Suunto Race 3SとRace Sを比較|画面・バッテリー・重さの違いは?

October 15 2026

Suunto Race 3SとRace Sは、どちらもコンパクトなケースに、AMOLEDディスプレイ、デュアルバンドGPS、無料オフラインマップを搭載したパフォーマンスウォッチです。

大きな違いは、画面の明るさ、バッテリー、ガラスとベゼルの素材、操作レスポンス、光学式心拍センサー、ストレージ、そしてSuunto AI Coachへの対応です。

結論から言うと、明るい画面、長時間バッテリー、サファイアクリスタルガラス、新しいトレーニング体験を重視するなら「Suunto Race 3S」。軽さと価格のバランスを重視し、基本的なRaceシリーズの機能があれば十分なら「Suunto Race S」が選びやすいでしょう。

この記事では、Suunto Race 3SとRace Sの違いを比較し、使い方に合うモデルの選び方を解説します。

山岳トレイルでSuunto Race 3Sを使用するランナー

まず結論|Race 3SとRace Sはどちらを選ぶ?

Suunto Race 3Sは、屋外での画面の見やすさ、長時間のGPS計測、耐傷性、新しいAIコーチ機能を重視する人に向いています。ウルトラトレイルや長時間のアウトドアアクティビティに挑戦する人、最新機能を活用してトレーニングしたい人には、Race 3Sの進化を感じやすいでしょう。

一方、Suunto Race Sは、コンパクトで軽いRaceシリーズを、価格を抑えて使いたい人に向いています。デュアルバンドGPS、無料オフラインマップ、トレーニング分析、HRVや睡眠の記録など、日々のトレーニングに必要な基本機能はRace Sにも備わっています。

Suunto Race 3Sが向いている人

  • 日差しの強い環境でも画面を見やすくしたい
  • 長時間のレースやトレイルで使用したい
  • 傷に強いサファイアクリスタルガラスを選びたい
  • よりスムーズなマップ表示や操作感を重視したい
  • Suunto AI Coachを活用したい
  • 64GBのストレージが必要

Suunto Race Sが向いている人

  • できるだけ軽いモデルを選びたい
  • 価格と機能のバランスを重視したい
  • 高精度GPSで30時間以内の活動が中心
  • Race Sの画面や操作性で十分
  • すでにRace Sを使用していて不満がない

Suunto Race 3SとRace Sのスペック比較

Suunto Race 3Sのチタンベゼルとサファイアクリスタルガラスの構造

まずは、2モデルの主な違いを一覧で確認しましょう。

比較項目 Suunto Race 3S Suunto Race S
ケースサイズ 46 × 46 × 11.4mm 45 × 45 × 11.4mm
重量 56g(ストラップ込み) 53g(チタン)/60g(ステンレス)
ベゼル チタン チタンまたはステンレススチール
ディスプレイガラス サファイアクリスタル Corning Gorilla Glass
防水性能 5気圧防水 5気圧防水
ディスプレイ 1.32インチ LTPS Hybrid AMOLED 1.32インチ AMOLED
最大輝度 2,000ニト 600ニト
解像度 466 × 466ピクセル 466 × 466ピクセル
GPS/GNSS L1・L5デュアルバンド L1・L5デュアルバンド
高精度GPS計測 最大38時間 最大30時間
日常使用 最大12日間 最大9日間
光学式心拍センサー 6つのLED+4つの受光素子 4つのLED+2つの受光素子
ストレージ 64GB 32GB
オフラインマップ 対応・無料 対応・無料

※バッテリー駆動時間は使用する設定や環境によって異なります。

Suunto Race 3Sで進化した主なポイント

画面|2,000ニトと600ニトの違い

強い日差しの屋外でSuunto Race 3Sの画面を確認する様子

両モデルとも、1.32インチ・解像度466 × 466ピクセルのAMOLEDディスプレイを搭載しています。文字や地図の精細さは共通していますが、最大輝度には大きな違いがあります。

Race 3Sは最大2,000ニト、Race Sは最大600ニトです。日常的なランニングや室内トレーニングではRace Sでも情報を確認できますが、日差しの強い山岳エリア、雪面からの反射がある場所、真昼の屋外ではRace 3Sの明るさが役立ちます。

バッテリー|デュアルバンドGPSで最大8時間の差

高精度なデュアルバンドGPS計測では、Race 3Sが最大38時間、Race Sが最大30時間です。Race 3Sは、高精度モードのまま8時間長く記録できます。

フルマラソンや日常のトレーニングが中心で、30時間以内に余裕を持って終了するならRace Sでも十分です。ウルトラトレイル、長時間の登山、複数日にわたるアクティビティ、充電回数を減らしたい場合は、Race 3Sの余裕が安心につながります。

日常使用の目安もRace 3Sは最大12日間、Race Sは最大9日間です。

素材と耐久性|サファイアクリスタルガラスを採用

Race 3Sはチタンベゼルとケースバック、サファイアクリスタルガラスを採用しています。Race Sはチタンまたはステンレススチールのベゼルと、Corning Gorilla Glassの組み合わせです。

サファイアクリスタルガラスは傷に強く、岩場やトレイル、登山などでウォッチが枝や岩、トレッキングポールに触れる機会が多い人に向いています。

Race 3Sはストラップ込み56gで、Race Sのチタンモデル53gより3g重くなります。一方、Race Sのステンレスモデル60gと比べるとRace 3Sの方が軽量です。

操作性|マップやメニューのレスポンスが向上

Race 3Sには新世代のプロセッサーが搭載され、マップ表示、画面の切り替え、ワークアウト開始時などの操作レスポンスが向上しています。

プロセッサーの名称よりも、ウォッチを操作したときの反応や、移動中に地図を確認するときのスムーズさを重視する人にとって、実感しやすい違いです。

光学式心拍センサー|LEDと受光素子を増設

Suunto Race 3S背面の新しい光学式心拍センサー

Race 3Sの光学式心拍センサーは、6つのLEDと4つの受光素子を備えています。Race Sは4つのLEDと2つの受光素子です。

Race 3Sでは、2.5D曲面センサーガラスとの組み合わせにより、運動中の心拍計測性能の向上を図っています。より高い精度が必要なインターバルトレーニングや、ZoneSenseを使用する場合は、どちらのモデルも対応するSuunto心拍ベルトと組み合わせられます。

Suunto AI Coachと64GBストレージ

Suunto AI Coachがトレーニングデータを分析するSuuntoアプリの画面

Race 3Sには、Suuntoアプリで利用する対話型AI「Suunto AI Coach」が先行して提供されます。トレーニング、睡眠、回復、ルートなど、自分のSuuntoデータをもとに質問へ回答し、構造化ワークアウトやランニングルートの作成にも対応します。

Race 3Sを購入し、2026年12月31日までにSuuntoアプリでアクティベートすると、Suunto AI Coachを3か月間無料で利用できます。Race Sを含む対応モデルへの提供拡大は、2027年初頭から予定されています。

ストレージはRace 3Sが64GB、Race Sが32GBです。より多くのオフラインマップやルート、トレーニングデータを保存したい場合はRace 3Sに余裕があります。

※Suunto AI Coachの対応モデル、機能、提供時期、利用条件は変更される場合があります。最新情報は公式ページをご確認ください。

Suunto Race 3SとRace Sに共通する機能

オフラインマップを表示したSuunto Race 3S

Race 3Sはハードウェアと新しいコーチング機能が進化していますが、Race SにもRaceシリーズの主要機能が備わっています。どちらを選んでも、次の機能を活用できます。

  • 世界各地で利用できる無料オフラインマップ
  • L1・L5デュアルバンドGPS/GNSS
  • Suuntoクライムガイダンスとターンバイターンナビゲーション
  • 5気圧防水
  • ランニング、トレイルランニング、サイクリング、水泳などのスポーツモード
  • レースペースやフィニッシュタイム予測などのレース機能
  • 心拍数、睡眠、HRV、回復状態の記録
  • Suuntoアプリでのトレーニング負荷・進捗分析

つまり、オフラインマップや高精度GPS、基本的なトレーニング分析を目的に選ぶなら、Race Sでも十分に対応できます。Race 3Sを選ぶ理由は、より明るい画面、長いバッテリー、耐傷性、操作レスポンス、新しい心拍センサー、Suunto AI Coachにあります。

用途別|Race 3SとRace Sの選び方

日常のランニングやフルマラソンが中心

高精度GPSで最大30時間以内の活動が中心なら、Race Sでも十分なバッテリー性能があります。価格と軽さを優先するならRace Sが選びやすいでしょう。

ウルトラトレイルや長時間のアウトドアで使いたい

高精度GPSで最大38時間の計測ができ、画面も明るく、サファイアクリスタルガラスを備えたRace 3Sが向いています。長時間の活動では、バッテリーの8時間差と屋外での視認性が選ぶ理由になります。

小さめの手首に合うモデルを探している

Race 3Sは46mm、Race Sは45mmで、厚さはいずれも11.4mmです。どちらもRace 2よりコンパクトですが、サイズと軽さを最優先するならRace Sがわずかに有利です。

すでにRace Sを持っている

Race Sの画面、バッテリー、操作性に不満がなければ、急いで買い替える必要はありません。屋外で画面をさらに見やすくしたい、より長い高精度GPS計測が必要、サファイアガラスやSuunto AI Coachを使いたいという場合に、Race 3Sへのアップグレードを検討するとよいでしょう。

より大きな画面や長時間バッテリーを重視する場合は、「Suunto Race SとRace 2の比較」もあわせてご覧ください。

Suunto Race 3SとRace Sのよくある質問

Race 3SはRace Sの後継モデルですか?

Race 3Sは、Race Sのコンパクトな装着感を受け継いだ新世代モデルです。より明るい画面、長時間バッテリー、サファイアクリスタルガラス、新しい光学式心拍センサー、Suunto AI Coachなどが追加されています。Race Sも、軽量で価格を抑えた選択肢として引き続き活用できます。

Race 3SとRace Sの一番大きな違いは?

特に実感しやすい違いは、画面の明るさとバッテリーです。Race 3Sは最大2,000ニト、Race Sは最大600ニト。高精度デュアルバンドGPS計測はRace 3Sが最大38時間、Race Sが最大30時間です。

どちらが軽いですか?

Race Sのチタンモデルが53gで最も軽く、Race 3Sは56gです。Race Sのステンレスモデルは60gのため、Race 3Sの方が4g軽くなります。

どちらもオフラインマップを使えますか?

はい。どちらも無料のグローバルオフラインマップとデュアルバンドGPSに対応しています。Race 3Sは64GB、Race Sは32GBのストレージを搭載しています。

Race SでもSuunto AI Coachを使えますか?

Suunto AI CoachはRace 3Sから先行して提供されます。Race Sを含む対応モデルへの提供拡大は2027年初頭から予定されていますが、対応モデルや提供時期は変更される場合があります。

まとめ|最新機能ならRace 3S、軽さと価格ならRace S

Suunto Race 3SとRace Sは、どちらもコンパクトなサイズで、本格的なGPS計測、オフラインマップ、トレーニング分析を利用できるスポーツウォッチです。

Race 3Sは、最大2,000ニトの明るいディスプレイ、最大38時間のデュアルバンドGPS、サファイアクリスタルガラス、新しい光学式心拍センサー、64GBストレージ、Suunto AI Coachを備えています。長時間のレースや屋外での視認性、最新のトレーニング機能を重視する人に向いています。

Race Sは、基本的なRaceシリーズの機能を備えながら、チタンモデルでは53gと軽く、価格を抑えやすいモデルです。日常のランニング、フルマラソン、ジム、普段使いまで、軽快に使いたい人に向いています。

Race 3Sの発売情報と新機能については、「対話型AIコーチに対応したSuunto Race 3Sを10月29日発売」もご覧ください。

新世代のコンパクトRaceをチェック

明るい画面、長時間バッテリー、Suunto AI Coachを備えたRace 3Sを詳しくご覧ください。

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