ランニング中に音楽を聴くには?安全な楽しみ方と練習別の使い分け

SuuntoRunSeptember 01 2025

音楽を聴きながら走ると気分が上がる人もいれば、静かな環境のほうが集中できる人もいます。ポッドキャストを楽しみながらゆっくり走り、ペースを上げたい場面では音楽へ切り替えるなど、目的や気分によって音声を使い分けるランナーもいます。

大切なのは、音楽を「いつでも流すもの」にするのではなく、その日のトレーニングと走る環境に合わせて選ぶことです。この記事では、Suuntoアスリートのキミ・シュライバーとゴードン・クラークの実例をもとに、ランニング中の音楽・ポッドキャストの取り入れ方と、安全に楽しむためのポイントを紹介します。

音楽を聴きながらランニングするSuuntoアスリートのキミ・シュライバー

ランニング中に音楽を聴く理由

ランニング中の音楽の役割は、人によって異なります。走り始めるきっかけになったり、単調なロードランを楽しくしたり、苦しい場面で意識を前へ向けたりすることがあります。スタート前にいつもの曲を聴き、緊張を整えるランナーもいます。

一方、ポッドキャストやオーディオブックは、会話を楽しめる余裕のあるイージーランや長時間のゆっくりしたランと相性がよい場合があります。音声へ集中しすぎてペースや周囲への注意がおろそかにならないよう、負荷の低い場面で試してみましょう。

練習内容に合わせた使い分け

「音楽を聴くか、聴かないか」の二択にする必要はありません。トレーニングの目的に合わせ、途中で切り替える方法もあります。

  • ウォームアップ:落ち着いた音楽やポッドキャストで、身体の状態を確認しながら走り始める
  • イージーラン:会話を聞き取れる程度の余裕を保ち、音声コンテンツを楽しむ
  • テンポ走や終盤のペースアップ:自分が集中しやすい曲へ切り替える
  • 技術練習:足音、呼吸、接地の感覚を確認したいときは音声を止める
  • 人通りの少ないトレイル:自然の音や周囲の変化を把握するため、イヤホンを外す選択肢を持つ

レース中のイヤホン使用は、大会によって禁止または制限される場合があります。出場前に必ず大会規則を確認してください。

Suuntoアスリートの楽しみ方

キミ・シュライバー:強度ではなく、その日の気分で選ぶ

トレイルランナーのキミ・シュライバーにとって、音楽はトレーニングやレースの一部です。テンポだけで機械的に選ぶのではなく、その日の気分に合う曲を選びます。特にスタート直前の音楽は、緊張を整え、自信を持って走り出すためのスイッチになっています。

決まった曲を毎回使う必要はありません。気分が乗らない日は穏やかな曲から始め、動きがよくなってきたら力強い曲へ変えるなど、自分の感覚を優先する方法もあります。

ゴードン・クラーク:ポッドキャストから音楽へ切り替える

ゴードン・クラークは、長いランの序盤にポッドキャストを聴くことがあります。身体を温め、その日の調子を確認する時間には会話を楽しみ、ペースを上げて集中したい段階で音楽へ切り替えます。

ただし、人の少ない長いトレイルではイヤホンを外し、自然や周囲の音を聞くこともあります。レースでは観客の声や大会の雰囲気を感じるため、基本的に音楽を使わず、長時間のチャレンジなど必要な場面だけ取り入れています。

ランニング中の音楽とポッドキャストを使い分けるゴードン・クラーク

音楽を安全に楽しむためのポイント

音楽がランニングを楽しくしてくれても、安全より優先してはいけません。車、自転車、ほかのランナー、信号、大会スタッフの指示など、必要な音を把握できる状態を保ちましょう。

  • 初めて走る道や交通量の多い場所では、音量を下げるか音声を止める
  • 道路横断、交差点、工事区間では、イヤホンの操作をせず周囲へ集中する
  • 夜間や早朝は、音だけに頼らずライトや視認性の高いウェアも使用する
  • トレイルでは、ほかの利用者、天候、落石、動物などの気配を把握する
  • 音声操作が必要な場合は安全な場所へ移動し、立ち止まって行う

覚えておきたいこと:オープンイヤー型でも、音量や環境によって周囲の音が聞こえにくくなる場合があります。「耳をふさいでいないから安全」と決めつけず、状況に応じて音量を下げる、停止する、イヤホンを外す判断をしてください。

ランニング向けオープンイヤーイヤホンの選び方

日常のランニングで軽さと装着感を重視するなら、耳をふさがない左右独立型のSuunto Sparkが選択肢になります。周囲の音を聞き取りやすいオープンイヤー設計で、音楽を楽しみながら走るランナーのために設計されています。

対応するSuuntoウォッチと連携すれば、ペース、心拍数、距離、ラップなどの情報を音声で確認できます。また、ランニング中のケイデンスやストライドに関するデータを記録し、Suuntoアプリで振り返ることもできます。利用できる機能や対応条件は、商品ページと最新のソフトウェア情報を確認してください。

ウォッチとの連携、音声フィードバック、ランニングデータなどの詳細は、「Suunto RunとSuunto Sparkで音楽を楽しむ方法」で紹介しています。

音楽を取り入れながらランニングを続けたい人は、次の記事もあわせてご覧ください。

まとめ

ランニング中の音楽やポッドキャストには、気分を整え、長いランを楽しみ、集中したい場面へ切り替えるきっかけになるという魅力があります。一方、すべてのランで流し続ける必要はありません。

ウォームアップではポッドキャスト、ペースアップでは音楽、周囲への注意が必要な場所では停止するなど、練習目的と環境に合わせて使い分けましょう。自分の身体と周囲の音の両方へ意識を向けることが、音楽とランニングを長く楽しむための基本です。

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