人にとって、日常使いとレース対応のバランスが取りやすいモデルです。
Suunto Race Sはオフラインマップに対応しているため、初めて走る場所や旅先でのランニング、トレイルランニングにも活用しやすくなります。最高GPS精度で最大30時間のトレーニングに対応しているので、ハーフマラソンやフルマラソンの練習にも安心して使えます。
Suunto Race Sがおすすめの人
10km、ハーフ、フルマラソンに挑戦したい人
トレーニング負荷や回復を確認したい人
Suunto Runより本格的な機能が欲しい人
Race 2ほど大きい画面でなくてもよい人
普段使いしやすいサイズ感を重視する人
オフラインマップを使いたい人
トレーニングの質を高めたい場合は、インターバルメニューをウォッチで管理する使い方もおすすめです。
▶︎関連記事:インターバルトレーニングのやり方|ランニング向けワークアウトをSuuntoアプリで作成する方法
▶︎関連記事:ランニングウォッチの選び方|Suunto RunとSuunto Race Sを徹底比較
Suunto Race 2がおすすめな人
Suunto Race 2は、ランニングだけでなく、トレイルランニング、登山、サイクリングなども本格的に楽しみたい人に向いています。
大きく見やすい1.5インチAMOLEDディスプレイ、オフライン地図、改善されたナビゲーション、豊富なスポーツモードを活用できるため、トレーニングの分析だけでなく、レースやアウトドアでのルート確認にも使いやすいモデルです。
Suunto Race 2は、最長55時間のバッテリーに対応しています。長時間のGPS記録が必要なウルトラマラソン、トレイルランニング、ロングハイク、登山などでも、バッテリーに余裕を持って使いたい方に向いています。
Suunto Race 2がおすすめの人
フルマラソンやウルトラ、トレイルランに取り組みたい人
オフラインマップやルートナビゲーションを使いたい人
大きく見やすい画面を重視する人
ランニング以外のアウトドアスポーツにも使いたい人
長時間レースや長時間のGPS記録を想定している人
長期的に使える高機能モデルを選びたい人
トレイルランニングや登山でも使いたい方は、ルートナビゲーションやクライムガイダンスの活用もおすすめです。
▶︎関連記事:登山・トレイルランのルートナビゲーション|Suuntoクライムガイダンスの便利な使い方
オフラインマップは必要?ランニングスタイル別に考える
ランニングウォッチを選ぶとき、オフラインマップが必要かどうかは、走る場所によって変わります。
いつもの公園、河川敷、街中のランニングが中心であれば、オフラインマップは必須ではありません。距離、ペース、心拍数、ラップを確認できれば、日々のトレーニングには十分活用できます。
一方で、初めて走るコース、トレイルランニング、旅先でのランニング、登山やロング走でも使いたい場合は、オフラインマップがあると安心です。スマートフォンの電波が入りにくい場所でも、事前に地図を準備しておけば、ウォッチ上で現在地や周辺の地形を確認しやすくなります。
Suunto Runは、軽さとシンプルさを重視したランニング向けモデルです。オフラインマップは不要で、日々のランニングを気軽に記録したい方に向いています。
Suunto Race SとSuunto Race 2は、オフラインマップに対応しています。マラソン練習だけでなく、トレイルランニングや登山、初めての場所でのランニングにも使いたい方は、Race SまたはRace 2を選ぶと活用の幅が広がります。
▶︎関連記事:ランニングウォッチの選び方|Suunto RunとSuunto Race Sを徹底比較
バッテリー持ちはどれくらい必要?
ランニングウォッチのバッテリーは、使い方によって必要な時間が変わります。
日々のジョギングや5km、10kmのランニングが中心なら、トレーニング時最大20時間のSuunto Runでも十分使いやすいモデルです。軽くて着けやすく、毎日のランニングを記録したい方に向いています。
ハーフマラソン、フルマラソン、週末の長めのラン、複数日にわたるトレーニング記録まで考えるなら、最高GPS精度で最大30時間のSuunto Race Sが安心です。日常使いとレース対応のバランスが取りやすく、軽さと機能の両方を求める方に向いています。
ウルトラマラソン、トレイルランニング、登山、長時間のGPS記録まで考えるなら、最長55時間のSuunto Race 2が選択肢になります。長時間のアクティビティでもバッテリーに余裕を持ちやすく、オフラインマップやナビゲーション機能もあわせて活用できます。
バッテリーは、GPS精度、ディスプレイ設定、心拍計測、ナビゲーション使用状況などによって変わります。長時間のレースや山で使う場合は、必要な記録時間に余裕を持って選ぶことが大切です。
ランニングスタイル別の選び方
迷ったときは、今のランニングスタイルと、これから挑戦したい目標で選ぶとわかりやすくなります。
ランニングスタイル
おすすめモデル
これからランニングを始める
Suunto Run
5km・10kmを楽しく走りたい
Suunto Run
街中や公園でのランニングが中心
Suunto Run
ハーフマラソンに挑戦したい
Suunto Race S
フルマラソンに向けて計画的に練習したい
Suunto Race S / Race 2
軽さと本格機能を両立したい
Suunto Race S
初めての場所や旅先でも走りたい
Suunto Race S / Race 2
オフラインマップを使いたい
Suunto Race S / Race 2
トレイルランや登山にも使いたい
Suunto Race 2
長時間レースやウルトラにも使いたい
Suunto Race 2
大きく見やすい画面がいい
Suunto Race 2
初めてでも迷わず使いたい
Suunto Run
迷ったらどう選ぶ?
迷った場合は、まず 「オフラインマップが必要か」 と 「どれくらい長くGPS記録を使いたいか」 で考えると選びやすくなります。
シンプルにランニングを記録したいなら、Suunto Run。
オフラインマップは不要で、軽さと使いやすさを重視したい方に向いています。
マラソン練習や日々のトレーニング管理に加えて、オフラインマップも使いたいなら、Suunto Race S。
軽さ、サイズ感、機能のバランスが良く、レースにも日常にも使いやすいモデルです。
ランニングに加えて、トレイル、登山、長時間レース、マップ活用まで考えるなら、Suunto Race 2。
大きく見やすい画面と長いバッテリー持ちを活かして、幅広いアウトドアシーンで使えます。
最初からすべての機能を使いこなす必要はありません。自分の現在の走り方と、これから挑戦したい目標に合わせて選ぶことが大切です。
回復状態を確認しながら練習を続けたい方は、HRVの基本もあわせて理解しておくと、トレーニング計画を立てやすくなります。
▶︎関連記事:HRVとは?Suuntoウォッチで回復状態をチェックする方法
Suuntoのランニングウォッチで、走りをもっと見える化しよう
Suuntoのランニングウォッチは、日々のジョギングからマラソン、トレイルランニングまで、ランナーの目的に合わせて選べます。
軽さとシンプルさを重視するなら Suunto Run。
トレーニングとレースに取り組むなら Suunto Race S。
マップやアウトドア機能まで活用したいなら Suunto Race 2。
自分のランニングスタイルに合った1本を選んで、距離、ペース、心拍数、回復状態を確認しながら、より計画的に走ってみましょう。
まとめ|Suunto Run・Race S・Race 2は、走り方に合わせて選ぶ
Suunto Run、Race S、Race 2は、どれもランニングに使えるSuuntoウォッチですが、向いている使い方が異なります。
Suunto Runは、軽さとシンプルさを重視したい人に。
Suunto Race Sは、マラソン練習や日々のトレーニング管理を始めたい人に。
Suunto Race 2は、ランニングに加えて、トレイルやアウトドアでも本格的に使いたい人におすすめです。
オフラインマップが必要か、どれくらい長くGPS記録を使いたいか、どんなレースや目標に挑戦したいかを考えると、自分に合うモデルを選びやすくなります。
自分の目標や使いたい機能に合わせて、ランニングを続けやすい1本を選びましょう。
▶︎Suuntoのランニングウォッチを見る
登山・トレイルでルートをナビゲーション|Suuntoクライムガイダンスの便利な使い方を解説
登山やトレイルランニングでは、距離だけでなく標高差やこの先の登り下りを把握することが大切です。
同じ10kmのルートでも、平坦な道とアップダウンの多い山道では、必要な体力もペース配分も大きく変わります。「この先どれくらい登るのか」「急な登りはどこから始まるのか」「下りはどれくらい続くのか」を事前に確認できれば、登山やトレイルランのナビゲーション中も、ペース配分や補給、休憩のタイミングを考えやすくなります。
Suuntoウォッチのクライムガイダンスは、ルート上の登り・下り・平坦区間をわかりやすく表示し、登山やトレイルランのナビゲーション中に標高差を確認するのに役立つ機能です。
この記事では、クライムガイダンスの基本、Suuntoアプリでの使い方、登山・トレイルランでの活用シーン、最新版アップデートによる進化を紹介します。
▶︎関連記事:SUUNTO、マップ&ナビゲーション機能を大幅アップデート
目次
登山・トレイルランのナビゲーションで役立つクライムガイダンスとは?
クライムガイダンスの使い方|Suuntoウォッチで標高差を確認しながらナビゲーション
登山・トレイルでクライムガイダンスが役立つ理由
最新版アップデートで、クライムガイダンスはさらに使いやすく
クライムガイダンスはこんなシーンにおすすめ
Suuntoのオフラインマップと組み合わせるとさらに便利
まとめ|クライムガイダンスで、登り下りを見通しながら進もう
登山・トレイルランのナビゲーションで役立つクライムガイダンスとは?
クライムガイダンスは、Suuntoアプリで作成したルートや読み込んだルートの高度データをもとに、ルート上の地形変化を表示するナビゲーション機能です。
ルートは、登り、上り坂、下り坂、下り、平坦といった区間に分けられ、それぞれが色分けされます。登りは赤、上り坂はオレンジ、下り坂はライム、下りは緑、平坦は青で表示されます。これにより、登山ルートやトレイルランのコース全体の中で、どこに厳しい登りがあるのか、どこから下りが始まるのかを視覚的に確認しやすくなります。
登山用GPSウォッチやトレイルラン向けのナビゲーション機能を探している方にとって、クライムガイダンスは、距離だけではわかりにくい山道の負荷を見える化できる便利な機能です。
▶︎関連記事:登山におすすめのGPSスマートウォッチとは?地図・バッテリー・アウトドア機能の選び方
クライムガイダンスの使い方|Suuntoウォッチで標高差を確認しながらナビゲーション
クライムガイダンスを使うには、事前にSuuntoアプリでルートを作成し、対応するSuuntoウォッチに同期しておきます。登山やトレイルランニングに出かける前にルートを準備しておくことで、アクティビティ中にこの先の登り・下り・平坦区間をウォッチ上で確認できます。
ここでは、基本的な使い方の流れを紹介します。
▼動画で見たい方はこちら
1. Suuntoアプリでルートを作成する
まず、Suuntoアプリのマップ機能を使って、登山やトレイルランニングで使いたいルートを作成します。
目的地や通過したいポイントを選びながらルートを作成すると、ルート全体の距離だけでなく、高度プロファイルも確認できます。高度プロファイルを見ることで、どこに大きな登りがあるのか、どこから下りが始まるのか、全体としてどれくらいアップダウンがあるのかを事前に把握しやすくなります。
GPXファイルなど、外部で作成したルートをSuuntoアプリに読み込んで使うこともできます。大会のコースや登山計画で使うルートがある場合は、事前にアプリへ取り込んでおくと便利です。
▼ルートの作成方法はこちら
2. 高度プロファイルで登り下りを確認する
ルートを作成すると、Suuntoアプリ上で高度プロファイルが表示されます。
高度プロファイルでは、ルート上の登り・下り・平坦区間を視覚的に確認できます。距離だけではわかりにくい山道の負荷を、出発前にイメージしやすくなるのがポイントです。
クライムガイダンスでは、ルート上の区間が色分けされます。登りは赤、上り坂はオレンジ、下り坂はライム、下りは緑、平坦は青で表示されるため、どこに厳しい登りがあるのか、どこから下りが始まるのかをひと目で確認できます。
また、ルート作成画面では、距離、上昇量、下降量、予想所要時間のほか、ルート内に含まれる登り・下り・平坦区間の数も確認できます。これにより、単に「何km進むか」だけでなく、「どのくらい登るのか」「どれだけ下るのか」「どの区間が負荷の高いポイントなのか」を事前に把握しやすくなります。
登りの区間は、難易度に応じてカテゴリ表示されます。最も難しい登りを示すHC(Hors Catégorie)から、1〜4のカテゴリまで分類され、カテゴリ1がより厳しい登り、カテゴリ4が比較的やさしい登りの目安になります。長い登りや急な登りがあるルートでは、このカテゴリを確認しておくことで、ペース配分や補給、休憩のタイミングを考えやすくなります。
たとえば、序盤に長い登りがある場合は、スタート直後からペースを抑える。後半に急な登りが残っている場合は、補給や休憩のタイミングを早めに考える。長い下りが続く場合は、脚への負担や集中力の維持を意識する。
このように、標高差や登り下りの区間を確認しておくことで、登山やトレイルランの行動計画を立てやすくなります。
3. ルートをSuuntoウォッチに同期する
ルートを作成したら、使用するSuuntoウォッチに同期します。
登山やトレイルランに出かける前に、スマートフォンとウォッチを接続し、ルートがウォッチに保存されているか確認しておきましょう。山の中では通信環境が不安定になることもあるため、出発前にルート、マップ、ウォッチのバッテリー状態を確認しておくと安心です。
オフラインマップ対応モデルを使う場合は、必要なエリアのマップも事前にダウンロードしておくと、ルートナビゲーションとあわせて現在地を確認しやすくなります。
4. アクティビティ開始時にルートを選択する
当日は、ウォッチで登山、ハイキング、トレイルランニング、ランニングなどのスポーツモードを選びます。
アクティビティ開始前に、ナビゲーションで使用するルートを選択します。ルートを選んでスタートすると、ウォッチ上で現在地、進行方向、ルート、標高変化を確認しながら行動できます。
登山やトレイルランでは、分岐や曲がり角だけでなく、この先の登り下りを把握することも大切です。クライムガイダンスを使うことで、単なるルート案内だけでなく、地形に合わせたペース配分を考えやすくなります。
5. ウォッチ上で次の登り・下りを確認する
ナビゲーションを開始すると、ウォッチ上でルートと高度プロファイルを確認できます。現在地だけでなく、この先に続く登り・下り・平坦区間を手元で把握できるため、登山やトレイルランの行動中にペース配分を考えやすくなります。
クライムガイダンスでは、次の登りや下りが近づくと、ウォッチ上に通知が表示されます。たとえば、登りが始まる前には「CLIMB START」と表示され、登り開始までの距離を確認できます。下りが始まる前には「DESCENT START」と表示され、下り区間に入るタイミングを把握できます。
登りや下りの区間に入ると、ウォッチ上にその区間の詳細が表示されます。登りでは、上昇量、距離、平均勾配などを確認できます。下りでは、下降量、距離、平均勾配などを確認できるため、これからどれくらい登るのか、どれくらい下るのかを手元で把握できます。
通知が消えた後も、現在の区間の進捗を確認できます。たとえば、登りの途中では、どれくらい登りを進んだのか、残りの標高差や距離がどれくらいあるのかを確認できます。長い登りでは、残りの距離や標高差が見えることで、ペースを保ちやすくなります。
長い登りが近づいている場合は、無理にペースを上げず、呼吸や心拍数を落ち着かせながら進む。下りが続く区間では、スピードを出しすぎず、脚への負担や足元への注意を意識する。平坦区間では、補給やリズムの立て直しに使う。
このように、先の地形を知ることで、行動中の判断に余裕が生まれます。
トレイルランニングでは、次の登りまでの距離や登りの長さを把握できると、レース中のペース配分にも役立ちます。登山では、休憩のタイミングや水分補給、行動時間の見通しを立てやすくなります。
ナビゲーション中は、ウォッチ上で現在の区間や、この先に続く登り・下りを確認できます。
長い登りが近づいている場合は、無理にペースを上げず、呼吸や心拍数を落ち着かせながら進む。下りが続く区間では、スピードを出しすぎず、脚への負担や足元への注意を意識する。平坦区間では、補給やリズムの立て直しに使う。
このように、先の地形を知ることで、行動中の判断に余裕が生まれます。
トレイルランニングでは、次の登りまでの距離や登りの長さを把握できると、レース中のペース配分にも役立ちます。登山では、休憩のタイミングや水分補給、行動時間の見通しを立てやすくなります。
▶︎関連記事:Suuntoのクライムガイダンスで、これからの地形に備えよう
6. ズームコントロールで見たい範囲を調整する
最新版の対応モデルでは、ズームコントロール付きクライムガイダンスにより、ルート全体の流れだけでなく、現在いる区間や次の勾配変化も確認しやすくなっています。
ルート全体を見たいときは広い範囲で確認し、目の前の登りや次の下りを詳しく見たいときは表示を調整することで、状況に合わせたナビゲーションがしやすくなります。
特に、長い登りが続くルートや、アップダウンが連続するトレイルでは、どの区間にいるのかを把握できるだけでも、気持ちに余裕が生まれます。
▶︎関連記事:SUUNTO、マップ&ナビゲーション機能を大幅アップデート
7. アクティビティ後にルートと記録を振り返る
アクティビティが終わったら、Suuntoアプリで記録を振り返ることができます。
実際にどの区間でペースが落ちたのか、登りでどれくらい負荷がかかったのか、下りでどのように動けたのかを確認することで、次回の登山やトレイルランに活かしやすくなります。
同じコースを再び歩いたり走ったりする場合も、前回の記録を見返すことで、より無理のないペース配分や補給計画を立てやすくなります。
登山・トレイルでクライムガイダンスが役立つ理由
1. 登りの位置と長さを事前に把握できる
山のルートでは、距離だけを見ても負荷を判断しにくいことがあります。
クライムガイダンスを使うと、どこから登りが始まり、どれくらい続くのかを事前に確認できます。長い登りの前にペースを落としたり、補給や休憩のタイミングを考えたりしやすくなります。
2. ペース配分を考えやすい
トレイルランニングやロングハイクでは、序盤のペース配分が後半の余裕に大きく影響します。
クライムガイダンスで先の地形を把握しておけば、「この先に長い登りがあるから、今は少し抑えよう」「下りの前に集中力を保とう」といった判断がしやすくなります。レースだけでなく、日帰り登山や縦走でも、無理のない行動計画を立てる助けになります。
3. アクティビティ中に次の地形を確認できる
ルートをウォッチに同期してナビゲーションを開始すると、ウォッチ上でルートと高度プロファイルを確認できます。
登りや下りのセクションが近づくと通知が表示され、現在の区間の距離、残り距離、勾配などを確認できます。これにより、地図やスマートフォンを頻繁に確認しなくても、手元で次の地形を把握しやすくなります。
最新版アップデートで、クライムガイダンスはさらに使いやすく
最新版のマップ&ナビゲーション機能アップデートでは、ウォッチ上でのナビゲーション体験がさらに向上しています。
クライムガイダンスでは、ズームコントロールに対応し、次の勾配区間を距離や標高に合わせた表示で確認しやすくなりました。登りや下りの全体感だけでなく、現在いる区間をより詳しく見ながら行動できます。
また、同アップデートでは以下のナビゲーション機能も追加・拡張されています。
スマート・ターンバイターン
ズームコントロール付きクライムガイダンス
トラックバック
マップラベル
カスタマイズ可能なマップデータフィールド
これにより、ルートの確認、曲がり角の把握、登り下りの見通し、帰路の確認まで、山やトレイルで必要な情報をウォッチ上でより確認しやすくなっています。
▶︎関連記事:SUUNTO、マップ&ナビゲーション機能を大幅アップデート
クライムガイダンスはこんなシーンにおすすめ
登山・ハイキング
登山では、距離だけでなく標高差が行動時間や疲労に大きく影響します。
クライムガイダンスで登りや下りの位置を把握しておくことで、無理のないペース配分や休憩のタイミングを考えやすくなります。
トレイルランニング
トレイルランニングでは、登りで脚を使いすぎないこと、下りで集中力を切らさないことが大切です。
レースや長距離トレイルでは、次の登りがどれくらい続くのかを知っているだけでも、ペース配分がしやすくなります。
ロングハイク・縦走
長時間の行動では、後半にどれだけ体力を残せるかが重要です。
クライムガイダンスでルート全体のアップダウンを把握しておけば、「まだ大きな登りが残っている」「ここからは下り基調になる」といった見通しを持ちながら行動できます。
Suuntoのオフラインマップと組み合わせるとさらに便利
クライムガイダンスは、オフラインマップやルートナビゲーションと組み合わせることで、より使いやすくなります。
ウォッチ上で現在地やルートを確認しながら、次の登りや下りも把握できるため、山やトレイルでの行動判断をサポートします。スマートフォンの電波が届きにくい場所でも、事前にマップやルートを準備しておけば、より安心して行動しやすくなります。
▼オフラインマップの使い方動画はこちら
登山やトレイルランニングで使えるモデルを探している方は、オフラインマップやクライムガイダンスに対応したSuuntoのスポーツウォッチをチェックしてみてください。
▶︎クライムガイダンス、オフラインマップに対応したSUUNTOウォッチを見る
まとめ|クライムガイダンスで、登り下りを見通しながら進もう
登山やトレイルランニングでは、距離だけでなく、これから進む地形を把握することが大切です。
Suuntoのクライムガイダンスを使えば、ルート上の登り・下り・平坦区間を事前に確認でき、アクティビティ中もウォッチ上で次の地形を把握できます。
最新版アップデートにより、ズームコントロール付きクライムガイダンスやスマート・ターンバイターン、トラックバック、マップラベルなど、ナビゲーション機能はさらに使いやすくなりました。
登山、トレイルランニング、ロングハイクで、次の登りを知りながら進む。
クライムガイダンスは、そんなアウトドアでの行動をより計画的に、より安心して楽しむための機能です。
▶︎Suuntoの登山、トレイル用GPSウォッチを見る
GPSウォッチSUUNTOでクイックスタートナビゲーションを使う方法
ランニングやハイキング中に、「あの場所まで行きたい」「目的地までのルートをすぐに確認したい」と思ったことはありませんか?
そんなときに便利なのが、GPSウォッチSUUNTOのクイックスタートナビゲーションです。
Suuntoアプリのマップ上で目的地を選ぶだけで、ウォッチへすばやくナビゲーションを送ることができます。事前に細かくルートを作成していなくても、その場で目的地を設定してウォッチで確認できるのが魅力です。
旅先でのランニング、街中での移動、ハイキング、トレイルランニングなど、さまざまなシーンで活用できます。
クイックスタートナビゲーションとは?
クイックスタートナビゲーションは、Suuntoアプリのマップから目的地を選び、ウォッチでナビゲーションを開始できる機能です。
通常のルート作成では、スタート地点や経由地、ゴール地点を設定してルートを作ります。一方で、クイックスタートナビゲーションはもっとシンプルです。
「今いる場所から、ここへ行きたい」
そんな場面で、目的地をタップするだけでウォッチにナビゲーションを送ることができます。細かいルート作成をしなくても、目的地までの方向やルートをウォッチ上で確認できるため、すぐに行動を始めたいときに便利です。
使う前に準備しておくこと
クイックスタートナビゲーションを使う前に、まずSuuntoアプリとウォッチが接続・同期されていることを確認しましょう。
スマートフォンのBluetoothがオンになっていること、Suuntoアプリとウォッチが通信できる距離にあることも大切です。目的地を選んだあと、ウォッチにナビゲーション情報を送るため、出発前に接続状態を確認しておくとスムーズです。
また、山やトレイルなど電波が不安定な場所で使う場合は、事前に必要なエリアのマップを確認しておくと安心です。
SUUNTOでは2026年4月より、ウォッチとSuuntoアプリのマップ・ナビゲーション機能をアップデートしています。オフラインマップやオフラインルート作成、スマート・ターンバイターン、トラックバックなど、ナビゲーションをより使いやすくする機能が追加されています。
最新のマップ&ナビゲーション機能について詳しく知りたい方は、関連記事「SUUNTO、マップ&ナビゲーション機能を大幅アップデート」もあわせてご覧ください。
クイックスタートナビゲーションの使い方
STEP 1:Suuntoアプリでマップを開く
まず、スマートフォンでSuuntoアプリを開き、右側にあるマップアイコンをタップしマップを表示します。
現在地周辺の地図を見ながら、目的地にしたい場所を探します。公園、駅、山頂、トレイルの入口、宿泊先など、向かいたい場所をマップ上で確認しましょう。
旅先や初めて走るエリアでは、マップを見ながら目的地を決められるので、知らない場所でも行動しやすくなります。
STEP 2:目的地にしたい場所をタップする
マップ上で、向かいたい場所をタップします。
目的地を選ぶと、その場所に対してナビゲーションを開始するためのメニューが表示されます。細かく経由地を設定する必要がないため、「今すぐこの場所へ向かいたい」という場面でスムーズに使えます。
STEP 3:「今すぐウォッチでナビゲート」を選ぶ
目的地を選んだら、表示されるメニューから「今すぐウォッチでナビゲート」を選択します。
Suuntoアプリからウォッチへナビゲーション情報が送信されます。アプリ上で選んだ目的地を、ウォッチ画面で確認しながら進めるようになります。
「今すぐウォッチでナビゲート」を選択します。
*表示名はアプリのバージョンや設定言語によって異なる場合があります
STEP 4:移動方法に合わせてルーティングタイプを選ぶ
次に、移動方法や目的に合わせてルーティングタイプを選びます。
ルーティングタイプは、「どのような道を通って目的地まで向かうか」を決める設定です。徒歩、ランニング、サイクリングなど、アクティビティに合ったタイプを選ぶことで、より使いやすいルートを作成できます。
主なルーティングタイプは以下の通りです。
- ベアリングナビゲーション
ルートを作成せず、目的地の方向だけを示すナビゲーションです。道に沿った案内ではなく、目的地までの方角を確認したいときに使います。
- 任意の道路やコース
徒歩のアクティビティに適したルーティングです。道路や歩道、トレイルなどを使って、目的地までのルートを作成したいときに向いています。
- 舗装道路
ロードサイクリングに適したルーティングです。舗装された道路を中心にルートを作成したいときに便利です。
- 全てのロードタイプ
自転車のアクティビティに適したルーティングです。舗装路に限らず、さまざまな道路タイプを含めてルートを作成したいときに使います。
- すべての道路タイプ - 傾斜コースは避ける
自転車のアクティビティ向けに、できるだけ急な上り下りを避けたルートを作成したいときに使います。
- フリー描画
自動ルーティングを使わず、自分で自由にルートを描く方法です。細かく通りたい場所を指定したいときや、自動ルートではなく手動でコースを作りたいときに便利です。 徒歩やランニングで使う場合は、まずは「任意の道路やコース」を選ぶと分かりやすいでしょう。自転車で使う場合は、ロードバイクなら「舗装道路」、より自由に走りたい場合は「全てのロードタイプ」や「すべての道路タイプ - 傾斜コースは避ける」を選ぶのがおすすめです。
目的地までの行き方をシンプルに確認したいだけなら「ベアリングナビゲーション」、自分で細かくルートを引きたい場合は「フリー描画」を選びましょう。
STEP 5:右上の「スタート」をタップする
ルートとルーティングタイプを確認したら、画面右上の「スタート」をタップします。
これで、Suuntoアプリからウォッチへナビゲーション情報が送信されます。アプリ上で選んだ目的地やルートを、ウォッチ画面で確認しながら進めるようになります。
STEP 6:ウォッチでナビゲーションを開始する
ウォッチにナビゲーション情報が送られたら、ウォッチ側でナビゲーションを開始します。
ウォッチ画面で方向やルートを確認しながら進めるため、スマートフォンを頻繁に取り出さなくても目的地に向かいやすくなります。
ランニング中やハイキング中は、スマートフォンを手に持って地図を見るのが難しい場面もあります。手元のウォッチで確認できることで、移動中のストレスを減らせます。
STEP 7:必要に応じてアクティビティを記録する
目的地までの移動を運動データとして残したい場合は、ウォッチでランニング、ウォーキング、ハイキングなどのスポーツモードを開始しましょう。
ナビゲーションだけで使うこともできますが、アクティビティとして記録すれば、距離、時間、心拍、ペース、ルートなどをあとから振り返ることができます。
日々のトレーニングはもちろん、旅先でのランやハイキングの記録としても活用できます。
どんなシーンで便利?
クイックスタートナビゲーションは、事前にルートを作る時間がないときに便利です。
たとえば、出張先や旅行先で朝ランをしたいとき。Suuntoアプリのマップで近くの公園や川沿いを見つけて、そこまでのナビゲーションをすぐに始められます。
トレイルランニングやハイキング中に、目的地や下山口の方向を確認したいときにも役立ちます。あらかじめ作ったルートではなく、その場で目的地を決めたいときに使いやすい機能です。
普段のランニングでも、「今日はいつもと違う場所まで行ってみよう」というときに便利です。行き先をSuuntoアプリで選び、ウォッチで確認しながら走れるため、新しいコースにも挑戦しやすくなります。
通常のルート作成との違い
通常のルート作成は、計画的にコースを作りたいときに向いています。
スタート地点、経由地、ゴール地点を設定し、必要に応じてウェイポイントを追加して、事前にしっかりルートを準備できます。ロングトレイル、登山、レース前の試走など、行程をきちんと組み立てたいときに便利です。
一方で、クイックスタートナビゲーションは、より直感的に使えるのが特徴です。
細かい計画を立てるよりも、「今すぐ目的地まで案内してほしい」という場面に向いています。
しっかり計画するなら通常のルート作成。その場ですぐ使うならクイックスタートナビゲーション。目的に合わせて使い分けるのがおすすめです。
使うときの注意点
クイックスタートナビゲーションを使うときは、ウォッチとSuuntoアプリが同期できる状態か確認しておきましょう。
Bluetoothがオフになっていたり、ウォッチとスマートフォンの接続が切れていたりすると、ナビゲーション情報がうまく送れない場合があります。
屋外で使う場合は、スマートフォンの位置情報設定も確認しておくと安心です。現在地をもとに目的地を選ぶため、位置情報が正しく取得できていることが大切です。、
また、山やトレイルでは、ナビゲーションだけに頼りすぎないことも重要です。天候、地形、標識、周囲の状況も確認しながら、安全を優先して行動しましょう。また、対応機種についても確認しておきましょう。
対応機種
クイックスタートナビゲーションは、Suuntoアプリとナビゲーション対応ウォッチを連携して使う機能です。
ウォッチ上でマップやナビゲーション機能を活用する場合は、Suunto Vertical 2、Suunto Race 2、Suunto Race S、Suunto Race、Suunto Vertical、などのマップ・ナビゲーション対応モデルで利用できます。
特に、スマート・ターンバイターン、クライムガイダンス、トラックバック、マップフィールドのカスタマイズなどの最新ナビゲーション機能は、対応モデルやソフトウェアバージョンによって利用状況が異なります。使用前に、Suuntoアプリとウォッチのソフトウェアを最新の状態にしておきましょう。
最新の対応状況やマップ&ナビゲーション機能については、関連記事「SUUNTO、マップ&ナビゲーション機能を大幅アップデート」もあわせてご覧ください。
▶︎SuuntoのGPSウォッチラインナップはこちら
まとめ
クイックスタートナビゲーションは、Suuntoアプリのマップから目的地を選び、ウォッチですばやくナビゲーションを開始できる便利な機能です。
使い方はシンプルです。
- Suuntoアプリでマップを開く - 目的地をタップする -「ウォッチでナビゲート」を選ぶ - ウォッチでナビゲーションを開始する - 必要に応じてアクティビティを記録する
事前にルートを細かく作り込まなくても、行きたい場所までスムーズにナビゲーションを始められます。
旅先でのランニング、街中での移動、ハイキング、トレイルランニングなど、さまざまなシーンで活用できるSUUNTOの便利な使い方です。