Suunto Run ファームウェアアップデート
新しい手首心拍アルゴリズムで計測精度が向上

August 20 2026

2026年8月20日より、Suunto Runの新しいファームウェアアップデートを段階的に配信します。

今回のアップデートでは、Suuntoが独自開発した新しい手首心拍アルゴリズムを搭載。ランニング中の心拍計測精度を改善し、ペース調整や心拍ゾーンを使った強度管理に、より活用しやすいデータを提供します。

Suunto Runを着用してランニング中の心拍数を確認するランナー

ファームウェアアップデートの概要

  • 配信開始:2026年8月20日
  • 対象モデル:Suunto Run
  • 更新内容:Suuntoが独自開発した新しい手首心拍アルゴリズム
  • 主な改善点:ランニング中の心拍計測精度
  • 提供方法:既存のSuunto Runへ無料で配信

今回変わるのは、ウォッチが手首の脈拍信号を読み取り、心拍数として処理する仕組みです。画面構成や基本的な操作方法に変更はありません。アップデートをインストールすると、新しいアルゴリズムが適用されます。

ランニング中の心拍計測を改善

テンポ走やインターバル走では、手元の心拍数を確認しながら、現在のペースを維持するか、少し抑えるか、さらに強度を上げるかを判断することがあります。心拍ゾーンを使うトレーニングでは、一つひとつの計測値が強度管理の基準になります。

手首での光学式心拍計測は、皮膚の下を流れる血液量の変化をセンサーで読み取る仕組みです。一方、ランニング中は腕振り、ペースの変化、低い気温、運動開始直後の急な心拍上昇などが信号に影響し、体感と数値がずれる場合があります。

新しいアルゴリズムは、こうしたランニング特有の条件下で脈拍信号をより適切に処理できるよう開発されました。

  • 体感している運動強度と明らかに合わない計測値の発生を抑える
  • セッションを通した身体の反応を、より安定して確認する
  • 心拍ゾーンを基準にしたペース調整や強度管理を行いやすくする
  • トレーニング負荷を長期的に振り返るためのデータ基盤を改善する

社内比較テストでは5bpm超の誤差が約45%減少

Suuntoは複数のランニング条件で社内比較テストを実施し、Suunto Runの計測値を基準心拍デバイスと比較しました。

テストでは、基準デバイスとの差が5bpm(1分間あたりの拍動数)を超えたデータポイントが、従来のアルゴリズムと比べて相対的に約45%減少しました。

評価項目 従来アルゴリズム 新アルゴリズム
誤差が5bpmを超えたデータポイント 7.394% 4.036%
±5bpm以内の精度 92.606% 95.964%
±10bpm以内の精度 96.468% 97.803%

Suunto社内テストにおいて、基準心拍デバイスと比較した結果です。独立した第三者機関による認証ではありません。基準心拍デバイスは比較の基準として使用したもので、心拍数の絶対値を保証するものではありません。実際の結果は、使用者、運動内容、装着状態、周囲の環境などによって異なります。

Suunto Runをアップデートする方法

Suuntoアプリに表示されるSuunto Runのソフトウェア更新通知

アップデートは2026年8月20日から段階的に配信されます。市場やユーザーによって利用可能になる時期が異なる場合があります。

  1. スマートフォンのSuuntoアプリを最新バージョンに更新します。
  2. Suunto RunをSuuntoアプリへ接続します。
  3. ウォッチのバッテリー残量が50%以上あることを確認します。
  4. アップデートがウォッチへダウンロードされたら、画面の案内に従ってインストールします。

ダウンロード後は、条件を満たしていれば夜間に自動更新されます。すぐに手動でインストールする場合は、ウォッチの「設定」から「一般」へ進み、「ソフトウェア更新」を選択してください。

Suunto Runを最新の状態に

最新のリリースノートとファームウェアアップデート情報をご確認ください。

アップデート情報を見る

手首心拍を安定して計測するために

新しいアルゴリズムを使用する場合も、ウォッチの装着状態は計測結果に影響します。

  • ウォッチを手首の骨から少し上、腕側へ装着する
  • 走っている間にウォッチが動かない程度にストラップを締める
  • センサーの裏面が肌へ安定して接触していることを確認する
  • 寒い環境では、身体と手首を十分に温めてから計測する
  • より詳細な心拍データを重視するセッションでは、対応する心拍ベルトの使用を検討する

装着位置、肌の状態、気温、腕の動き、運動の種類などにより、手首心拍の数値が体感とずれる場合があります。手首心拍はトレーニングを支えるための機能であり、医療機器ではありません。健康状態の診断や治療の判断には使用せず、体調に不安がある場合は医療機関へ相談してください。

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Suuntoは、ランナーが一つひとつの計測値をトレーニングへ活用できるよう、製品とアルゴリズムの改善を続けていきます。アップデートが届いたらSuunto Runへインストールし、次のランニングで新しい手首心拍アルゴリズムをお試しください。

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