初めて行く山、久しぶりに走るトレイル、少し長めのロードラン。
「この分岐で合っているかな」「予定していた道から外れていないかな」と感じたことはありませんか。
そんなときに役立つのが、事前に作成したルートをGPSウォッチに入れておく方法です。
Suuntoの対応ウォッチでは、あらかじめ作成したルートをウォッチに同期し、アクティビティ中にルートを確認しながら進むことができます。紙の地図や登山地図アプリと併用しながら使うことで、山やトレイル、ランニングコースの準備をよりスムーズにしてくれます。
この記事では、無料で使えるSuunto Routeplannerを使ってGPXルートを準備し、Suuntoウォッチに入れる基本的な流れを紹介します。
Suunto Routeplannerは、誰でも無料で使えるルート作成ツール

Suunto Routeplannerは、Webブラウザ上でルートを作成・確認できるSuuntoのルートプランニングツールです。
Suuntoウォッチを持っている人はもちろん、まだSuuntoアカウントを持っていない人でも、まずは無料でルート作成を試すことができます。インストール不要でブラウザからアクセスできるため、PCやタブレットの大きな画面で地図を見ながら、登山・トレイルランニング・ランニング・サイクリングのルートを準備できます。
作成したルートをSuuntoアプリやSuuntoウォッチに同期する場合は、Suuntoアカウント、Suuntoアプリ、対応するSuuntoウォッチが必要です。
Suunto Routeplannerでは、主に次のようなことができます。
- 地図上でルートを作成する
- GPX、FIT、KMLファイルをアップロードする
- 作成したルートを確認・編集する
- ルートを共有する
- Suuntoアプリや対応ウォッチと連携する
まずはRouteplannerでルートを作ってみて、実際のアウトドアやランニングでより便利に使いたくなったら、SuuntoのGPSウォッチと組み合わせる。そんな使い方もおすすめです。
▼ Suunto Routeplannerの使い方を動画で見る
GPXルートとは?
GPXとは、GPSで使われるルート情報のファイル形式のひとつです。
登山アプリ、地図サービス、レース主催者の公式サイトなどで配布されていることがあり、コースの軌跡や地点情報をGPS対応デバイスに取り込む際に使われます。
たとえば、次のような場面でGPXルートが役立ちます。
- トレイルランニング大会の試走をしたい
- 登山ルートを事前に確認しておきたい
- ロングランやロングライドのコースを作っておきたい
- 友人やコミュニティで同じルートを共有したい
- 過去に走ったコースをもう一度たどりたい
GPXルートをSuuntoウォッチに入れておけば、スマートフォンを取り出さなくても、手元のウォッチで進行方向やルートを確認しやすくなります。
GPXルートをSuuntoウォッチに入れる基本の流れ
GPXルートをSuuntoウォッチで使う流れは、大きく分けると次の3ステップです。
- GPXファイルをアップロードする、またはSuunto Routeplannerでルートを作成する
- Suuntoアカウントにログインし、共有ボタンからルートをダウンロード/保存する
- Suuntoアプリ経由でウォッチに同期する
1. GPXファイルをアップロードする、またはSuunto Routeplannerでルートを作成する

まずは、Suuntoウォッチで使いたいルートを用意します。
すでにGPXファイルを持っている場合は、そのファイルをSuunto Routeplannerにアップロードして確認できます。GPXファイルは、登山地図サービス、トレイルランニング大会の公式サイト、ランニングアプリ、ルート作成サービスなどからダウンロードできる場合があります。
一方で、GPXファイルを持っていない場合でも問題ありません。Suunto Routeplannerを使えば、地図上でスタート地点やゴール地点を選びながら、自分でルートを作成できます。
ルートを作成・確認するときは、次のポイントを見ておくと安心です。
- スタート地点とゴール地点は正しいか
- 予定していない遠回りや折り返しがないか
- 通行できない道や私有地を通っていないか
- 距離や獲得標高が自分の計画に合っているか
- エスケープルートや公共交通機関へのアクセスがあるか
特に山やトレイルでは、地図上のルートが実際の状況と異なる場合があります。最新の登山道情報、天候、通行止め、施設の営業状況などもあわせて確認しておきましょう。
Routeplannerはブラウザ上で無料で使えるため、Suuntoウォッチをまだ持っていない人でも、まずはルート作成を試すことができます。
2. Suuntoアカウントにログインし、共有ボタンからルートをダウンロード/保存する

ルートを作成・確認したら、Suunto Routeplanner上でSuuntoアカウントにログインします。
ログイン後、作成したルートの共有ボタンを押すと、ルートをSuuntoアプリに保存できます。Suuntoアカウントにログインしていれば、GPXファイルを一度ダウンロードしてからアプリにアップロードする手間はありません。
そのままSuuntoアプリ側でルートを確認し、対応するSuuntoウォッチへ同期できます。
まだSuuntoアカウントを持っていない場合でも、Routeplannerでルート作成を試すことはできます。ただし、作成したルートをSuuntoアプリやSuuntoウォッチで使う場合は、Suuntoアカウントへのログインが必要です。
3. Suuntoアプリ経由でウォッチに同期する
Suuntoアプリに保存したルートは、対応するSuuntoウォッチと同期することでウォッチ上で使えるようになります。
同期が完了すると、ウォッチ側のルート一覧から使用したいルートを選べるようになります。
Suunto Raceシリーズ、Suunto Verticalシリーズなどのルートナビゲーション対応モデルでは、アクティビティ開始前またはナビゲーションメニューからルートを選択してクライムガイダンスを使用できます。
ウォッチにルートが入っているかどうかは、出発前に必ず確認しておきましょう。山やトレイルに入ってから気づくと、通信環境によっては再同期が難しい場合があります。
▼ Suuntoウォッチで作成したルートをナビゲーションさせる方法
Suuntoウォッチと組み合わせると、ルート計画がもっと実用的に

Suunto Routeplannerは、誰でも無料で使えるルート作成ツールです。
しかし、作成したルートをアウトドアやランニング中に活用するなら、SuuntoのGPSウォッチと組み合わせることで、さらに便利になります。
たとえば、Suuntoウォッチにルートを入れておくと、次のような使い方ができます。
- 手元のウォッチでルートを確認する
- スマートフォンを取り出す回数を減らす
- 初めての分岐でも進む方向を確認しやすくする
- 走行中・行動中の距離やペースも同時に確認する
- アクティビティ後にSuuntoアプリで記録を振り返る
Routeplannerを使って「事前準備」を行い、Suuntoウォッチで「当日のナビゲーション」を確認し、Suuntoアプリで「振り返り」を行う。
ルート作成から実際の行動、記録の振り返りまでをひとつの流れで管理できることが、Suuntoの大きな魅力です。
Routeplannerで作成したルートを、実際の山やトレイルで手元に表示しながら使いたい方は、ルートナビゲーションに対応したSuunto GPSウォッチもチェックしてみてください。
▶︎関連記事:登山・トレイルでルートをナビゲーション|Suuntoクライムガイダンスの便利な使い方を解説
登山用GPSウォッチを選ぶなら、見るべきポイントは?
登山やトレイルランニングでGPSウォッチを使う場合、ルートナビゲーションだけでなく、バッテリー性能、地図機能、耐久性、高度計、気圧計、コンパスなども重要です。
これからGPSウォッチを選ぶ方は、以下の記事も参考にしてみてください。
▶︎関連記事:登山におすすめのGPSスマートウォッチとは?地図・バッテリー・アウトドア機能の選び方
登山・トレランで使うときの注意点![]()
Suuntoウォッチのルートナビゲーションは、アウトドアでの行動をサポートしてくれる便利な機能です。
ただし、GPSウォッチだけに頼りすぎるのはおすすめできません。
山やトレイルでは、天候、電波状況、バッテリー残量、登山道の崩落、通行止めなど、現地で状況が変わることがあります。安全のために、次の準備もあわせて行いましょう。
- 出発前にウォッチとスマートフォンを十分に充電する
- ルートがウォッチに同期されているか確認する
- 紙地図や登山地図アプリも併用する
- 天気予報、通行止め、コース状況を確認する
- 無理のない行動時間で計画する
- エスケープルートを把握しておく
GPSウォッチは、正しい準備とあわせて使うことで、アウトドアをより楽しむための頼れるパートナーになります。
こんな人におすすめ
Suunto Routeplannerとルートナビゲーションは、次のような人におすすめです。
- 初めての山やトレイルに行く人
- トレイルランニング大会の試走をしたい人
- ロングランやロングライドのコースを事前に作りたい人
- GPXデータを活用したい人
- スマートフォンだけでなく、ウォッチでもルートを確認したい人
- Suuntoウォッチをもっと活用したい人
- GPSウォッチの購入を検討している人
まずは無料で使えるRouteplannerでルートを作成してみる。
そして、実際の山やトレイルでよりスムーズに使いたくなったら、Suuntoウォッチと組み合わせる。
この流れなら、GPSウォッチを初めて使う人にも、Suuntoの価値がわかりやすく伝わります。
まとめ:ルートを準備すると、アウトドアはもっと自由になる

山でも、トレイルでも、街でも。
はじめてのルートに向かうとき、事前にコースを準備しておくだけで、当日の安心感は大きく変わります。
Suunto Routeplannerは、誰でも無料で使えるWebルート作成ツールです。
ブラウザ上でルートを作成・確認し、Suuntoアプリを通じて対応ウォッチへ同期できます。
Suuntoウォッチは、ただアクティビティを記録するためのデバイスではありません。
行きたい場所を計画し、実際に進み、終わった後に振り返る。そんなアウトドア体験全体を支えてくれるパートナーです。
次の山へ行く前に。次のトレイルを走る前に。まずは、Routeplannerでルートを準備するところから始めてみませんか。
▶︎無料でSuunto Routeplannerを使ってみる
まずはブラウザでルートを作成。GPXファイルの確認や編集にも活用できます。
▶︎登山・トレイルに対応したSuunto GPSウォッチを見る
作成したルートを手元で確認しながら進みたい方は、ルートナビゲーション対応モデルをチェック。
