ENGO 2とSuuntoを連携|ランニングデータを視界に表示する方法

SuuntoClimb, SuuntoRide, SuuntoRun, SuuntoSkiDecember 13 2022

ランニングやサイクリング中、ペースや心拍数を確かめるために何度も手首を見るのが難しいと感じたことはありませんか。ENGO 2などのActiveLook対応スポーツグラスを使うと、対応するSuuntoウォッチが記録しているトレーニングデータを、レンズ内のヘッドアップディスプレイに表示できます。

この記事では、ENGO 2とSuuntoの連携でできること、役立つ場面、SuuntoPlus™ ActiveLookスポーツアプリを使った基本的な設定方法を紹介します。対応状況はウォッチやアプリの更新によって変わるため、購入前の確認方法もあわせて解説します。

山岳地帯でActiveLook対応スポーツグラスを着用するアスリート

ENGO 2とActiveLookとは

ActiveLookのヘッドアップディスプレイを搭載したスポーツグラス

ENGO 2は、持久系スポーツ向けのヘッドアップディスプレイを搭載したスポーツグラスです。レンズ内に小型ディスプレイを配置するActiveLook技術を採用し、対応デバイスから受け取った情報を視界の一部に表示します。

映像で視界全体を覆うタイプのARグラスとは異なり、目的はトレーニング中に必要な数値を簡潔に確認することです。進行方向から大きく視線を外さずにデータを見られるため、腕時計を確認しにくい運動中の情報取得を補助します。

この記事で扱うのは、Suuntoとの部分的な互換性が案内されているENGO 2です。ENGO 3を含むすべてのENGO製品がSuuntoに対応するという意味ではありません。

視界に表示できるトレーニングデータ

SuuntoPlus™ ActiveLookスポーツアプリは、ウォッチが計測しているデータを対応グラスへ送信します。利用できる項目はウォッチ、スポーツモード、グラス、アプリのバージョンによって異なりますが、代表的な情報には次のようなものがあります。

  • 心拍数
  • ペースまたは速度
  • 経過時間と距離
  • 運動強度
  • 対応センサーを使用したパワー
  • ナビゲーション中のウェイポイント通知

表示される数値は、トレーニングの判断材料です。常にすべての項目を追うのではなく、イージーランなら心拍数、ペース走なら現在のペース、サイクリングならパワーというように、その日の目的に合わせて情報を絞ると使いやすくなります。

どのような場面で役立つ?

山道を走りながらActiveLook対応スポーツグラスを使用する様子

ペースを保ちたいランニング

テンポ走やインターバルトレーニングでは、姿勢やリズムを崩さずにペースを確認したい場面があります。視界内のデータは、設定した強度から大きく外れていないかを確認する補助になります。

ハンドル操作に集中したいサイクリング

路面や周囲の状況へ注意を向けながら、速度、心拍数、パワーなどを確認できます。ただし、表示を見ること自体が注意散漫につながる可能性もあります。交通ルールを守り、安全な場所で表示位置や見え方に慣れてから使用してください。

足元が変化するトレイルランニング

岩や木の根があるトレイルでは、手首へ視線を落としにくいことがあります。必要な情報を視界内で確認できれば、走行リズムを保ちやすくなります。ただし、ディスプレイは安全確認や地図、標識の代わりにはなりません。難しい地形では立ち止まってルートを確認しましょう。

グローブを着用するクロスカントリースキー

腕時計を操作しにくい冬季スポーツでも、トレーニング中の情報確認を補助できます。低温環境では、ウォッチとグラス双方のバッテリー残量も事前に確認してください。

SuuntoとENGO 2を連携する方法

基本的な流れは次のとおりです。メニュー名や画面は、ウォッチおよびSuuntoアプリのバージョンによって異なる場合があります。

  1. SuuntoウォッチとSuuntoアプリを最新の状態に更新します。
  2. Suuntoアプリで、ペアリング済みウォッチの画面からSuuntoPlus™ Storeを開きます。
  3. 「デバイス」カテゴリーなどからActiveLookスポーツアプリを探し、ウォッチへ追加します。
  4. ENGO 2の電源を入れ、ウォッチで使用するスポーツモードを開きます。
  5. 運動開始前のオプションからSuuntoPlus™を開き、ActiveLookを選択します。
  6. 接続と表示を確認してから、アクティビティの記録を開始します。

ウォッチは周辺にある対応グラスとの接続を試みます。複数のグラスが近くにある場合や接続できない場合は、他の機器との接続を切り、ActiveLookスポーツアプリを選び直してください。

購入前に互換性を確認する

SuuntoPlus™対応ウォッチであっても、すべてのスポーツアプリが全モデルで利用できるとは限りません。また、ENGO公式はSuuntoについて「部分的な互換性」と案内しています。旧記事に記載されていた対応機種情報を、そのまま現在の製品へ当てはめないよう注意してください。

購入前には、次の手順で確認することをおすすめします。

  1. Suuntoアプリを最新バージョンに更新する。
  2. 使用するウォッチをSuuntoアプリと同期する。
  3. SuuntoPlus™ StoreでActiveLookに「ウォッチへ追加」が表示されるか確認する。
  4. ENGO公式サイトで、ENGO 2の最新の対応デバイス情報を確認する。
  5. 必要に応じて、購入店または各メーカーのサポートへ確認する。

ENGO製品の国内での販売形態、保証、返品条件、技術サポートは販売元によって異なります。海外販売店や並行輸入品を利用する場合は、送料、税金、保証の対象地域も確認してください。

まとめ:必要なデータを、必要な瞬間に

ENGO 2と対応するSuuntoウォッチをActiveLookで連携すると、心拍数やペースなどのトレーニングデータを視界内で確認できます。ランニング、サイクリング、トレイルランニング、クロスカントリースキーなど、手首を見にくい場面で情報確認を補助する選択肢です。

一方で、互換性や利用できるデータは機種とソフトウェアによって異なります。購入前にSuuntoPlus™ StoreでActiveLookを追加できることを確認し、安全な環境で表示に慣れてからトレーニングに取り入れましょう。対応する機能やモデルを検討したい方は、Suuntoのスポーツウォッチ一覧から現在のラインナップを確認できます。

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