SUUNTOブログ
The lazy runner’s guide to a marathon
(Updated March 2024)
It can happen to the best of us. We sign up for a marathon with good intentions and then life happens; the kids get sick, you get sick, or maybe you just procrastinated like a champion. Whatever happened, your training plan went out the window. Next thing you know, the marathon is a week or two away. What to do?
This is an all too familiar scenario for running coach and fitness and nutrition expert Dr. Rick Kattouf II. Clients come to him in a panic about this, looking for a saviour. “I never want to send an athlete into a bear fight with a butter knife,” he says. “So I'm very honest with them; running a marathon significantly undertrained is going to dramatically increase the risk of injury and illness. If it was up to me, I would say let’s move on, go back to the drawing board. But if they are intent on doing it, I will back them.”
With that proviso, we’re assuming you’re the type to walk into a bear fight with a butter knife. In that case, we play out a couple of scenarios where you might come out alive.
When race day rolls around, there is one thing to keep in mind: respect.
Scenario 1: one week before race day
Let us imagine the marathon is seven days away and your training plan has gone up in flames. Should you even bother preparing now?
“The general answer is, no, there is nothing we can do the week of the race that is going to make us a better marathon runner,” Kattouf says. “With that been said, we do need to tweak things.”
Ordinarily, for those runners who bothered to train, the seven days before a race would be part of their tapering. In this scenario, that doesn’t make any sense. “We have an athlete now that hasn’t peaked so there is no reason to taper,” Kattouf explains. “Nor are we going to try to get them up to a 10 or 20 mile run this week. But what I would like to achieve before race day is a little feedback on that body. The body needs to feel the road.”
Preparation advice:
Imagine it’s Monday and race day is the coming Sunday. Kattouf advises to run about three kilometers, or two miles, a day for five straight days. Keep it light, don’t go hard. Make them easy jogs. “Otherwise, race day will be like a hammer to the head,” Kattouf says.
Aside from the running, it’s also important to stay well hydrated during the week preceding the marathon. Get plenty of sleep and eat well. Kattouf advises no dieting this week.
Scenario 2: two weeks before race day
In this scenario, we imagine you have caught on a little earlier to the potential car wreck of a race that is hurtling towards you. You muster up your determination and try to swerve back on course. What is the best way forward from here?
“They say, ‘don't shove a square peg through a round hole’, but sometimes we need to do exactly that” Kattouf says. “And now we're just going to shove it.”
Preparation advice:
Kattouf advises implementing a multi-day training block. It’s not about the distance or duration of one training run, but instead the focus is on the cumulative effect of the whole training block. Forget trying to smash out one 20 km run. Focus on incremental gain.
On Monday and Tuesday of week one, do an easy run for an hour each day. Take Wednesday and Thursday off, and then repeat the hour-long runs on Friday and Saturday.
For the seven days before the race, revert to the preparation advice in scenario one. All up, this builds in nine runs in 14 days. This strategy prioritises frequency over volume.
Scenario 3: a month before race day
Respect. You’ve caught on to the looming catastrophe early and have given yourself a fighting chance to come out the other end relatively unscathed. Let’s drill down.
“A month can give us a good amount of time to prepare,” Kattouf says. “It’s time to initiate a four week training camp.”
Preparation advice:
Get ready to train. Coach Kattouf wants you to do it every single day. Yes, seven days a week. The good news is he’s not asking for big running volume. He wants a mix of training: running, strength training, stretching and foam rolling.
“Seven days a week of exercise for four weeks is no joke,” Kattouf says. “The key is, if we work out that much we never blast ourselves in one session so that we need a whole day to recover.”
Running, swimming, stationary bike, weight training, stretching or yoga – all could have their place over the four weeks. Running should, of course, be the primary focus. The main message is: keep moving, just don’t push yourself.
Race day: respect
When race day rolls around, there is one thing to keep in mind: respect. “The marathon is no joke, even for the very well trained,” Kattouf says. “The conditioned athletes 100 % respect it. That’s important.”
One way to show respect is to focus on taking care of yourself properly, rather than being cocky and charging into it blindly.
Race day advice:
Wear a watch with a heart rate monitor, and focus on keeping your heart rate low. Achieve this by following a walk-jog rhythm right from the beginning. Start the race by walking.
“Throw out time, throw out pace,” Kattouf says. “Keep one number on your watch: heart rate. Nothing else matters.”
Keep your heart rate below zone one (50-60% of your maximum heart rate), or in zone one, and no higher than zone two (60-70% of max heart rate). If your heart rate creeps into zone three, immediately switch to walking.
Make it your mission to enjoy the marathon. Forget competition or trying to chase a personal best. Fun is the name of the game for this race.
ランニングのペース感覚を身につける方法|400mトラックを使った練習メニュー
レースやロングランで、最初に速く走りすぎて後半にペースが落ちてしまった経験はありませんか?
GPSウォッチを使えば、現在のペースや心拍数をすぐに確認できます。しかし、画面に表示される数字を追うだけでは、必ずしも安定したペースで走れるようになるとは限りません。大切なのは、呼吸の状態、脚の重さ、フォームの変化などから「今どれくらいのペースで走っているか」を自分で感じ取り、実際のタイムと一致させていくことです。
この記事では、400mトラックを使ってランニングのペース感覚を身につける方法と、Suuntoウォッチを練習に活用するポイントを紹介します。
ペース感覚とは?
ペース感覚とは、ウォッチを何度も確認しなくても、自分がどれくらいの速さで走っているかを把握できる感覚です。
たとえば、1kmを5分で走るつもりだったのに、実際には4分30秒で走っていた場合、自分の体感と実際のペースに差があることになります。
この差が大きいままだと、レース序盤でオーバーペースになったり、ペース走で設定より速く走りすぎたりしやすくなります。反対に、体感と実際のペースが近づいてくると、コースや天候が変わっても、自分にとって持続可能な強度を判断しやすくなります。
なぜ一定のペースで走るのは難しい?
ランニング中の体感は、毎日同じではありません。
睡眠や回復状態、水分補給、気温、湿度、風、標高、コースの起伏などによって、同じペースでも感じ方が変わります。心拍数もコンディションや環境の影響を受けるため、ペースや心拍数だけでなく、自分の体感と組み合わせて判断することが重要です。
また、走り始めは身体が軽く感じやすいため、目標より速いペースでも楽に走れてしまうことがあります。
そのペースを長く維持できず、後半に失速するのが典型的なオーバーペースです。
安定したペースで走るためには、「今は楽に感じるか」だけでなく、「この強度を目的の距離まで維持できるか」を考える必要があります。
ペース感覚を磨くなら400mトラックがおすすめ
陸上競技場のトラックは、多くの場合1周400mで、距離が明確です。信号や急な曲がり角、道路のアップダウンが少ないため、同じ条件で繰り返し走りやすく、体感とタイムを比較する練習に向いています。
400mごとにタイムを確認すれば、1kmを走り終えるまで待たなくても、自分のペースが速すぎるか、遅すぎるかを把握できます。
たとえば1kmを5分で走る場合、400mの目安は2分です。
1kmの設定ペース
400mの目安
4分00秒/km
1分36秒
4分30秒/km
1分48秒
5分00秒/km
2分00秒
5分30秒/km
2分12秒
6分00秒/km
2分24秒
6分30秒/km
2分36秒
7分00秒/km
2分48秒
最初から速いペースに挑戦する必要はありません。自分が無理なく繰り返せるペースから始めましょう。
400mトラックを使ったペース感覚トレーニング
ここからは、ペース感覚を身につけるための基本的な練習メニューを紹介します。
このトレーニングの目的は、400mを全力で走ることではありません。
設定したペースを、自分の体感でできるだけ正確に再現することです。
1.10〜15分ウォームアップする
最初に、会話ができる程度の楽なペースで10〜15分走ります。
ウォームアップ中は、呼吸、脚の動き、肩や腕の力みを確認しましょう。身体が温まってきたら、股関節、ふくらはぎ、太ももまわりを軽く動かします。
ウォームアップの最後に、ウォッチを見ずに400mを1周走ってみるのもおすすめです。
走り終えた後に、自分が予想したタイムと実際のラップタイムを比較します。思っていたより速かった場合は、普段から走り始めのペースが速すぎる可能性があります。
2.目標ペースを決める
最初は、現在の走力で無理なく繰り返せるペースを選びます。
フルマラソンの目標ペース、普段のペース走の設定、10kmを無理なく走れるペースなど、自分の目的に合わせて設定してください。
初心者の場合は、速さを追うよりも、6〜8本を同じタイムでそろえられるペースがおすすめです。
3.400mを6〜8本走る
400mを6〜8本走り、1本ごとに90秒から2分程度、歩くかゆっくりジョギングして回復します。
各400mでは、最初からウォッチを見続けないようにします。
まずは自分の体感で設定ペースを再現し、400mを走り終えてからラップタイムを確認しましょう。
目安として、設定したタイムから前後3秒程度に収めることを目指します。ただし、最初からタイム差を小さくする必要はありません。体感と実際の差を知ることが、この練習の第一歩です。
4.タイムだけでなく体感も記録する
各ラップの終了後に、次のポイントを振り返ります。
呼吸にはどれくらい余裕があったか
脚が重くなっていなかったか
肩や腕に力が入っていなかったか
後半にフォームが崩れなかったか
あと何周続けられそうだったか
体感を10段階で記録するのも有効です。
たとえば、「余裕がある」を3、「少しきついが維持できる」を6、「全力に近い」を9といった形で、自分なりの基準を作ります。
ラップタイムと体感をセットで記録すると、「この呼吸とフォームなら1km5分前後」というように、ペースを身体で覚えやすくなります。
5.慣れたら2種類のペースを走り分ける
一定のペースを再現できるようになったら、1回の練習で2種類のペースを走り分けてみましょう。
たとえば、最初の3本を余裕のあるペース、次の3本を少し速いペースに設定します。
それぞれのペースで、呼吸、脚の感覚、フォームがどのように変わるかを観察してください。
ただ速く走るのではなく、異なる強度を意図的に再現できるようになることが目的です。
6.10分程度クールダウンする
練習後は、10分程度ゆっくり走るか歩きます。
クールダウンでも、あらかじめペースを予想してから走り、終了後に実際のタイムを確認してみましょう。
疲れた状態でもペースを再現できるかを見ることで、レース後半のペース感覚を養えます。
ランニングウォッチは「答えを見る道具」として使う
ペース感覚を身につける練習では、ランニングウォッチを見てペースを合わせ続けるのではなく、自分の予想が合っていたかを確認するために使うのがポイントです。
おすすめは、次の順番です。
走る前に目標ペースを決める
ウォッチを頻繁に見ず、自分の体感で走る
ラップ終了後にタイムを確認する
体感と実際の差を振り返る
体感とタイムの差が少しずつ小さくなれば、ペース感覚が身についてきたサインです。
ウォッチのデータに頼らないのではなく、データを使って自分の感覚を育てる。そのバランスが大切です。
Suuntoウォッチでペース感覚を見える化する
Suuntoウォッチを使用すると、400mごとのラップタイム、平均ペース、心拍数などを手元で確認できます。
練習後にはSuuntoアプリで各ラップを振り返り、タイムのばらつきや心拍数の変化を確認できます。
「最初の2本が速すぎた」「後半はタイムを維持できたが心拍数が上がっていた」「疲れるとストライドが変化していた」など、走っている最中には気づきにくい傾向も把握しやすくなります。
単に速かったか遅かったかを見るのではなく、設定ペースをどれくらい正確に再現できたかという視点でデータを振り返ってみましょう。
トラック練習に活用しやすいSuunto Run
Suunto Runは、日々のランニングからレースに向けたトレーニングまで対応する、ランナー向けのGPSウォッチです。
専用のトラックランニングモードでは、使用するレーンを選んでスタートすると、最初の1周で自動的にキャリブレーションを行い、その後のラップを記録します。
400mトラックでペース感覚を磨く練習や、一定距離を繰り返すインターバルトレーニングに活用しやすい機能です。
インターバルワークアウトで練習メニューを管理
Suuntoアプリでは、疾走区間、リカバリー、本数などを組み合わせた構造化されたワークアウトを作成できます。
たとえば、
ウォームアップ10分
400mラン+2分リカバリーを6回
クールダウン10分
というメニューを事前に設定しておけば、Suunto Runが各ステップを案内します。
練習中に本数や休憩時間を数え続ける必要がなくなり、呼吸、フォーム、体感に集中しやすくなります。
▶︎関連記事:インターバルトレーニングのやり方|ランニング向けワークアウトをSuuntoアプリで作成する方法
Ghost Runner(ゴーストランナー)で一定ペースを練習
一定のペースを保つ練習には、Ghost Runnerも活用できます。
目標ペースを設定すると、仮想のランナーに対して自分が先行しているか、遅れているかを確認できます。
速く走るためだけでなく、イージーランやロングランでペースが上がりすぎるのを防ぎたいときにも便利です。
ただし、ペース感覚を磨く日は画面を見続けないことも大切です。まず自分の感覚で走り、必要なタイミングでGhost Runnerとの差を確認する使い方がおすすめです。
軽さと高精度GPSで走りに集中
Suunto Runは重量36gの軽量設計で、デュアルバンドGNSSに対応しています。通常使用では最大12日間、高精度GPSを使用したトレーニングでは最大20時間のバッテリー駆動に対応します。
トラック練習だけでなく、日々のジョギング、ペース走、ロングラン、レースまで、ランニングを継続的に記録したい人に向いたモデルです。
ランニング以外のトレーニングにも使うならSuunto Race S
ロードランニングに加えて、トレイルランニング、サイクリング、登山など、さまざまなスポーツを記録したい場合はSuunto Race Sも選択肢になります。
Suunto Race Sは115種類以上のスポーツモード、オフラインマップ、HRVを活用したトレーニング負荷や回復の確認などに対応しています。ランニングのペース練習だけでなく、複数のスポーツや長期的なコンディション管理にもウォッチを活用したい人に向いています。
ランニングに特化した軽さとシンプルさを重視するならSuunto Run。地図や幅広いスポーツ機能まで求めるならSuunto Race Sというように、目的に合わせて選ぶとよいでしょう。
▶︎Suunto Race S詳細はこちら
トラックが近くにない場合は?
近くに陸上競技場がなくても、ペース感覚の練習はできます。
信号が少なく、できるだけ平坦な場所で、同じ区間を繰り返し走ってみましょう。
公園の周回コース、河川敷、距離表示のあるランニングコースなどがおすすめです。
GPSウォッチで500mや1kmごとのラップを設定し、最初は画面を見ずに走ります。ラップ終了後に実際のタイムを確認し、自分の予想と比較してください。
起伏や風がある場所では、タイムだけをそろえようとせず、体感強度を一定に保つことも大切です。
ペース感覚を身につけるための注意点
毎回全力で走らない
400mと聞くと、速く走るインターバルトレーニングをイメージするかもしれません。
しかし、今回の目的はスピードを追い込むことではなく、設定したペースを再現することです。
最後まで同じフォームと体感を維持できる強度から始めてください。
1本目を速くしすぎない
身体が元気な1本目は、設定より速くなりがちです。
最初の100mを意識的に落ち着いて入り、徐々にリズムを作りましょう。
レース序盤のオーバーペースを防ぐ練習にもなります。
タイムがずれても失敗ではない
予想と実際のタイムが大きく違っても問題ありません。
その差を知り、次の1本で修正することが練習の目的です。
1回のセッションで完璧に合わせるのではなく、数週間かけて少しずつ感覚を整えていきましょう。
まとめ:数字と体感を組み合わせて、自分のペースを知ろう
安定したペースで走るには、ウォッチに表示される数字だけでなく、自分の呼吸、脚の感覚、フォームの変化を理解することが大切です。
400mトラックを使えば、同じ条件で繰り返し走りながら、体感と実際のラップタイムを比較できます。
まずは無理のないペースで400mを6本走り、自分が予想したタイムと実際のタイムを比べてみましょう。
Suunto Runのトラックランニングモード、構造化ワークアウト、Ghost Runnerを活用すれば、練習の目的を明確にしながら、ペースのばらつきや成長を確認できます。
時計にペースを教えてもらうだけではなく、時計のデータを使って、自分自身のペース感覚を育てていきましょう。
▶︎関連記事:ランニングウォッチ、スントラン(Suunto Run)とは?ランナー向け機能紹介
トラックランニング、インターバルワークアウト、Ghost Runnerなど、ランナーのトレーニングを支える機能を搭載したSuunto Run。
軽量なランニングウォッチと一緒に、次の目標へ走り出しましょう。
▶︎Suunto Runを見る
ランニングデータの見方|ピッチ・心拍数・ペースをどう使い分ける?
ランニングウォッチには、距離やタイムだけでなく、ピッチ、心拍数、現在のペース、平均ペースなど多くのデータが表示されます。しかし、数字を記録するだけでは、トレーニングの改善にはつながりません。
大切なのは、それぞれの指標が何を表し、どの場面で役立つかを理解することです。ピッチは脚の回転、心拍数は身体の反応、ペースは実際の走行速度を示します。
この記事では、ランニング中に確認したい3つの基本データと、トレーニング後の振り返り方を分かりやすく解説します。
目次
ピッチ・心拍数・ペースの違い
ピッチとは?
心拍数から分かること
ペースの種類と使い分け
トレーニング別の確認方法
ランニング後の振り返り方
Suuntoウォッチで記録する
よくある質問
まとめ
ピッチ・心拍数・ペースの違い
指標
表しているもの
役立つ場面
主な注意点
ピッチ
1分間の歩数
フォームや疲労による変化の確認
全員に共通する正解値はない
心拍数
運動に対する身体の反応
強度管理、イージーラン、持久走
暑さ、疲労、脱水などの影響を受ける
ペース
1kmを走るのに必要な時間
目標タイム、インターバル、レース配分
坂、風、GPS環境で変動する
3つの指標は競い合うものではありません。ペースで走行結果を確認し、心拍数で身体の反応を読み、ピッチから動きの変化を振り返ると、ランニングを立体的に捉えられます。
ピッチとは?脚の回転を確認する指標
ランニングのピッチとは、一般的に1分間の歩数を表す指標です。spm(steps per minute)で表示され、左右の足を合わせて180歩なら180spmとなります。サービスや機器によっては片足のみの回転数として表示される場合があるため、単位を確認してください。
ピッチは走る速度、身長、脚の長さ、路面、勾配、フォームなどによって変化します。速く走れば自然に高くなる傾向があり、上り坂や下り坂でも変わります。
「180spm」を全員の目標にする必要はない
180spmはよく知られた目安ですが、すべてのランナー、すべてのペースに共通する正解ではありません。無理に数値だけを上げると、動きが不自然になる場合があります。
まずは同じくらいのペースや同じコースで、自分の通常値を確認しましょう。ランニング後半にペースを維持しているのにピッチが大きく低下している場合は、疲労によって動きが変わった可能性があります。
ピッチを変えるなら少しずつ
ピッチを試す場合は、短い区間だけ普段より少し速いリズムで走り、身体への負担を確認します。メトロノームや音楽のテンポを使う方法もありますが、痛みや違和感が出た場合は中止してください。
心拍数から分かること
心拍数は、運動に対して身体がどのように反応しているかを示します。個人の最大心拍数や閾値心拍数をもとに心拍ゾーンを設定すると、回復走、持久走、テンポ走などの強度を管理しやすくなります。
たとえば、イージーランで「会話できる強度を保つ」という感覚に心拍数の上限を組み合わせると、ペースを追いすぎるのを防げます。坂道や向かい風ではペースが落ちても、心拍数を基準に努力度を一定に保つことができます。
同じペースでも心拍数は変わる
気温、湿度、脱水、睡眠不足、疲労、ストレス、カフェインなどによって、同じペースでも心拍数は変化します。また、運動開始直後や短いインターバルでは、強度の変化に対して心拍数の反応が遅れます。
予定したペースより遅いのに心拍数が普段より高い場合は、無理にペースを合わせるのではなく、体感や体調も確認しましょう。
▶︎計測が安定しない場合は「ランニングウォッチの心拍数がずれるのはなぜ?原因と正しく測るためのポイント」をご覧ください。
ペースの種類と使い分け
現在のペース
現在のペースは、その時点でどのくらいの速度で走っているかを確認するための指標です。ペースをすぐに調整したい場面で役立ちますが、GPS受信状況、曲がり角、建物、短時間の速度変化によって数値が揺れることがあります。
ラップ平均ペース
ラップ平均ペースは、現在のラップ区間を平均したペースです。瞬間的な変動が抑えられるため、1kmごとのペース管理やインターバル走で使いやすい指標です。
全体平均ペース
全体平均ペースは、スタートから現在までの平均です。ロングランやレース全体の進行を確認するのに役立ちますが、短い区間のペース変化には反応しにくい特徴があります。
オートラップと手動ラップ
一定距離ごとに振り返るなら、1kmなどに設定したオートラップが便利です。距離や時間が異なるインターバルでは、ワークアウト機能や手動ラップを使うと、疾走区間と回復区間を分けて確認しやすくなります。
トレーニング別の確認方法
イージーラン・ロングラン
心拍数と体感を中心に確認し、ペースは結果として捉えます。後半に同じペースで心拍数が大きく上昇していないか、ピッチが急に低下していないかを振り返りましょう。
テンポ走
ラップ平均ペースと心拍数を組み合わせます。最初から心拍数だけで調整すると反応の遅れがあるため、序盤は設定ペースと体感を使い、心拍が安定してから強度を確認します。
インターバル走
短い疾走区間ではラップ平均ペースやランニングパワーが使いやすく、心拍数は各本の終盤や回復状態の確認に向いています。ピッチは、疲労が進んでも動きのリズムを維持できているかを見る材料になります。
▶︎出力を使った強度管理は「ランニングパワーとは?心拍数・ペースとの違いと活用方法」で解説しています。
ランニング後の振り返り方
目的を確認する:イージーラン、テンポ走、インターバルなど、予定したトレーニングができたかを確認します。
ペースを見る:ラップごとのばらつきや、後半の低下を確認します。
心拍数と体感を比べる:普段より高い・低い場合は、気温、疲労、睡眠、補給なども振り返ります。
ピッチの変化を見る:ペースや勾配と照らし合わせ、疲労時にリズムがどう変化したかを確認します。
次回の調整を一つ決める:序盤を抑える、心拍数に上限を設けるなど、次に試すことを絞ります。
単発の数値だけで良し悪しを決めず、同じ種類のトレーニングを継続して比較することが重要です。
Suuntoウォッチで記録する
Suunto Runは、日々のランニングでペース、心拍数、ピッチなどを記録し、トレーニングを振り返りたいランナーの選択肢です。
Suunto Race Sは、コンパクトなサイズで、ランニングから複数のスポーツまで記録したい人に適しています。
Suunto Race 2は、大きなAMOLEDディスプレイで複数のトレーニングデータを確認しながら、レースや持久系トレーニングへ取り組みたい人の選択肢です。
表示項目はトレーニングの目的に合わせて整理しましょう。すべての数字を一画面に詰め込むより、イージーラン用、インターバル用など、スポーツモードの画面を使い分けると確認しやすくなります。
▶︎設定方法は「Suuntoアプリでスポーツモードをカスタマイズする方法」をご覧ください。
よくある質問
ランニング中はどのデータを優先すればよいですか?
目的によって異なります。イージーランでは心拍数と体感、一定ペースの走りではラップ平均ペース、フォームの変化を振り返る場合はピッチが役立ちます。すべてを常に見る必要はありません。
ピッチは180spmより低いと改善が必要ですか?
一概には言えません。適切なピッチは速度、体格、経験、路面などで変わります。特定の数字へ無理に合わせず、同じ条件での自分の変化を確認してください。
現在のペースが頻繁に変わるのは故障ですか?
必ずしも故障ではありません。現在のペースは短時間の速度変化やGPS環境の影響を受けます。一定区間のペース管理には、ラップ平均ペースも併用してください。
まとめ|目的に合わせて見るデータを選ぶ
ピッチは脚の回転、心拍数は身体の反応、ペースは走行速度を表します。それぞれの特徴を理解し、トレーニングの目的に合わせて使い分けることで、ランニング中の判断と終了後の振り返りがしやすくなります。
一つの数値を絶対的な正解にせず、同じ条件での推移、体感、気温や路面なども合わせて確認しましょう。
ランニングデータを、次の一歩につなげよう
Suuntoウォッチでペース、心拍数、ピッチを記録し、日々のトレーニングを振り返りましょう。
ランニングウォッチを見る
マラソン練習でよくある5つの失敗|ハーフ・フル完走に向けた改善方法
ハーフマラソンやフルマラソンに向けて真剣に練習するほど、「もっと走らなければ」「予定より速く走れた方がよい」と考えてしまうことがあります。しかし、走行距離の増やしすぎやイージーランのペースアップは、疲労や故障につながり、スタートラインへ立つという最初の目標を遠ざけることがあります。
この記事では、約20年にわたりランニングとレースを経験してきたアリー・バーディックの原文をもとに、マラソン練習で起こりやすい5つの失敗と改善方法を、日本のランナー向けに解説します。
練習量、ペース、補給を事前に確認し、本番へ向けて無理なく準備を進めましょう。
目次
失敗1:周りに合わせて練習量を増やしすぎる
失敗2:本番で新しいシューズやウェアを使う
失敗3:イージーランまで速く走る
失敗4:本番の序盤でオーバーペースになる
失敗5:補給と給水を本番まで試さない
Suuntoで練習の失敗を減らす
レース前に確認したいチェックリスト
よくある質問
まとめ
失敗1:周りに合わせて練習量を増やしすぎる
SNSやランニングアプリで、ほかのランナーの月間走行距離や長距離走を見ると、自分も同じ量を走らなければならないと感じることがあります。しかし、無理なく対応できる距離は、走歴、年齢、生活リズム、睡眠、過去の故障などによって異なります。
大切なのは、自分に合った計画を選び、疲労の反応を確認しながら継続することです。予定より距離を増やす前に、直近の練習を問題なく消化できているかを確認しましょう。
負荷を下げる判断につなげたいサイン
普段より疲労感や眠気が強い
同じペースでもきつく感じる
数日続けてパフォーマンスが落ちている
睡眠の質や気分が安定しない
痛みや違和感が続いている
一つの数値だけでオーバートレーニングを断定することはできません。トレーニング負荷、睡眠、HRV、安静時心拍数、自分の感覚を組み合わせて傾向を見ましょう。詳しくは「トレーニング負荷とは?フィットネス・疲労・フォームで見る方法」も参考にしてください。
失敗2:本番で新しいシューズやウェアを使う
レース用に用意したシューズ、ソックス、ウェア、キャップ、補給ベルトは、事前に長めのトレーニングで試しておきましょう。短い試着では問題がなくても、長時間走ると靴擦れ、擦れ、圧迫感、ポケットの揺れなどが気になる場合があります。
シューズの交換時期は、走行距離だけで一律に決められません。アウトソールの摩耗、ミッドソールの感触、左右差、身体の違和感などを確認し、不安がある場合は専門店へ相談してください。
本番用装備を試すタイミング
本番の数週間前までに、ロング走で一式を使用する
気温や雨など、本番に近い条件でも試す
ゼッケン、スマートフォン、ジェルの収納位置も確認する
ウォッチの装着位置と画面設定を決めておく
レース当日に初めて使うものを極力なくすことが、余計なトラブルを減らす基本です。
失敗3:イージーランまで速く走る
イージーランの日に調子がよいと、予定よりペースを上げたくなります。しかし、すべてのランを中〜高強度にすると、疲労が抜けにくくなり、ポイント練習やロング走の質が下がることがあります。
イージーランの目的は、毎回速さを証明することではありません。会話を続けられる程度の強度を目安に、有酸素能力の土台づくりや高強度練習からの回復を支えます。ペースが遅くても、その日の目的に合っていれば正しいトレーニングです。
長時間の低〜中強度トレーニングについては「ロング走・LSDとは?持久力を高める効果と正しいやり方」で詳しく解説しています。
失敗4:本番の序盤でオーバーペースになる
スタート直後は周囲のランナー、応援、気持ちの高まりによって、体感以上に速く走ってしまいがちです。前半の小さなペース超過が、後半の大きな失速につながることもあります。
目標ペースは、願望だけではなく、練習で無理なく再現できたペースをもとに設定しましょう。レースペース走やロング走の一部で試し、呼吸、心拍数、補給後の感覚まで確認します。
本番でペースを守るための工夫
最初の数kmは混雑や高揚感を考慮し、落ち着いて入る
瞬間ペースだけでなく、ラップ平均ペースも確認する
上り、下り、向かい風では、ペースだけに固執しない
想定以上に暑い日は、目標タイムより安全と完走を優先する
ペース感覚を練習する方法は「ランニングのペース感覚を身につける方法|400mトラックを活用する」も参考になります。
失敗5:補給と給水を本番まで試さない
ジェル、ドリンク、固形物などの補給は、味や成分が同じでも、人によって胃腸への影響が異なります。レース当日に初めて使うと、胃の不快感、喉の渇き、エネルギー不足などにつながる可能性があります。
ロング走を使って、何を、いつ、どのくらい摂るかを試しましょう。大会の給水所で提供される飲料や補給食が分かる場合は、事前に同じものを試す方法もあります。
確認項目
トレーニングで試すこと
補給食
種類、味、摂取するタイミング、携帯方法
水分
気温、発汗量、給水間隔に応じた飲み方
朝食
内容、量、スタートまでの時間
携帯方法
ポケットやベルトの揺れ、取り出しやすさ
必要な水分やエネルギー量には個人差があり、気温、湿度、運動時間によっても変わります。一般的な数字をそのまま当てはめず、練習で自分の反応を確認してください。
Suuntoで練習の失敗を減らす
Suunto Runでは、ランニングのペース、距離、心拍数、トレーニング負荷、回復に関するデータを記録できます。イージーラン、ロング走、レースペース走など、それぞれの目的に合った強度で走れているかを振り返る材料になります。
Suuntoアプリでは、1回の練習だけでなく、一定期間の負荷や進歩を確認できます。計画より走りすぎていないか、回復が追いついているかを、自分の感覚とあわせて見ましょう。
イージーラン:心拍ゾーンと体感を確認し、上げすぎを防ぐ
ロング走:前半と後半のペース、心拍数、補給タイミングを振り返る
レースペース走:目標ペースを無理なく維持できるか確認する
回復日:睡眠、HRV、疲労感などから予定を調整する
数値は体調を診断するものではありません。痛みや強い疲労がある場合は練習を中止し、必要に応じて医療従事者へ相談してください。
レース前に確認したいチェックリスト
本番用のシューズとウェアを長めのランで試した
朝食、補給食、ドリンクの種類とタイミングを確認した
現実的な目標ペースとラップ設定を決めた
大会の給水所、コース、高低差、制限時間を確認した
ウォッチを充電し、使用するスポーツモードと画面を確認した
レース直前に練習量を増やさず、睡眠と回復を優先した
暑さ、寒さ、雨に対応できる装備を準備した
よくある質問
マラソン練習では毎回速く走るべきですか?
毎回速く走る必要はありません。イージーラン、ロング走、スピード練習、休養にはそれぞれ異なる目的があります。高強度日と低強度日を分け、回復できる計画にすることが大切です。
疲れていても予定どおり走った方がよいですか?
疲労の程度や原因によります。軽い疲れなら時間や強度を下げる方法がありますが、痛み、体調不良、強い睡眠不足がある場合は休養を優先してください。数日続く不調は見過ごさず、専門家への相談も検討しましょう。
レース当日に新しいジェルを試しても大丈夫ですか?
基本的には避けましょう。味、濃度、カフェイン、摂取量などによって胃腸の反応が変わる場合があります。ロング走で試し、問題なく使えたものを本番でも使用します。
ウォッチのペース表示だけを見ればよいですか?
瞬間ペースはGPS環境などで変動することがあります。ラップ平均ペース、心拍数、体感、コースの勾配もあわせて判断しましょう。
まとめ|スタートラインへ健康な状態で立つことが最初の目標
マラソン練習では、たくさん走ることや速く走ることだけが正解ではありません。自分に合わない練習量、本番で初めて使う装備、速すぎるイージーラン、序盤のオーバーペース、未確認の補給計画は、長い準備の成果を損なう原因になります。
練習の目的を明確にし、負荷と回復を確認しながら、装備・ペース・補給を事前に試しておきましょう。健康な状態でスタートラインへ立つことが、目標達成に向けた最初の一歩です。
マラソン練習をデータで振り返る
ペース、心拍数、トレーニング負荷、回復を記録できるSuuntoのランニングウォッチをチェック。
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Suunto Multisport Team season kick-off in St George
Last weekend 50 athletes from the Suunto Multisport Team descended on the trails of St. George, Utah, to kick off the team’s inaugural 2019 season. The Suunto Multisport Camp spanned three days, offering an opportunity for professional and amateur triathletes and runners to meet, participate in workshops and familiarize themselves with team product during group runs, rides and swims.
“The Suunto Multisport Camp served as the perfect venue for us to gather with teammates, team management, and sponsors to celebrate the start of what we hope will be an immensely successful 2019 season. While every member of this team is focused on performance and competition, this roster of athletes comprises a unique collection of elite and amateur athletes who all have compelling stories to tell,” says Caleb Whittle, head of brand marketing for Suunto in the Americas.
One of those stories came from Brian Boyle. After surviving an automobile accident that pulverized his bones and organs, stripped him of over 60 percent of his blood, stopped his heart eight times and left him in a coma for two months, Boyle powered through years of rehabilitation and has now finished seven IRONMAN 70.3s, seventeen marathons and two 100-mile ultramarathons, all while advocating for the American Red Cross.
“Getting to meet so many incredible athletes at the camp that share the same enthusiasm for the sport was amazing. It was very rewarding to learn about their backgrounds and experiences, train alongside them and to be able to learn from their training and racing recommendations. After returning from camp, I'm very motivated to go into my next race, represent the team and to follow my teammates throughout the year as they participate in their events,” Brian says.
Watch the video below to get a taste of what it was like in St. George!
Every member of the Suunto Multisport Team will be using the Suunto 9—our latest multisport GPS watch equipped with a 120-hour battery life, wrist-based heart rate and 80 sport modes. Additional sponsors who equipped the team included Enve Composites, Jaybird, Castelli, Blueseventy, BOCO Gear, Kanberra Sport, Petzl, Nuun, and Hyperice.
Suunto Multisport Team Roster 2019
Barbara Peterson
Brandi Swicegood
Caroline Coble
Chris Johnson
Dave Orlowski
Deanna Newman
Derk de Korver
DJ Snyder
Eliot Scymanski
Ellen Hart
Elyse Gallegos
Emily Rollins
Felicity Joyce
Jacqui Giuliano
James Burke
James Hotson
Jeff Mutchie
Josiah Middaugh
Karsten Madsen
Katie Schick
Katie Thomas Morales
Kelly Lambert
Kelsey Withrow
Kinsey Laine
Lisa Roberts
Matt Davidson
Molly Smith
Ralph Nurse
Roger Thompson
Ryan Giuliano
Sam Long
Samantha Mazer
Samantha Snukis
Sarah Barber
Shannon Coates
Susanne Davis
Tim Hola
Timothy Winslow
Trista Francis
Adam Olson
Alex Borsuk
Allan Spangler
Beth Risdon
Brian Boyle
David Fuentes
Denise Sauriol
Jonnah Perkins
Jordan Grande
Justin Cogley
Kelly Young
Liz Canty
Nora Bird
Robert Steffens
Ryan Montgomery
Sawna Guadarrama
Tara Warren