SUUNTOブログ
UTMBとは?距離・魅力と日本で楽しむ方法|SuuntoのGPSウォッチで171kmに挑戦
世界中のトレイルランナーが憧れる「UTMB」。
フランス・シャモニーを起点にモンブラン山群を巡る壮大なコースは、トレイルランニングを代表する舞台のひとつです。
約170kmの距離と約10,000mの累積標高。UTMBでは、長時間動き続ける体力だけでなく、ルート確認、装備、補給、天候への対応、コンディション管理など、トレイルランナーとしての総合力が求められます。
SUUNTOは、UTMB World Seriesの公式GPSウォッチおよびテクニカルパートナーとして、世界各地のトレイルで挑戦するランナーをサポートしています。
この記事では、UTMBの距離や魅力、SUUNTOとUTMB World Seriesの関係、そしてSuuntoウォッチでUTMBの距離を身近に体験できる「Virtual UTMB」について紹介します。
UTMBとは?
UTMBは「Ultra-Trail du Mont-Blanc」の略称です。
フランスのシャモニーを出発し、モンブラン山群を巡りながら、フランス、イタリア、スイスの3カ国を走るトレイルランニングレースです。
2003年に始まり、現在ではUTMB World Seriesの100Mカテゴリーにおける年間ファイナルとして、世界各地からトップアスリートや経験豊富なトレイルランナーが集まります。
コースは年度や現地の状況によって変わります。2026年大会は、距離174km、累積標高9,900mとして案内されています。
UTMBの基本情報
項目
内容
正式名称
Ultra-Trail du Mont-Blanc
開催エリア
フランス、イタリア、スイス
スタート・フィニッシュ
フランス・シャモニー
距離
約170km ※年度により変動
累積標高
約10,000m ※年度により変動
初開催
2003年
カテゴリー
UTMB World Series 100Mファイナル
UTMBは、単に距離が長いだけのレースではありません。
長時間にわたる登りと下り、昼夜を通した行動、変化する天候や気温への対応、補給や装備の管理など、さまざまな要素を自分でコントロールしながらフィニッシュを目指します。
UTMBの距離はどれくらい?
約170kmは、フルマラソン約4回分に相当します。
ただし、舗装路を走るフルマラソンとは異なり、UTMBでは約10,000mの累積標高を伴う山岳コースを進みます。
距離だけでなく、次のような要素がレースの難しさにつながります。
長時間にわたる登りと下り
標高や気温の変化
夜間の行動
岩場やぬかるみなどの路面
補給や水分の管理
数十時間に及ぶ身体的・精神的な負荷
実際のUTMBの過酷さを、日常のランニングだけで再現することはできません。
それでも、まず「約170kmを走るとはどのくらいの距離なのか」を体感することは、100マイルレースやウルトラトレイルを知るきっかけになります。
SUUNTOとUTMB World Series
SUUNTOは、UTMB World Seriesの公式GPSウォッチおよびテクニカルパートナーです。
UTMBのような長時間の山岳レースでは、現在地の把握、ルート確認、標高情報、ペース配分、バッテリー管理などが重要になります。
SUUNTOは、長時間バッテリー、高精度GPS、オフラインマップ、ルートナビゲーションなどを備えたGPSスポーツウォッチを通じて、世界各地のUTMB World Seriesに挑戦するトレイルランナーをサポートしています。
初めてトレイルランニングに挑戦する人から、国内のUTMB World Series大会を目指すランナー、そしてモンブランの舞台を目指すアスリートまで。
それぞれの現在地から、次の目標へ進むために。SUUNTOは、GPSウォッチとトレーニング機能を通じて、トレイルランナーの挑戦を支えています。
日本でもUTMB World Seriesを体験できる
UTMB World Seriesは、モンブランだけでなく、世界各地で開催されています。
日本では、石川県加賀市・山中温泉エリアを舞台にした「Kaga Spa Trail Endurance 100 by UTMB®」が開催されています。
2026年大会は、KAGASPA 100K、KAGASPA 50K、KAGASPA 20Kの3カテゴリーで実施されました。
温泉地を拠点に、加賀の山岳エリアや里山を駆け抜ける、日本国内のUTMB World Series大会です。SUUNTOは公式GPSウォッチおよびテクニカルパートナーとして、大会に挑戦するランナーをサポートしました。
▶︎関連記事: SUUNTO、Kaga Spa Trail Endurance 100 by UTMB®に協賛
2026年大会では、SUUNTOブランドアンバサダーの吉住友里選手がKAGASPA 50Kで女子総合優勝。SUUNTOサポートランナーの長谷怜信選手は、KAGASPA 100Kで男子総合4位に入りました。
▶︎大会レポート: Kaga Spa Trail Endurance 100 by UTMB® 2026|吉住友里が50K優勝、長谷怜信が100Kで4位
UTMBの世界は、遠いヨーロッパだけにあるわけではありません。
国内大会への参加や応援を通じて、UTMB World Seriesの雰囲気や、世界につながるトレイルランニング文化に触れることができます。
SuuntoウォッチでUTMBの距離を体験する
実際のUTMBに挑戦するには、長期的なトレーニングや経験、出場に向けた準備が必要です。
一方で、約170kmという距離を体験することは、日々のランニングから始められます。
そのために活用できるのが、SuuntoPlusスポーツアプリの「Virtual UTMB」です。
Virtual UTMBとは?
Virtual UTMBは、日々のランニング距離を積み重ねながら、UTMBの象徴的な171kmの完走を目指すSuuntoPlusスポーツアプリです。
一度に171kmを走る必要はありません。
平日に5km走った日も、週末に20km走った日も、Virtual UTMBを選択して記録した距離が少しずつ加算されていきます。
ウォッチの専用画面では、主に次の情報を確認できます。
これまでに走った累積距離
171kmに対する進捗
現在のアクティビティの距離
アクティビティの経過時間
さらに、実際のUTMBコースにあるエイドステーション相当の距離へ到達すると、ウォッチに通知が表示されます。
なお、実際のUTMBの距離は年度によって変わります。Virtual UTMBの171kmは、このSuuntoPlusスポーツアプリが公開された当時のUTMBを基準に設定されたチャレンジ距離です。
Virtual UTMBはどんな人におすすめ?
Virtual UTMBは、実際にUTMBへの出場を目指しているランナーだけの機能ではありません。
日々のランニングに新しい目標をつくりたい人、100マイルレースに興味がある人、将来ウルトラトレイルへ挑戦してみたい人も楽しめます。
たとえば、次のような人におすすめです。
日々のランニングを継続する目標が欲しい
約170kmという距離を体感してみたい
100マイルレースに興味がある
トレイルランニングへのモチベーションを高めたい
将来UTMBやウルトラトレイルに挑戦したい
SuuntoPlusの機能を活用したい
Virtual UTMBを完了しても、実際のUTMBへの出場資格やRunning Stonesを獲得できるわけではありません。
日々のランニングを通じて、UTMBの距離をバーチャルに体験するためのチャレンジです。
Virtual UTMBをSuuntoウォッチで使う方法
1.SuuntoPlus Storeを開く
スマートフォンでSuuntoアプリを開き、SuuntoPlus Storeへ進みます。
「Virtual UTMB」を探し、使用するSuuntoウォッチへ追加します。
2.Suuntoウォッチと同期する
Virtual UTMBを追加したら、Suuntoアプリとウォッチを同期します。
同期が完了すると、ウォッチのSuuntoPlusメニューからVirtual UTMBを選択できるようになります。
3.ランニング開始前にVirtual UTMBを選ぶ
ウォッチで使用するランニングのスポーツモードを開きます。
エクササイズを開始する前に、次の順に進みます。
エクササイズ設定 → SuuntoPlus → Virtual UTMB
Virtual UTMBを選択したら、通常どおりアクティビティを開始します。
4.累積距離を確認しながら走る
アクティビティ中は、Virtual UTMBの専用画面から現在の進捗を確認できます。
終了後も累積距離は保存されます。次回のランニングで再びVirtual UTMBを使用すると、前回までの距離に新しい走行距離が加算されます。
※SuuntoPlusスポーツアプリの提供状況や対応モデルは、地域、ウォッチ、ソフトウェアバージョンによって異なる場合があります。利用前にSuuntoアプリ内のSuuntoPlus Storeをご確認ください。
UTMBのようなロングトレイルでGPSウォッチに求められる機能
UTMBのような長時間のトレイルランニングでは、距離とペースを記録できるだけでは十分とはいえません。
山の中で自分の位置や状態を把握し、長時間の行動を支えられる機能が重要です。
高精度なGPS
山岳エリアでは、谷や樹林帯、急峻な地形の影響でGPS信号が不安定になることがあります。
走行距離やペースだけでなく、現在地やルートを把握するためにも、GPSの精度は重要です。
オフラインマップとルートナビゲーション
山では、スマートフォンの通信が不安定になることがあります。
オフラインマップに対応したGPSウォッチなら、あらかじめ地図をダウンロードすることで、通信環境に左右されず、現在地や周辺の地形をウォッチ上で確認できます。
ルートナビゲーションを設定しておけば、予定したコースから外れていないかを確認しながら進めます。
長時間使えるバッテリー
ロングトレイルでは、天候やコースの状況によって、予定より行動時間が長くなる可能性があります。
GPS、心拍計測、ナビゲーションなどを使用した状態でも、想定するレース時間をカバーできるバッテリー性能を選ぶことが重要です。
標高と累積標高
トレイルランニングでは、距離だけでなく、どれくらい登ったかも負荷を判断する大切な情報です。
現在の標高や累積標高を確認できれば、登りの進捗や、この先に残されたコースの負荷を把握しやすくなります。
トレーニングと回復の管理
100kmや100マイルのレースは、レース当日だけで完結するものではありません。
日々のトレーニング負荷、睡眠、HRV、回復状態などを継続して確認し、身体の状態に合わせてトレーニングを調整することも重要です。
トレイルランニング用GPSウォッチに必要な機能や、Suunto Race S、Suunto Race 2、Suunto Vertical 2の違いについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
▶︎関連記事: トレランにおすすめのGPSスマートウォッチとは?必要な機能と選び方
まずは自分のペースで171kmを目指そう
UTMBは、約170kmの距離と約10,000mの累積標高を持つ、世界を代表するトレイルランニングレースです。
実際にそのスタートラインへ立つには、長期的なトレーニングと経験、入念な準備が必要です。
しかし、UTMBの距離を体感するための最初の一歩は、今日から始められます。
5km、10km、20km。
一度に走る距離は短くても、積み重ねれば171kmに届きます。
Virtual UTMBとSuuntoウォッチを活用して、自分のペースで、モンブランを巡る象徴的な距離に挑戦してみましょう。
次のトレイルへ進むためのGPSウォッチを選ぶ
長時間バッテリー、高精度GPS、オフラインマップ、ルートナビゲーション。
SUUNTOのGPSスポーツウォッチは、日々のトレーニングからロングトレイル、レース本番まで、ランナーの挑戦をサポートします。
▶︎トレイルランニング向けGPSウォッチの選び方を見る
関連記事
トレランにおすすめのGPSスマートウォッチとは?必要な機能と選び方
SUUNTO、Kaga Spa Trail Endurance 100 by UTMB®に協賛
Kaga Spa Trail Endurance 100 by UTMB® 2026|吉住友里が50K優勝、長谷怜信が100Kで4位
登山・トレイルのペース配分に役立つSuuntoクライムガイダンスとは
登山やトレイルランニングでは、距離だけを見てルートの難しさを判断することはできません。
同じ10kmでも、平坦な道と標高差の大きい山道では、必要な体力、行動時間、補給、ペース配分が大きく変わります。特に初めて歩く山や、ロングハイク、トレイルランニングのレースでは、「この先にどれくらい登りが続くのか」「下りはどこから始まるのか」を把握できることが重要です。
Suuntoクライムガイダンスは、ルート上の登り・下り・平坦区間を確認し、この先の地形を先読みしながら行動するための機能です。
この記事では、なぜ登山やトレイルで登り下りの把握が大切なのか、Suuntoクライムガイダンスがどのようなシーンで役立つのかを紹介します。
▶︎関連記事:登山におすすめのGPSスマートウォッチとは?地図・バッテリー・アウトドア機能の選び方
なぜ登山・トレイルでは「登り下りの把握」が重要なのか
登山やトレイルランニングでは、距離だけでなく標高差が大きな負荷になります。
平坦な道なら快適に歩ける距離でも、急登が続く山道では心拍数が上がりやすく、脚への負担も大きくなります。反対に、下りではスピードが出やすい一方で、太ももや膝への負担、転倒リスク、集中力の低下にも注意が必要です。
そのため、山で行動するときは「あと何kmか」だけでなく、「この先にどれくらい登るのか」「どこから下りに入るのか」「大きな登りはまだ残っているのか」を把握することが大切です。
登り下りを把握できると、ペース配分、補給、休憩、防寒、下山時間の見通しを立てやすくなります。
距離だけではルートのきつさは判断できない
ロードランニングや街歩きでは、距離とペースを見ればある程度の負荷をイメージできます。
しかし山では、同じ距離でもルートのきつさが大きく変わります。例えば、5kmのルートでも、ほとんど平坦な林道と、急登が続く登山道では身体への負担がまったく違います。
標高差、勾配、路面、天候、荷物、行動時間によって、必要な体力は変わります。特にトレイルランニングでは、登りで脚を使いすぎると、後半の下りや平坦区間でペースを維持しにくくなることがあります。
だからこそ、山では距離だけでなく、ルートの高度プロファイルを確認することが重要です。
登り下りを先読みできると何が変わる?
登り下りを事前に把握できると、行動中の判断がしやすくなります。
例えば、長い登りの前に補給を済ませておく、急登では無理にペースを上げず心拍を抑える、下りの前に集中力を整える、稜線に出る前に防寒を準備する、といった判断ができます。
登山で役立つこと
休憩のタイミングを決めやすい
補給や水分補給の計画を立てやすい
下山時間の見通しを立てやすい
大きな登りの前にペースを調整しやすい
天候や日没に合わせて行動判断しやすい
トレイルランニングで役立つこと
登りで脚を使いすぎない
下りに入る前に集中しやすい
レース中の補給タイミングを考えやすい
後半に残す体力を計算しやすい
コース全体のリズムをつかみやすい
登り下りを知ることは、単に「あとどれくらいきついか」を知るためだけではありません。山での行動をより計画的にするための情報になります。
Suuntoクライムガイダンスとは
Suuntoクライムガイダンスは、Suuntoアプリで作成したルートや読み込んだルートの高度データをもとに、ルート上の登り・下り・平坦区間をわかりやすく表示する機能です。
ルートは、登り、上り坂、下り坂、下り、平坦といった区間に分けられ、それぞれ色分けされます。これにより、コース全体の中でどこに大きな登りがあるのか、どこから下りが始まるのかを視覚的に確認しやすくなります。
アクティビティ中は、対応するSuuntoウォッチで高度プロファイルを確認しながら進めます。登りや下りの区間が始まる前に通知を受け取ることで、次の地形に備えやすくなります。
詳しい設定方法や使い方は、こちらの記事で紹介しています。
▶︎関連記事:登山・トレイルでルートをナビゲーション|Suuntoクライムガイダンスの便利な使い方を解説
登山での活用シーン
登山では、ペース配分と行動時間の見通しが重要です。
クライムガイダンスでルート上の登り下りを確認しておくと、「この登りを越えたら休憩しよう」「次の急登の前に水分補給しておこう」「下山までに大きな登り返しがあるか」を考えやすくなります。
特に、初めて歩く山や標高差の大きいルートでは、地図上の距離だけでは疲労感をイメージしにくいことがあります。高度プロファイルで登り下りを把握しておくことで、無理のない行動計画を立てやすくなります。
登山では、日没や天候の変化も重要です。行動時間に余裕を持つためにも、ルートのアップダウンを事前に確認しておくことが大切です。
▶︎関連記事:登山やトレイルで天気を確認する方法|Suuntoウォッチで気圧・日没・ストームアラームを活用
トレイルランニングでの活用シーン
トレイルランニングでは、登り、下り、平坦区間で走り方やペース配分が大きく変わります。
クライムガイダンスを使うと、次の登りがどれくらい続くのか、下りはどこから始まるのかを把握しやすくなります。登りで無理をしすぎず、下りや後半に脚を残す判断がしやすくなります。
レースでは、補給や集中力の維持にも役立ちます。長い登りの前にジェルや水分を取る、下りに入る前に足元への意識を高める、後半の大きな登りに備えてペースを抑えるなど、コース全体を見ながら走るためのサポートになります。
▶︎関連記事:トレランにおすすめのGPSスマートウォッチとは?必要な機能と選び方
ロングハイク・縦走での活用シーン
ロングハイクや縦走では、1日の行動時間が長くなり、疲労も蓄積しやすくなります。
序盤にペースを上げすぎると、後半の登り返しや下山で脚が残らないことがあります。クライムガイダンスで「まだ大きな登りが残っている」「ここからは下り基調になる」といった見通しを持てると、体力配分を考えやすくなります。
また、補給や休憩のタイミングも立てやすくなります。長い登りの前に休む、稜線に出る前に防寒を準備する、下山前に水分を確認するなど、地形に合わせた行動計画に役立ちます。
オフラインマップやルートナビゲーションと組み合わせる
クライムガイダンスは、オフラインマップやルートナビゲーションと組み合わせることで、さらに活用しやすくなります。
ウォッチ上で現在地やルートを確認しながら、この先の登り下りも把握できるため、山やトレイルでの行動判断をサポートします。スマートフォンの電波が届きにくい場所でも、事前にマップやルートを準備しておけば、より安心して行動しやすくなります。
GPXファイルを使ってルートを追加したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
▶︎関連記事:GPXルートをSuuntoウォッチに追加する方法|ルートプランナーを使った設定手順
使い方を詳しく知りたい方へ
この記事では、登山やトレイルランニングで登り下りを把握する重要性と、クライムガイダンスが役立つシーンを紹介しました。
実際にSuuntoアプリでルートを作成する方法、ウォッチに同期する方法、クライムガイダンスの画面の見方、通知の内容などを詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
▶︎関連記事:登山・トレイルでルートをナビゲーション|Suuntoクライムガイダンスの便利な使い方を解説
まとめ|登り下りを把握すると、山での行動がもっと計画的になる
登山やトレイルランニングでは、距離だけでなく、登り下りや標高差を把握することが大切です。
この先にどれくらい登りが続くのか、下りはどこから始まるのか、大きな登り返しが残っているのかを知ることで、ペース配分、補給、休憩、下山時間の見通しを立てやすくなります。
Suuntoクライムガイダンスは、ルート上の登り・下り・平坦区間を確認し、この先の地形を先読みしながら行動するための機能です。
山での行動をもっと計画的にしたい方は、オフラインマップやルートナビゲーションとあわせて、クライムガイダンスを活用してみてください。
▶︎クライムガイダンス、オフラインマップに対応したSUUNTOウォッチを見る
HRV(心拍変動)とは?正常値の見方と回復・トレーニングへの活かし方
「しっかり練習しているのに記録が伸びない」「いつもより疲れが残っている」と感じるときは、トレーニング量だけでなく、身体の回復状態にも目を向けてみましょう。回復を把握するための指標として活用されているのが、HRV(心拍変動)です。
HRVは、心拍数そのものではなく、心拍と心拍の間隔に生じるわずかなゆらぎを示します。毎日の数値を継続して確認することで、トレーニング、睡眠、ストレスなどに身体がどのように反応しているかを振り返る手がかりになります。
この記事では、HRVの意味、正常値の考え方、数値が低くなる主な要因、トレーニングへの活かし方、SuuntoウォッチとSuuntoアプリで確認する方法をわかりやすく解説します。
HRV(心拍変動)とは?
HRV(Heart Rate Variability/心拍変動)とは、連続する心拍と心拍の間隔に生じる変化を表す指標です。
たとえば、心拍数が1分間に60回でも、心臓が正確に1秒間隔で拍動しているとは限りません。実際には、0.9秒、1.1秒、0.95秒というように、1拍ごとの間隔にはわずかな違いがあります。このゆらぎを数値化したものがHRVです。
心拍数とHRVの違い
指標
示すもの
心拍数(HR)
1分間に心臓が拍動する回数。一般的にbpmで表します。
HRV(心拍変動)
心拍と心拍の間隔に生じるゆらぎ。一般的にミリ秒単位で扱います。
心拍数が同じでも、HRVは人や日によって異なります。そのため、心拍数とHRVは別の指標として確認する必要があります。
HRVが回復状態の判断材料になる理由
心拍の間隔は、身体の働きを自動的に調整する自律神経の影響を受けています。自律神経には、活動時に働きやすい交感神経と、休息時に働きやすい副交感神経があります。
副交感神経の働きが優位なとき:HRVは比較的高くなる傾向があります。
交感神経の働きが優位なとき:HRVは比較的低くなる傾向があります。
ただし、HRVだけで「回復している」「体調が悪い」と断定することはできません。トレーニング負荷、睡眠不足、精神的なストレス、飲酒、生活リズムの変化、体調など、複数の要因が数値に影響します。
HRVは、身体の状態を診断する数値ではなく、普段の自分と比べて変化が起きていないかを確認するための判断材料として活用することが大切です。
HRVの正常値はどれくらい?
HRVには大きな個人差があるため、すべての人に共通する「正常値」はありません。年齢、体力、遺伝的な要因、生活習慣、計測方法などによって数値は異なります。
そのため、インターネットで見つけた平均値や、家族・トレーニング仲間の数値と単純に比較するのはおすすめできません。重要なのは、同じ機器と条件で継続的に計測し、自分自身の通常範囲を把握することです。
1日だけの数値よりトレンドを見る
激しいトレーニングの翌日や睡眠不足の日に、一時的にHRVが下がることは珍しくありません。反対に、普段より高い数値が出ることもあります。
1回の測定結果だけで予定を大きく変えるのではなく、次の点を確認しましょう。
通常範囲から外れた状態が数日続いているか
安静時心拍数にも普段と異なる変化があるか
睡眠時間や睡眠の質が低下していないか
脚の重さ、だるさ、意欲低下などの自覚があるか
直近のトレーニング負荷が高すぎなかったか
HRVが低くなる主な要因
HRVが普段の範囲より低くなる背景には、トレーニング以外の要因もあります。
高いトレーニング負荷
高強度インターバル、ロング走、レースなどで身体に大きな負荷がかかると、翌日以降のHRVが低下することがあります。これは負荷に対する自然な反応のひとつです。
トレーニングによる負荷を確認するときは、HRVだけでなく、TSS・hrTSSなどのトレーニング負荷も合わせて確認すると、原因を振り返りやすくなります。
睡眠不足や生活リズムの乱れ
就寝時間が遅くなった日、睡眠時間が短かった日、夜中に何度も目が覚めた日は、回復が十分に進まず、普段と異なるHRVが出ることがあります。
仕事や日常生活のストレス
身体的な負荷が少ない日でも、仕事、人間関係、移動、環境の変化などによる精神的ストレスがHRVに影響する場合があります。トレーニングだけを原因と考えず、生活全体を振り返ることが重要です。
飲酒や食事の影響
飲酒、遅い時間の食事、過度な食事制限なども、夜間の心拍や睡眠に影響し、HRVの変化につながることがあります。計測結果と生活記録を照らし合わせると、自分に影響しやすい習慣が見つかることがあります。
体調の変化
普段と異なるHRVが続き、強い倦怠感、発熱、痛みなどの症状もある場合は、トレーニングを中止し、必要に応じて医療機関へ相談してください。HRVは医療診断の代わりになるものではありません。
HRVが低い日はどうする?
HRVが自分の通常範囲より低い日は、数値だけで運動の可否を決めるのではなく、睡眠、安静時心拍数、自覚的な疲労、直近のトレーニング内容を合わせて判断します。
状態
対応例
HRVは低いが、体調や睡眠に問題を感じない
ウォームアップを丁寧に行い、身体の反応を見ながら予定を調整する。
HRVが低く、脚の重さや疲労感がある
高強度セッションを避け、軽い有酸素運動や休息へ切り替える。
低い状態が数日続き、睡眠や体調も良くない
休養を優先し、トレーニング計画全体を見直す。
「計画どおりに実施すること」よりも、身体の反応に合わせて負荷を調整することが、長期的な継続につながります。予定変更の考え方は、予定どおり走れないときのトレーニング調整法も参考にしてください。
HRVは高いほど良い?
HRVは、単純に高ければ高いほど良いわけではありません。確認したいのは、他者より高いかどうかではなく、自分の通常範囲に対してどの位置にあるかです。
普段の範囲より大きく高い状態が続く場合も、身体の反応がいつもと異なっている可能性があります。低い場合と同様に、睡眠、安静時心拍数、疲労感、トレーニング履歴を合わせて確認しましょう。
SuuntoウォッチでHRVを確認する方法
対応するSuuntoウォッチでは、睡眠中のHRVを計測し、ウォッチやSuuntoアプリで確認できます。毎晩できるだけ同じ条件で装着し、継続的にデータを蓄積することで、自分の通常範囲との比較がしやすくなります。
計測と確認の基本手順
睡眠追跡を有効にする
就寝中もウォッチを装着する
起床後にウォッチまたはSuuntoアプリでHRVを確認する
1日の数値ではなく、7日間平均と通常範囲の関係を見る
睡眠、安静時心拍数、トレーニング負荷も合わせて振り返る
センサーが肌から浮いていると、計測データが安定しない場合があります。睡眠を妨げない範囲で、ウォッチが手首に沿うように装着してください。
7日間平均と通常範囲を見る
Suuntoでは、現在のHRVを単独の数値だけでなく、過去のデータから形成された個人の通常範囲と比較して確認できます。現行記事の仕様説明では、通常範囲の形成に60日間のデータを使用し、通常範囲には最低14回、7日間平均には最低3回の測定が必要とされています。
使い始めた直後はデータ量が少ないため、数値の意味を判断しにくいことがあります。まずは数週間、できるだけ継続して装着し、自分のベースラインを作ることを優先しましょう。
HRVをトレーニングに活かす5つの方法
1. 朝の確認を習慣にする
起床後にHRV、睡眠、安静時心拍数を確認し、その日の身体の状態を振り返ります。毎日同じタイミングで確認すると、変化に気づきやすくなります。
2. 高強度トレーニング後の反応を見る
インターバルやロング走の翌日にHRVがどのように変化し、何日で通常範囲へ戻るかを確認します。自分に必要な回復時間を知る手がかりになります。
3. トレーニング負荷と組み合わせる
HRVは身体の反応を、TSSなどは実施したトレーニングの負荷を把握する材料になります。両方を組み合わせることで、「負荷をかけた結果、身体がどう反応したか」を振り返れます。
4. 主観的な疲労も記録する
データが通常範囲内でも、強い疲労感や痛みがある日は負荷を下げる判断が必要です。反対に、HRVがやや低くても体調が良い場合は、ウォームアップ後の感覚を確認しながら調整できます。
5. 週単位・月単位で振り返る
HRVは日ごとに変動します。毎朝の数値に一喜一憂せず、トレーニング期、回復週、レース前後など、一定期間の傾向を振り返ることが重要です。
HRVと一緒に確認したい指標
回復状態をより立体的に把握するには、HRVだけでなく、複数のデータを組み合わせます。
睡眠:睡眠時間、睡眠の規則性、起床時の感覚
安静時心拍数:普段より高い状態が続いていないか
トレーニング負荷:直近の運動量や強度が高すぎないか
主観的な疲労:脚の重さ、だるさ、意欲、筋肉痛
運動中の強度:心拍ゾーンやSuunto ZoneSenseで負荷が適切だったか
持久系トレーニングの強度管理については、心拍ゾーンとは?トレーニング強度を使い分ける方法もあわせてご覧ください。
HRVについてよくある質問
HRVは毎日変わりますか?
はい。トレーニング、睡眠、ストレス、飲酒、移動、体調などの影響を受けるため、日ごとに変化します。1日の数値ではなく、自分の通常範囲と継続的な傾向を確認しましょう。
HRVが低い日は運動してはいけませんか?
HRVが低いという理由だけで、必ず運動を中止する必要はありません。睡眠、安静時心拍数、疲労感、痛み、直近の負荷を合わせて確認し、必要に応じて強度や時間を調整します。
HRVは高いほど回復しているということですか?
必ずしもそうではありません。HRVには個人差があり、自分の通常範囲から大きく外れた高値にも注意が必要です。絶対値より、自分のベースラインとの比較が重要です。
HRVの数値を他の人と比較してもよいですか?
計測機器や計測条件、年齢、体力などが異なるため、単純な比較はおすすめできません。同じ機器を使い、同じ条件で測った自分自身の変化を追いましょう。
HRVはどのくらい継続して計測すればよいですか?
数日だけでは通常範囲を把握しにくいため、まずは数週間継続して計測するのがおすすめです。生活やトレーニングの変化と照らし合わせながら、長期的な傾向を確認してください。
HRVで病気や体調不良を判断できますか?
HRVだけで病気や体調を診断することはできません。数値の変化に加えて、発熱、強い倦怠感、痛みなどの症状がある場合は、運動を控え、必要に応じて医療機関へ相談してください。
まとめ|HRVは自分の変化を知るための指標
HRVは、心拍と心拍の間隔に生じるゆらぎを表す指標です。トレーニング負荷、睡眠、ストレスなどに対する身体の反応を振り返る手がかりになります。
HRVには個人差があり、全員に共通する正常値はありません。
他者ではなく、自分の通常範囲と比較することが重要です。
1日の数値ではなく、7日間平均や長期的な傾向を確認します。
HRVが低い日は、睡眠、安静時心拍数、疲労感、トレーニング負荷も合わせて判断します。
HRVだけで体調や病気を診断することはできません。
SuuntoウォッチとSuuntoアプリを継続して使用すれば、毎日のHRVを自分の通常範囲と比較しながら確認できます。「今日は追い込む日か」「負荷を抑える日か」を考えるための材料として、日々のトレーニングに役立ててください。
サマーセール開催中
期間限定キャンペーン
SUUNTOサマーセール開催中
Suunto Race 2、Vertical 2、Runなど、HRV計測に対応した人気スポーツウォッチが最大22%OFF。夏のトレーニングや次のレースに向けて、今だけの特別価格で。
サマーセールを見る
Italy dominates the Vertical Week 2024
Suunto World Vertical Week, the thrilling celebration of the uphill challenge, united outdoor enthusiasts from around the globe in a collective pursuit of elevation gain on March 18–24. All human-powered activities by the participants were counted and every hill was turned into an opportunity to conquer new heights.
We have now analyzed the data to see which country and activity type climbed the most!
The usual suspects were on top of the country rankings
In the country rankings, the usual suspects – countries in the mountainous regions of Europe – were once again on top. This time Italy dethroned Austria for the number one spot with over 400 meters of ascent per activity on average. Switzerland also broke its way to the top three.
The only non-European nation in the top 10 was South Africa in ninth place. Greece made it to the top 10 for the first time.
Average ascent meters by country
When looking at the total ascent, meaning adding up the ascent in all the activities in a nation for the Vertical Week, France took the top spot from Spain and Italy climbed past Austria on the third spot.
Top 10 for total ascent meters
France
Spain
Italy
Austria
Germany
Switzerland
USA
Poland
United Kingdom
Czech Republic
Skiers – and the Japanese trail runners – were above the rest
In the activity type rankings, there weren’t any major changes: ski touring activities had the biggest average ascent, followed by mountaineering and trail running. The average ascent for all the ski touring activities came close to the magical 1000-meter mark but was still a bit below the summit. Maybe next time!
Average ascent meters by activity type
While the skiers had the biggest days on average, when looking at individual activities with over 1000 meters of ascent, trail runners were in the lead. In 2023 the order was the other way round.
In the individual performances, four people really stood out: They all had tracked over 20.000 meters of human-powered ascent during the Vertical Week. Impressive!
And while looking at the big picture, many people seemed to push it more than last year: For a top 10% placing, you needed to climb 2275 meters during this year’s Vertical Week. That’s almost 373 meters more than in 2023.
The same change is visible in the top of the top: To make it to the top 3% of the Vertical Week participants, you needed to climb 4062 meters, 472 meters more than in 2023.
The country rankings winner Italy is very strong also in different activity type rankings. They earned a podium spot in six out of ten different categories!
Ski touring
Slovakia 1160m
Switzerland 1062m
Poland 1051m(Average for all countries 953 m)
Whoop whoop, we have a new winner in the ski touring category! The Slovakian skiers ascended more than any other nation in any of the categories. It’s also clear that the 1000-meter mark is a clear goal for skiers, and the entire top 3 broke that limit.
Trail running
Japan 1076m
Italy 674m
Greece 600m(Average for all countries 457 m)
This is amazing: The Japanese trail runners were the only ones breaking the 1000-meter mark in any other category than ski touring. They kept their well-deserved top spot in trail running for another year. Congratulations!
Mountaineering
Italy 865m
Finland 838m
France 799m(Average for all countries 633 m)
Italy continued their dominancy, but the second place was a surprise: How did such a flat country as Finland make its way to second place?
Mountain biking
South Africa 645m
Italy 547m
Slovenia 540m(Average for all countries 393 m)
The South Africans were active on the bike, climbed more than any other nation and ensured that also the African continent was presented in the rankings.
Gravel cycling
United Kingdom 656m
United States 440m
Italy 421m(Average for all countries 298 m)
Gravel cycling was a new addition on the list this time. And, not surprisingly, the ascent meters for gravel cycling fell somewhere between mountain biking and cycling. The UK took the top spot in the activity ranking clearly.
Cycling
Spain 435m
Italy 335m
Slovenia 286m(Average for all countries 210 m)
Everyone knows that cycling in Spain in the spring is great. And they seem to know it themselves, too!
Trekking
Japan 850m
Switzerland 575m
Austria 541m(Average for all countries 351 m)
The Japanese took the top spot in two categories, trekking and trail running. Two category wins was only matched by Italy (number one in mountaineering and hiking).
Hiking
Italy 438m
Slovakia 386m
Slovenia 351m(Average for all countries 240 m)
Yet another category with a strong Italian performance. Forza!
Nordic skiing
Switzerland 363m
Austria 324m
Norway 305m(Average for all countries 216 m)
While the top three countries in the cross country skiing category were expected, what was surprising was the change in the podium lineup from the previous year: None of these three were on the podium last year.
Running
Czech Republic 152m
Switzerland 138m
South Africa 130m(Average for all countries 95 m)
Running, the most popular Suunto activity in general, is not focused on the vert. Despite the smaller numbers, there still is a winner: Czech Republic took the number one spot!
Celebrate the uphills during the 10th annual Suunto World Vertical Week!
Welcome to Suunto World Vertical Week – a thrilling celebration of the uphill challenge! From March 18 to March 24, outdoor enthusiasts from around the globe will unite in a collective pursuit of elevation gain, turning every hill into an opportunity to conquer new heights. The beauty of Suunto Vertical Week lies in its accessibility, taking place everywhere, and embracing all human-powered activities.
Whether you're a trail runner, skier, hiker, mountaineer, cyclist, or any other adventurer, the Vertical Week invites you to climb as much as you can. The ultimate goal? To determine which nation and activity type emerges victorious, boasting the most elevation gain.
Joining the Vertical Week is simple – just open the Suunto app and click 'join' in the Vertical Week message. All your human-powered activities during the week count.
Join now and elevate your adventure!
Follow your progress in real-time
The Vertical Week sport app shows the current activity ascent (top), total ascent (bottom) and your total compared to Vertical Week participants in 2023.
You can follow your total ascent for the Vertical Week with the new SuuntoPlus Vertical Week sport app: The Vertical Week sport app will count every meter you climb and show your cumulative ascent for both the current activity and the entire week. You can also see how high you would be ranked in the previous Vertical Week challenge. Are you already in the top 30% or perhaps even the top 5% of participants?
Go to the SuuntoPlus Store in Suunto app and sync the Vertical Week sport app to your watch. Before starting your first activity of the Vertical Week, select the sport app in the activity settings.
Learn more about SuuntoPlus sport apps.
Join our community events in Innsbruck and Girona
If you are spending your Vertical Week in or around Innsbruck, Austria, or Girona, Spain, you should check out our community events: In Innsbruck we will be running with BASEFIVE on March 18 and skiing on March 20 and 23. In Girona we will go on a community run together with the Overland crew on Saturday, March 23.
Learn more about Suunto x BASEFIVE Vertical Week events in Innsbruck and join!
Learn more about Suunto x OVERLAND Vertical Week events in Girona and join!
Data from previous years
Check out which sports and nations have captured the podium places during the past years. Will this year bring changes to the top places? Now is your chance to affect on this year's results by collecting as many vertical meters as possible.
2023 - 2022 - Summer 2021 - Winter 2021 - 2020 - 2019 - 2018 - 2017 - 2016
Read more
How to use the terrain maps in your Suunto Vertical
10 Suunto features for vertical gain
Suunto World Vertical Week 2023 Big Data
7 adventure films to watch during the holidays
Race to the Summit
Two years ago, Dani Arnold completed the biggest project of his life: climbing the six large Alpine north faces – alone and in record time. The project occupied, accompanied and shaped him over a period of 10 years. Now the Netflix is devoting a 90-minute report to three of these climbs.
Race to the Summit features the dizzying feats of Dani Arnold and the late Ueli Steck, two great Swiss alpinists and long-time Suunto ambassadors. Experienced mountaineers need a day or more to climb the infamous north faces of the Eiger or Matterhorn. But Dani and Ueli climbed them alone in less than three hours. The duel thrilled the climbing world and electrified the media.
Watch the trailer above and the full film on Netflix.
Lost Then Found
TDS winning athlete Christian Meier shares his inspiring story in Lost Then Found. Christian started his athletic career as a cyclist and has since made a transition from the pro peloton to the top of ultra-running.
”Life is a constant evolution of who you are as a person and Lost Then Found marks an important turning point in my life not only as an athlete but as an individual. From losing cycling to finding trail running this is a story of self-discovery and I am happy to be able to share that journey,” says Christian.
Arctic Lines – Sunny Car Center
In the Arctic Lines video series, backcountry snowboarder Antti Autti explores the vast wilderness of northern Finland, Sweden, and Norway. The series is now in its third season, and in the latest episode, 'Sunny Car Center,' Antti seeks—and finds—a new special zone in Northern Norway.
”Exploring expands your horizons and finding new locations is one of the most important aspects of freeriding,” says Antti.
Balkan Express
Ski mountaineers Jochen Mesle and Max Kroneck rode 2500 km from Greece to Germany – and stopped to ski along the way. Balkan Express, their film about the adventure, has won acclaim at international film festivals.
“We really wanted to experience some mountains, cultures, people we didn't know. We looked at a map of Europe and saw that the Balkans are pretty interesting. The sport side wasn’t the main focus of the project. It was about getting to know the culture and people,” says Max.
Nomadland – Bikepacking in Mongolia
Alba Xandri and Erreka Calmet found beautiful landscapes, friendly people and an epic adventure while bikepacking in in the Mongolian grasslands – and made a film about it.
”Mongolia far exceeded our expectations. It is a backcountry bikepacker’s paradise,” says Alba.
Ride to Ski – Bikepacking adventure through the Dolomites
Lack of snow forced Henna Palosaari to think outside the box and led her to invite two of her friends, Sami Sauri and Malva Björkman, on a bike & ski adventure. The 9-day journey that combined two of her favorite sports, turned out to be a beautiful mix of sweat, laughs, ice, snow, and friendship.
”It wasn’t a pure sufferfest,” Henna laughs.
Max Ammer, Raja Ampat and the richest reefs in the world
This is an oldie but goldie: Max Ammer, founder of Papua Diving and two Eco Resorts, Sorido Bay and Kri Eco Resort, shows us why these incredible projects are more than just places to stay, dive and enjoy the unique ecosystems.
Over the past 30 years, a remarkable conservation project has unfolded. The local team, with unwavering dedication, has prioritized the protection of the flourishing ecosystem. This strategic focus has proven to be wise, as the tangible outcomes of their hard work, long-term planning, and precise execution are evident in the thriving fish and coral counts. This stands as a rare case where the reefs are experiencing unprecedented richness – and gives hope for other areas as well.
Lead image by Richard Bucher / Ride to Ski