SUUNTOブログ
StravaのルートをSuuntoウォッチに同期する方法|設定からナビ開始まで解説
ランニングやサイクリング、トレイルランニングで新しいコースを走りたいときに便利なのが、Stravaのルート機能です。
Stravaで作成したルートや保存したルートは、Suuntoアプリを経由して、ルートナビゲーションに対応するSuuntoウォッチへ同期できます。
事前にルートをウォッチへ転送しておけば、アクティビティ中にスマートフォンを何度も取り出さなくても、手元で進む方向を確認できます。
この記事では、StravaとSuuntoアプリを連携する方法から、ルートをウォッチへ同期してナビゲーションを開始するまでの手順を紹介します。
StravaのルートをSuuntoウォッチで使うメリット
Stravaでは、自分でコースを作成するだけでなく、ほかのユーザーが公開しているルートを探して保存することもできます。
保存したルートをSuuntoウォッチへ同期すれば、ランニングやサイクリング、ハイキングなどでルートナビゲーションを利用できます。
たとえば、次のような場面で便利です。
初めて訪れる場所でランニングする
旅行先でサイクリングコースを走る
友人が走ったルートをたどる
トレイルランニングやハイキングのルートを事前に準備する
レースコースを確認しながら試走する
Stravaで作成または保存したルートは、Suuntoアプリのルートライブラリから選び、対応するウォッチへ転送できます。
事前に準備するもの
StravaルートをSuuntoウォッチで使用するには、次のものが必要です。
Suuntoアプリ
Stravaアカウント
ルートナビゲーションに対応したSuuntoウォッチ
スマートフォンとウォッチの接続
Stravaのルート機能を利用できるサブスクリプション
Stravaルートは、ナビゲーション機能を持たないSuunto Coreや一部のダイブ製品などでは利用できません。
また、Stravaのルート機能はサブスクリプション対象の機能です。契約内容や利用条件は、Strava側の最新情報も確認してください。
手順1:SuuntoアプリとStravaを連携する
最初に、SuuntoアプリとStravaのアカウントを接続します。
Suuntoアプリを開き、以下のメニューから外部サービスとの接続画面へ進みます。
iOSの場合
「プロフィール」から「ほかのサービスに接続」を選択します。
Androidの場合
「設定」から「アカウント」、「ほかのサービスに接続」の順に進みます。
表示されたサービスの一覧からStravaを選択し、Stravaアカウントへログインします。その後、Suuntoアプリとの接続を許可してください。
接続が完了すると、Suuntoウォッチで記録した対応アクティビティをStravaへ転送できるようになります。あわせて、Stravaで保存したルートをSuuntoアプリへ取り込めるようになります。
手順2:Stravaで使いたいルートを保存する
次に、Stravaでウォッチに転送したいルートを準備します。
Stravaでは、主に次の方法でルートを用意できます。
自分で新しいルートを作成する
おすすめルートを保存する
ほかのユーザーが公開したルートを保存する
過去のアクティビティをもとにルートを作る
使用したいルートを開き、保存またはスターのアイコンを選択します。
SuuntoとStravaが正しく連携されていれば、保存したルートがSuuntoアプリのルートライブラリに表示されます。
手順3:Suuntoアプリでルートを確認する
Suuntoアプリを開き、画面下部の「マップ」を選択します。
次に、マップ画面にあるルートライブラリのアイコンを開きます。Stravaから取り込まれたルートは、Suuntoアプリで作成したルートと同じルートライブラリ内に表示されます。
使用したいルートを選択し、ルートの距離、コース形状、スタート地点などを確認してください。
ルートが正しいことを確認したら、**「ウォッチで使用」**をオンにします。これにより、次回ウォッチを同期したときにルートが転送されます。
ウォッチへ転送できるルート数には上限があり、Stravaの案内では一度に最大15ルートまでとされています。使わないルートは「ウォッチで使用」をオフにして整理しておくと管理しやすくなります。
手順4:Suuntoウォッチを同期する
Suuntoアプリで「ウォッチで使用」をオンにしたら、ウォッチとアプリを同期します。
ウォッチがスマートフォンとBluetoothで接続されていることを確認し、同期が完了するまで待ちます。
同期が終わったら、ウォッチのルート一覧を開き、保存したStravaルートが表示されているか確認してください。
ルートが長い場合や複数のルートを転送する場合は、同期に少し時間がかかることがあります。
手順5:ウォッチでルートナビゲーションを開始する
ルートを使ってアクティビティを記録する場合は、ウォッチでスポーツモードを選択します。
エクササイズ開始前のオプションから「ナビゲーション」または「ルート」を開き、使用するルートを選択してください。その後、通常どおりアクティビティを開始します。
ナビゲーションだけを使いたい場合は、ウォッチの「ナビゲーション」から「ルート」を開き、使用するルートを選択します。
対応モデルでは、アクティビティの記録とルートナビゲーションを同時に利用できます。操作メニューの名称やボタン操作は、ウォッチのモデルやソフトウェアバージョンによって異なる場合があります。
StravaのルートがSuuntoアプリに表示されないときは
ルートが表示されない場合は、次の項目を順番に確認してください。
Stravaでルートが保存されているか確認する
ルートを開いただけでは、Suuntoアプリに同期されません。
Strava上で保存またはスターが付いた状態になっているか確認してください。
Suuntoアプリを更新する
Suuntoアプリを最新版へ更新し、アプリを再起動します。
その後、マップ画面からルートライブラリを開き、再度確認してください。
ウォッチの同期が完了しているか確認する
Suuntoアプリが別の同期処理を行っている場合、ルートがすぐに反映されないことがあります。
ウォッチの同期が完了してから、ルートライブラリを確認してください。
Stravaとの接続をやり直す
以前からSuuntoアプリとStravaを連携していて、ルートだけが表示されない場合は、一度接続を解除してから再接続すると改善する場合があります。
Suuntoアプリの接続済みサービスからStravaを選び、「接続解除」を実行します。その後、再度Stravaへログインして接続を許可してください。
「ウォッチで使用」がオンになっているか確認する
ルートがSuuntoアプリに表示されていても、「ウォッチで使用」がオフになっているとウォッチには転送されません。
使用するルートを開き、設定がオンになっているか確認してください。
不要になったルートをウォッチから削除する方法
使わなくなったルートは、Suuntoアプリから管理できます。
Suuntoアプリの「マップ」からルートライブラリを開き、削除またはウォッチから外したいルートを選択します。
ウォッチからのみ外したい場合は、「ウォッチで使用」をオフにして再同期します。ルート自体をライブラリから削除する場合は、ルート画面の削除メニューを使用してください。
StravaとSuuntoを連携して、新しいルートへ
Stravaには、自分で作成したコースだけでなく、ほかのランナーやサイクリストが走った多くのルートがあります。
気になるルートをStravaで保存し、Suuntoアプリからウォッチへ転送しておけば、新しい場所でも手元でコースを確認しながら進めます。
いつものトレーニングコースを少し変えたい日や、旅行先で新しい道を走りたいとき、レース前にコースを試走したいときにも便利です。
StravaとSuuntoウォッチを連携して、次のランニングやライドで新しいルートを探索してみましょう。
Track your human-powered commutes with Suunto
Living a more sustainable life starts with small, everyday choices. And, when done often enough and by enough people, these small changes will add up and start to have an impact.
To support you in this, we have added the ability to track your human-powered commutes with Suunto app: In addition to seeing how much you have exercised on your way to work, you will also see the climate impact of your commuting choices: Suunto app compares your commuting activities with driving the same distance and gives an estimate on the CO2e emissions you have saved.
To start tracking, you don’t need to do more than ride, run or walk from point A to point B and save your activity. On the first occasion a commuting activity has been tracked, you will be asked if you would like to activate the automatic tagging with the “commute” tag. Suunto app can automatically tag one-way trips that start and end at least 500 meters (0.3 miles) apart as commutes.
The reduced CO2e emissions for a single activity will be shown in the workout summary and the new commuting widget on the app’s home page will show your monthly total for CO2e saved.
You can easily encourage your friends to follow your example: add a photo to your commuting activity and share it with the CO2e value as a data overlay.
Happy commuting and CO2e saving!
Calculating Saved CO2e emissions
CO2e demonstrates the global warming potential (GWP) of all six greenhouse gases in one number. We calculate your emission reduction by comparing cycling, walking or running to driving your car.
About the calculation
CO2e (Carbon Dioxide Equivalent) emissions of travel by car (average of a petrol/diesel powered car). Emission factor: 0,170652 kg CO2e/km. CO2e demonstrates the global warming potential (GWP) of all six greenhouse gases: CO2, CH4, N2O, HFCs, PFCs, SF6, NF3 in one number. Data source: Govt of UK, Dept. of Business, Energy & Industrial Strategy, 2022.
Read more:
Committed to be better – Suunto’s approach to sustainability
メンタルタフネスとは?プロのウルトラランナー・トレイルランナーに学ぶ心の鍛え方
長いレースや厳しいトレーニングでは、体力だけでなく「苦しい状況をどう受け止めるか」が、その後の行動を左右します。ただし、メンタルタフネスとは、痛みや疲労を無視して耐え続けることではありません。状況を見極め、自分にできることへ意識を戻し、納得できる行動を選び直す力です。
山岳ウルトラランナーとして長く活動してきたSuuntoアンバサダー、アントン・クルピチカも、メンタルの強さは一度身につければ終わりではなく、何度も育て直すものだと語ります。この記事では、約563kmのグラベルレース「Unbound XL」と3週間のバイクツアーで得た彼の気づきを、日本のランナーやサイクリストにも取り入れやすい形で紹介します。
Unbound XL 2022のスタート前。Photo: Sami Sauri
目次
メンタルタフネスとは?
力を出し切れなかったUnbound XL 2021
結果から、自分が納得できる努力へ
苦しいときほど「今」に戻る
メンタルの強さは何度でも育て直す
日々のトレーニングで実践する5つの方法
我慢と適切な判断を混同しない
まとめ
メンタルタフネスとは?
メンタルタフネスは、つらさを感じなくなる能力ではありません。疲労、不安、失敗などがある状況でも、感情に飲み込まれず、次に取れる行動を選ぶ力です。
持久系スポーツでは、心の中にある迷いや不安が、短い時間の中で大きく現れます。「まだこんなに距離が残っている」「この登りが終わらなかったらどうしよう」と考え続けるほど、目の前の一歩が重く感じられることもあります。
アントンが経験から見つけたのは、未来の苦しさを先取りするのではなく、現在の状況を受け入れ、その瞬間にできる最善へ意識を戻すことでした。
力を出し切れなかったUnbound XL 2021
2021年、アントンは米国カンザス州で開催される約350マイル(約563km)のグラベルレース、Unbound XLに初めて出場しました。走行時間は約28時間。しかし、フィニッシュしたとき、ウルトラエンデュランスで感じてきた高揚感や達成感はありませんでした。
振り返ると、最初の約402kmは集中して走れていた一方、最後の約161kmでは暑さと眠気に気持ちを支配され、できるだけ無難に進むことへ意識が傾いていました。完走はしたものの、自分の力を出し切らなかった感覚が残ったのです。
ここで彼が学んだのは、順位やタイム以前に、「その場で自分なりの最善を尽くしたか」が体験への満足度を大きく変えるということでした。リスクを無条件に取るという意味ではなく、自分で選んだ挑戦に対して、最後まで主体的に関わることの大切さです。
厳しい状況で、自分がどう行動するかが問われます。Photo: Sami Sauri
結果から、自分が納得できる努力へ
長い競技生活の中で、アントンのレースに対するモチベーションは変化しました。以前は、ほかの選手に勝つことや、トップアスリートとして認められることが大きな原動力だったといいます。
けがや経験を重ねた現在は、レースを「自分のベストを試せる貴重な機会」と捉えています。競い合う選手と同じ困難に向き合い、互いに刺激を受けながら、自分が納得できる努力をする。フィニッシュ順位にかかわらず、その姿勢が成長や満足感、長く残る記憶につながると考えるようになりました。
外からの評価は、自分だけではコントロールできません。一方、「今日の状況で何に集中するか」「どのように振る舞うか」は選べます。走る理由を見失いそうなときは、ランニングのモチベーションを維持する方法も参考にしながら、自分がこの挑戦から得たいものを言葉にしてみましょう。
苦しいときほど「今」に戻る
Unbound XLの約1か月後、アントンは3週間で約3,700kmを自転車で移動しながら、ロッキー山脈の高峰6座を走り、登る旅に出ました。毎日のように、向かい風、荒れた路面、雨、暑さ、長い登りなどに直面する厳しい行程でした。
最初の1週間は、苦しくなるたびに「この坂が早く終われば」「もう次の町に着いていれば」と考えていました。しかし、意識が未来へ飛ぶほど、今の時間は終わりがないように感じられます。
そこで彼は、自分の弱さやその日の状況を否定せず、「今できるのは、その瞬間の最善を尽くすことだけ」と受け止めました。すると不安が少しずつ薄れ、現在の一歩が耐えられるものに変わり、ときには楽しささえ感じられるようになったといいます。
苦しいときの考え方
「いつ終わるのか」ではなく、「今の自分にできることは何か」と問い直す。呼吸を整える、補給する、ペースを落とす、次の曲がり角まで進むなど、行動を小さく具体化します。
計画どおりに進まない日も、長い挑戦の一部です。Photo: Sami Sauri
メンタルの強さは何度でも育て直す
翌年のUnbound XLへ向け、アントンは1日約240kmを3日間走るバイクツアーを計画しました。しかし初日の夜は予想以上に冷え込み、寝袋の保温力も足りず、ほとんど眠れませんでした。翌朝、計画を切り上げて帰宅します。
この失敗から気づいたのは、以前の長旅で得たメンタルの強さが、永久に続くわけではないということでした。困難の中で落ち着きを保つ力は、到達して終わるものではありません。体力と同じように、状況に合わせて繰り返し練習し、育て直す必要があります。
2022年のUnbound XLでは、序盤の転倒、パンク、単独で走る夜、終盤の豪雨など、多くのトラブルが起きました。それでも彼は、一つずつ対処し、泥と雨も「フィニッシュ後に語れる物語になる」と捉え直しながら進みました。前年との違いは、困難が減ったことではなく、困難への向き合い方が変わったことでした。
一度に一つずつ。意識を現在へ戻します。Photo: Sami Sauri
日々のトレーニングで実践する5つの方法
メンタルタフネスは、本番だけで突然発揮されるものではありません。普段のトレーニングから、次の方法を試してみましょう。
目的を自分の言葉にする:順位や周囲の評価だけでなく、「最後まで判断を続ける」「未知の距離に挑む」など、自分が大切にしたい姿勢を決めます。
課題を小さく区切る:ゴールまでの残り距離ではなく、次のエイド、次の登り、次の10分など、今取り組める単位へ分けます。
事実と予測を分ける:「脚が重い」は現在の事実でも、「もう完走できない」は予測かもしれません。補給、ペース、装備、体調を確認してから判断します。
練習後に振り返る:苦しくなった場面、頭に浮かんだ言葉、実際に取った行動、次回変えたいことを記録します。
回復を含めて継続する:疲労が強い日に予定を変えることも、長期的な目標へ向けた判断です。トレーニングで強くなるための回復と適応も確認し、休養まで含めて計画しましょう。
長時間動く中で考え方や補給を試すなら、いきなり極端な距離へ挑むのではなく、ロング走・LSDの実践方法を参考に、現在の運動習慣から段階的に時間を延ばしてください。
我慢と適切な判断を混同しない
メンタルの強さは、すべての痛みや不調を無視して続けることではありません。鋭い痛み、めまい、意識の混乱、低体温症や熱中症が疑われる症状、動作の変化を伴うけがなどがある場合は、競技やトレーニングの中止を含め、安全を優先してください。
また、装備不足や悪天候など、継続することで危険が大きくなる状況では、引き返すことも重要な判断です。「諦めないこと」と「計画に固執すること」は同じではありません。
レース中に心が折れそうな場面で使える具体的な方法は、コートニー・ドウォルターの6つのメンタル術でも紹介しています。
まとめ|メンタルタフネスは「今できること」へ戻る力
アントン・クルピチカの経験が教えてくれるのは、メンタルタフネスは生まれつきの強さでも、一度獲得して終わる能力でもないということです。
結果だけでなく、自分が納得できる努力に目を向ける
未来の苦しさを先取りせず、現在の行動へ戻る
困難を小さな課題に分け、一つずつ対処する
失敗や中断も、次の判断に生かす
危険な痛みや体調不良では、安全を優先する
次のトレーニングでは、苦しいと感じた瞬間に「今の自分が選べる、最も小さな行動は何か」と問いかけてみてください。その繰り返しが、長い挑戦を支える力になっていきます。
挑戦を記録し、次の一歩につなげよう
日々のトレーニングから長時間のレースまで、ペース、心拍数、ルート、標高などを確認できるSUUNTOのスポーツウォッチをご覧ください。
SUUNTOのスポーツウォッチを見る
Suuntoアプリで路面情報を確認する方法|登山・トレイル・サイクリングのルート計画に活用
知らない場所でランニングやサイクリングのルートを計画するとき、「この道は舗装されているのか」「トレイルとして走れるのか」は、地図を見ただけでは判断しにくいことがあります。Suuntoアプリの路面情報を使うと、舗装路、滑らかな未舗装路、荒れた未舗装路を地図上で色分けして確認できます。
この記事では、Suuntoアプリで路面情報を表示し、ランニング、トレイルランニング、グラベルライド、マウンテンバイクなどのルート計画に活用する方法を紹介します。
目次
Suuntoアプリの路面情報とは
3種類の路面と色分け
路面情報を表示してルートを作る方法
スポーツ別の活用例
ヒートマップや3Dマップとの組み合わせ
利用前に知っておきたい注意点
まとめ
Suuntoアプリの路面情報とは
路面情報は、Suuntoアプリの地図に道路やトレイルの表面状態を重ねて表示する機能です。行き先の道が舗装路なのか、砂利道なのか、岩や土を含む荒れた道なのかを事前に把握し、アクティビティに合うルートを検討できます。
路面タイプは複数を同時に選択でき、ルートを作成している途中でも表示を切り替えられます。たとえばロードバイクでは舗装路を中心に、グラベルライドでは滑らかな未舗装路を含めて探すなど、目的に合わせた使い分けが可能です。
3種類の路面と色分け
路面タイプ
表示色
含まれる路面の例
活用しやすいスポーツ
舗装路
ライトブルー
アスファルト、コンクリートなど
ロードランニング、ロードサイクリング、ローラースキー
滑らかな未舗装路
イエロー
砂利道、比較的整ったダートなど
グラベルライド、ランニング、ハイキング
荒れた未舗装路
レッド
土、草、泥、岩などを含む道
トレイルランニング、マウンテンバイク、ハイキング
色は路面の分類を見分けるための目安です。実際の通行可否、道幅、勾配、路面の乾燥状態、技術的な難易度を保証するものではありません。
路面情報を表示してルートを作る方法
Suuntoアプリで地図を開く:ホーム画面の地図プレビュー、またはナビゲーションバーの地図アイコンからマップ画面へ移動します。
路面情報を選ぶ:地図のレイヤーから路面情報を開き、表示したい路面タイプを選択します。複数の路面を同時に表示することもできます。
行きたいエリアを確認する:色分けされた道路やトレイルを見ながら、スポーツや装備に合う候補を探します。
ルートを作成する:スタート地点と経由地点を設定し、距離や高度プロファイルも確認します。必要に応じてウェイポイントを追加します。
保存してウォッチへ同期する:ルート名と対象スポーツを設定して保存し、対応するSuuntoウォッチへ同期します。
アプリの画面名やアイコンの位置は、iOS/Android、アプリのバージョン、端末によって異なる場合があります。利用前にSuuntoアプリを最新バージョンへ更新してください。
GPXファイルの読み込みやウォッチへの同期を含む詳しい手順は、「GPXルートをSuuntoウォッチに入れる方法」も参考にしてください。
スポーツ別の活用例
ロードランニング・ロードサイクリング
舗装路を表示すると、走りやすい道路をつないだルートを検討しやすくなります。ただし交通量や歩道、自転車通行規制までは路面タイプだけで判断できません。現地の交通ルールと安全情報も必ず確認してください。
グラベルライド
舗装路と滑らかな未舗装路を同時に表示すると、アクセス区間とグラベル区間を組み合わせやすくなります。タイヤ幅や車体、経験に合わない荒れた未舗装路が含まれていないかも確認します。
トレイルランニング・マウンテンバイク
荒れた未舗装路は、土や草、泥、岩などを含む可能性があるルートを探す手掛かりになります。一方で、降雨後や季節によって難易度は大きく変わります。立入禁止区間や自転車の進入規制、自然保護区域のルールを優先してください。
登山・ハイキング
路面情報だけでなく、等高線、高度プロファイル、距離、予想行動時間を合わせて確認することが重要です。山での計画全体は「登山ルートの計画方法|距離・標高・天候を確認する7つのポイント」で詳しく紹介しています。
ヒートマップや3Dマップとの組み合わせ
Suuntoアプリでは、路面情報のほかにスポーツ別ヒートマップ、2D/3Dマップ、人気ルート、人気のスタート地点などもルート探しに活用できます。
ヒートマップ:ほかのユーザーがそのスポーツでよく利用しているエリアを探す手掛かりになります。
3Dマップと高度プロファイル:登り下りや地形をイメージし、距離だけでは分からない負荷を確認できます。
人気ルート:土地勘のない場所でルート候補を探すときに役立ちます。
ウェイポイント:分岐、補給地点、山小屋など、行動中に確認したい地点を記録できます。
路面、利用状況、標高を別々に見るのではなく、複数の情報を重ねて判断すると、目的に合うルートを組み立てやすくなります。
利用前に知っておきたい注意点
Suuntoアプリの路面情報は、オープンな地理データベースであるOpenStreetMapのデータを利用しています。情報はコミュニティによって追加・更新されるため、地域によってデータの詳しさや更新時期が異なり、現地の状態と一致しない場合があります。
出発前に確認したいこと
通行止め、私有地、立入禁止、工事、季節閉鎖の有無
当日の天候、降水量、積雪、路面状況
距離、標高差、補給地点、エスケープルート
ルートがウォッチへ同期されているか、バッテリー残量が十分か
必要に応じて紙の地図、コンパス、予備電源を携行しているか
地図やナビゲーションは計画と行動を支えるツールですが、安全を保証するものではありません。現地の標識、管理者の案内、交通規則を優先し、状況に応じて引き返す判断をしてください。
まとめ|路面を確認して、目的に合うルートを選ぼう
Suuntoアプリの路面情報を使うと、舗装路、滑らかな未舗装路、荒れた未舗装路を地図上で見分けながらルートを計画できます。ロードランニングからグラベルライド、トレイルランニング、登山まで、スポーツと装備に合う道を選ぶための便利な判断材料です。
ヒートマップ、3Dマップ、高度プロファイルも組み合わせ、出発前には現地の規制や天候を別途確認しましょう。準備したルートを対応するSuuntoウォッチへ同期すれば、アクティビティ中のナビゲーションにも活用できます。
Suuntoアプリで次のルートを計画しよう
ルート作成、路面情報、ヒートマップ、トレーニング分析など、Suuntoアプリの機能をチェックできます。
Suuntoアプリについて詳しく見る
The athlete-entrepreneur who knows the value of hard work
Talk to Christian Meier for a few minutes and it’s clear the former pro road cyclist who competed in all three European Grand Tours during his career is spilling over with ideas and passion to make good things happen.
Exuding entrepreneurial self-belief and drive, Christian lives in Girona, Spain where he juggles multiple businesses while finding time to ride bikes and train for trail running ultra marathons. He’s currently training for the 101 km Courmayeur-Champex-Chamonix (CCC), one of the flagship races at Ultra-Trail du Mont-Blanc (UTMB).
“Ultra races are like grand adventures where you go through the whole range of emotions while spending the day and sometimes night in nature while pushing yourself to your physical limits,” Christian says. “These types of adventures need equipment that can keep up; tough, accurate and with a battery life that makes the journey - it’s the Suunto 9 Baro for me!”
Christian competing at Salomon Ultra Pirineu.
Building businesses for good
While he’s not preparing for that, riding bikes, overseeing his and his wife’s Espresso Mafia roastery and cafe and specialist cycling cafe La Fabrica, he’s building Chance Running, a revolutionary running apparel brand that prioritizes doing good for the planet. With every purchase, Chance Running plants two trees with its partner Tree Nation and offsets 200 kg of carbon and removes one kilogram of ocean bound plastic.
“Chance is an opportunity to rethink the mission of a company - making it mission driven rather than profit driven,” Christian says. “It has allowed us to try and help the planet we are out enjoying everyday, through the avenue we know best, sport. Being carbon neutral is no longer enough and we want to push the boundaries of what’s possible with a planet first approach.”
Where it began
Christian grew up in a hard-working German-Canadian family in a small rural community in New Brunswick in Canada. The “farm-to-table” family worked a farm and ran a butcher shop and restaurant. His mother worked the farm while his father, a machinist, was a capable craftsman who built the family home.
“We lived from the land and I was exposed to an incredible set of skills and work ethic while the whole time being immersed in nature,” Christian says. “Though at the time it was tough being a kid and my summers weren’t at camp like the other kids, but spent on my grandparents farm working. It shaped me into who I am today.”
Christian competing at the Atlas Mountain Race in Morocco, 2019. © Lian van Leeuwen/Atlas Mountain Race
Falling in love with bikes
That upbringing prepared him for the grind of a competitive cycling career. One day as a kid he picked up a mountain biking magazine and that was it - he got a bike and was 100% committed. Cross-country, downhill, road to track - he lived and breathed bikes. So much so he decided he wanted to make riding his job. Pro road cycling was where the money was so he went to Belgium to test the waters. There, by chance, he met a couple of roadies while out cycling and they invited him to train with their team.
“I got my ass kicked to be honest,” he says. “But rather than quit I went home and trained even harder.”
Hard work pays off
It paid off because Christian eventually raced professionally for the Symmetrics, Garmin-Chipotle, United Healthcare and Orica-GreenEdge teams from 2005 to 2016. He won Canada’s National Road Championships in 2008 and had many more domestic race victories. He also placed 15th on day 11 at the 2012 Giro d'Italia.
Now based in the cycling haven Girona, he’s still crazy about bikes; from road, to gravel to bike packing trips and is a prominent member of the local cycling culture.
“Suunto connected to me on a personal level because they take sustainability seriously,” Christian says. “Manufactured in Finland, using renewable energy, refurbishing returned watches. Besides the performance features these are factors that are quite important to me and I am proud to form a part of their community.”
Lead image: © Ultra Pirineu
MTBバイクパッキングでカナダの秘境へ|200km・8日間の山岳遠征
MTBバイクパッキングと聞くと、荷物を積んだマウンテンバイクでトレイルを走り続ける旅を想像するかもしれません。しかし、カナダ・ブリティッシュコロンビア州の山奥へ向かった5人の旅では、4日目までに自転車へ乗れた時間はわずか約10%。残りの90%は、MTBを押すか、担いで進むことになりました。
岩場、氷河、藪、雨、そして地図上では分からなかった地形。
約200kmを8日間かけて進むはずだったこの旅は、単なるMTBライドというより、バイクパッキング、登山、ハイク、フリーライドを組み合わせた山岳遠征と呼ぶ方が近いものになっていきます。
計画通りに進めないとき、どこまで前へ進み、どこでルートを変えるのか。
カナダの秘境で繰り広げられた、少し常識外れなMTBアドベンチャーを紹介します。
目次
これはMTBの旅なのか、それとも山岳遠征なのか
約200km・8日間。Niut Valleyへ
乗車10%、ハイク90%
「進む」より重要だったルート変更の判断
フリーライド・バイクパッキングという旅のスタイル
氷河と岩場を越える“近道”
その先で待っていた最高のライド
山岳アドベンチャーではナビゲーションも装備のひとつ
まとめ|予定通りに進まないからこそ、冒険になる
これはMTBの旅なのか、それとも山岳遠征なのか
Kevin Landry、JF Newton、Margus Riga、Kenny Smith、Peter Wojnarの5人が向かったのは、カナダ・ブリティッシュコロンビア州に広がるチルコティン山脈。
目的は、まだ知られていないフリーライドラインを求めて、MTBとともに山深くへ入ることでした。
しかし、彼らが選んだ場所は「MTBで走れるトレイルをつなぐ旅」と呼ぶには、あまりにも過酷でした。
歩くだけでも難しい地形を、自転車を持って越えていく。
彼ら自身も、この旅を単なる“アドベンチャー”より、“エクスペディション=遠征”と呼ぶ方がふさわしいと感じるほどでした。
約200km・8日間。Niut Valleyへ
舞台となったのは、ブリティッシュコロンビア州北部のNiut Valley。
コースト山脈とチルコティン高原がぶつかるこの地域には、整備されたトレイルネットワークがほとんどありません。
経験豊富なハイカーですらめったに入らない場所を、彼らはMTBを携えて約200km、8日間かけて進む計画を立てました。
通常のバイクパッキングなら、道の状態や水場、距離、累積標高などを確認しながらルートを組み立てます。
しかし、地図の上で線を引けても、その線を現実に通過できるとは限りません。
特に人の少ない山岳地帯では、衛星画像や地形図から想像した以上に、岩、藪、斜面、雪、氷河などが進行を難しくすることがあります。
▶︎ バイクパッキング初心者ガイド|装備・ルート・荷物を準備する9つのポイント
乗車10%、ハイク90%
遠征4日目。
彼らが記録した数字は、「Biking 10:Hiking 90」。
ここまで自転車に乗れたのは全体の10%にも満たず、残りはMTBを押すか、担いで進んでいました。
目の前には、切り立った花崗岩、崩れやすいガレ場、そして古い氷河。
自転車のための道などありません。
それでも、自転車を持ってきたことに意味がないわけではありません。
この旅の目的は、「最初から最後までペダルをこぐこと」ではなく、人の少ない山岳地帯を越え、その先にある走れる斜面を探すことだったからです。
走れる区間が少ないからこそ、最高の一本にたどり着いたときの価値も大きくなります。
「進む」より重要だったルート変更の判断
旅の途中、彼らの前に現れたのが、複雑な地形が入り組んだ谷でした。
それまでにも厳しいルートを越えてきたメンバーでしたが、このとき初めて、予定していたルートそのものを変更することを真剣に考えます。
地形の難しさだけではありません。
気圧は徐々に低下し、Suunto 9のストームアラームも悪天候の接近を示していました。
もし雪が20cm積もった状態で複雑な谷底へ入れば、脱出そのものが難しくなる可能性があります。
そこで彼らは、当初計画したルートをそのまま進むことをやめました。
アウトドアでは「計画通り進むこと」より、「状況が変わったときに計画を変えられること」の方が重要になる場面があります。
ルート、天候、時間、疲労、装備。
複数の情報を合わせて判断し、必要なら引き返す、迂回する、目的地を変更する。
それも山でのナビゲーションの一部です。
フリーライド・バイクパッキングという旅のスタイル
彼らは2016〜2017年ごろから、この独特なスタイルの遠征を続けてきました。
仲間内では「フリーライド・バイクパッキング」と呼ばれるスタイルです。
一般的なバイクパッキングとは少し違います。
大きな山でのMTBフリーライド、スキーツーリング、ロングトレイルのハイク、バイクパッキング、登山。
それらを混ぜ合わせ、山の稜線やシュートをつなぎながら、できるだけ走れる場所を探していきます。
谷底を避けるのにも理由があります。
標高の低い場所では藪が濃くなり、自転車を押すことすら難しくなるからです。
そのため、ときには遠回りに見える稜線の方が、結果的には進みやすいこともあります。
地図上の最短距離と、現地で最も進みやすいルートは、必ずしも同じではありません。
氷河と岩場を越える“近道”
予定していた谷を避けるため、彼らが選んだのは峠を越えて元のルートへ戻る迂回路でした。
地図上では“近道”に見えます。
しかし実際には、氷河、その下に続く不安定なガレ場、さらに急なスクランブリングが待っていました。
片手で岩をつかみ、もう片方でバックパックに載せたMTBを支える。
そんな場所を登り切った先では、横殴りの雨と冷たい風が待っていました。
ルートを変更したからといって、楽になるとは限りません。
それでも、悪化する天候の中でより危険な谷へ入るより、状況を把握したうえで別の選択肢を取ることが重要でした。
その先で待っていた最高のライド
寒さに震えながら稜線へ到達した時点では、この旅が成功するのか、彼ら自身にもまだ分かりませんでした。
ところが、その先に待っていたのは、谷へ向かって延びる素晴らしい下降ルートでした。
周囲にはMTBで走りたくなるようなシュートがいくつも並んでいます。
メンバーはそこにベースキャンプを設け、2日間かけて一本ずつラインを走りました。
天候も回復し、路面の状態も良好。
キャンプの近くの湖で泳ぎ、夜には焚き火を囲む時間もありました。
もちろん、これで簡単に帰れるわけではありません。
最後に残っていた“穏やかな15kmのトレイル”は、実際には約25kmに及ぶ藪だらけの道でした。
藪があまりにも密集していたため、MTBのペダルを外さなければ前へ進めない場所すらあったといいます。
最後まで、計画通りにはいかない旅でした。
山岳アドベンチャーではナビゲーションも装備のひとつ
人の少ない山岳地帯では、「現在地が分かる」だけでは十分ではありません。
予定していたルートを確認しながら、地形や天候に応じて次の選択肢を考える必要があります。
Suuntoアプリでは、事前にルートを作成したり、GPXルートを取り込んだりできます。
作成したルートを対応するSuuntoウォッチへ同期しておけば、スマートフォンの通信が届きにくい環境でも、ウォッチ上でルートやオフラインマップを確認できます。
▶︎ Suuntoアプリで登山・トレイルのルートを作る6つの方法|GPX・ヒートマップも解説
長時間の登山、バイクパッキング、トレイルランニングなど、山でのアドベンチャーを重視するなら、Suunto Vertical 2はルートナビゲーション、オフラインマップ、高度・気圧情報などをひとつのウォッチで確認できる選択肢です。
もちろん、ウォッチが安全を保証してくれるわけではありません。
地図、天候、現在地、自分たちの体力と時間を確認しながら、判断するための情報を増やす。
それが山岳アドベンチャーでナビゲーションツールを持つ意味です。
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まとめ|予定通りに進まないからこそ、冒険になる
約200km、8日間。
MTBを持って山へ入ったにもかかわらず、旅の大部分は自転車を押したり担いだりする時間になりました。
予定したルートを変更し、氷河や岩場を越え、ようやく最高のフリーライドラインへたどり着く。
効率だけを考えれば、もっと簡単な場所でMTBを楽しむこともできたはずです。
それでも彼らがこうした遠征を続けるのは、走ることだけでは得られない体験がそこにあるからでしょう。
ルートを考え、自然の変化を読み、ときには予定を捨てながら、自分たちの力で進む。
バイクパッキングの魅力は、目的地へ最短距離で着くことだけではありません。
予定していた線と現実の山との間で、どんな選択をするか。
その過程そのものが、旅になります。
All images © Margus Riga