いつものランニングコースやサイクリングコースで、「前回より速く走りたい」「坂道区間のタイムを縮めたい」と思ったことはありませんか?
Strava Live Segmentsを利用すると、Stravaで保存した区間をSuuntoウォッチに同期し、走行中に自己ベストとのタイム差を確認できます。
よく走る坂道、近所の周回コース、トレイルの登り区間などを登録しておけば、いつものトレーニングが自分自身とのレースに変わります。
この記事では、Strava Live Segmentsの基本から、Suuntoウォッチへの同期方法、アクティビティ中の使い方まで紹介します。
Stravaセグメントとは?

Stravaセグメントとは、Stravaユーザーが道路やトレイル上に設定した特定の区間です。
同じセグメントを走ったランナーやサイクリストの記録が集計され、自分の過去のタイムや、ほかのユーザーのタイムと比較できます。
セグメントは、たとえば次のような場所に設定されています。
-
坂道の登り区間
-
公園や河川敷の周回コース
-
トレイルの一部
-
サイクリングで人気の峠
-
レースコースの一部
競争のためだけでなく、同じ場所を繰り返し走り、自分の成長を確認するためにも活用できます
Strava Live Segmentsでできること
Strava Live SegmentsをSuuntoウォッチで使用すると、セグメントの開始地点へ近づいたときにウォッチが通知します。
セグメントが始まると、自己ベストに対して現在どれくらい先行しているか、または遅れているかを手元で確認できます。自己ベストの記録がない場合は、KOMまたはQOMの記録が比較対象になります。
セグメント終了後には、今回のタイムと自己ベストとの差が表示されます。
PR・KOM・QOMとは?
- PR(Personal Record) そのセグメントにおける自分のベストタイムです。
- KOM(King of the Mountain) 男性ユーザーのセグメント最速記録です。
- QOM(Queen of the Mountain) 女性ユーザーのセグメント最速記録です。
まずはKOMやQOMだけを目標にするのではなく、過去の自分のタイムを更新する使い方がおすすめです。
Stravaの「ルート」と「セグメント」の違い
Stravaのルートとセグメントは、目的が異なります。
ルートは、スタート地点からゴール地点までのコースを案内するための機能です。一方、セグメントは、コース上の一部分を計測し、その区間のタイムを比較するための機能です。
目的地までナビゲーションしたい場合はルート、特定の坂道や区間で自己ベストに挑戦したい場合はセグメントを使用します。
Strava Live Segmentsに対応するSuuntoウォッチ
Stravaが現在案内している主な対応モデルは以下です。
-
Suunto Runシリーズ
-
Suunto Raceシリーズ
-
Suunto Verticalシリーズ
-
Suunto 9 Peak Pro
-
Suunto 9 Peak
-
Suunto 9 Baro
Strava Live Segmentsは、ランニングとサイクリングのアクティビティで利用できます。対応モデルは追加・変更される場合があるため、使用前に最新の対応情報も確認してください。
利用前に準備するもの
-
Stravaサブスクリプション
-
Strava Live Segments対応のSuuntoウォッチ
-
Suuntoアプリ
-
Stravaアカウント
-
スマートフォンとSuuntoウォッチの接続
手順1:SuuntoアプリとStravaを連携する
最初に、SuuntoアプリとStravaのアカウントを接続します。
Suuntoアプリを開き、プロフィールまたは設定から、外部サービスとの接続画面へ進みます。
iOSの場合
「プロフィール」から「ほかのサービスに接続」を選択します。
Androidの場合
「設定」から「アカウント」、「ほかのサービスに接続」の順に進みます。
サービス一覧からStravaを選び、Stravaアカウントでログインします。その後、Suuntoアプリとの接続を許可してください。アプリのバージョンによってメニュー名が異なる場合があります。
以前からStravaとSuuntoアプリを接続していて、セグメントが表示されない場合は、一度接続を解除し、再接続が必要になることがあります。
手順2:Stravaでセグメントをお気に入りに登録する
次に、ウォッチで使用したいセグメントをStravaで探します。
Stravaアプリまたはウェブサイトでセグメントを開き、星のアイコンを選択してお気に入りに登録します。
お気に入りに登録したセグメントは、接続されたSuuntoアカウントへ同期されます。星を外すと、SuuntoPlusのセグメント一覧からも削除されます。
ウォッチへ同期できるセグメント数にはモデルごとの上限があります。多くのセグメントを保存している場合は、実際に使用するものだけをお気に入りに登録しておくと管理しやすくなります。
手順3:SuuntoアプリでStrava Segmentsを確認する
Stravaでセグメントをお気に入りに登録したら、Suuntoアプリを開きます。
ウォッチアイコンから「My SuuntoPlus Guides」を開き、ランニング用またはサイクリング用の「Strava Segments」を有効にします。
セグメントが正しく同期されると、登録したセグメントをガイド内で確認できます。
表示されない場合は、ウォッチが別の同期処理を行っていないか確認し、同期が完了してから再度開いてください。
手順4:アクティビティ開始前にガイドを有効にする
ウォッチでランニングまたはサイクリングのスポーツモードを選択します。
アクティビティを開始する前に、オプションから以下の順に進みます。

ランニングの場合はランニング用、サイクリングの場合はライド用のStrava Segmentsガイドを選択してください。
ガイドが有効になっていることを確認してから、アクティビティを開始します。
手順5:セグメント画面を確認しながら走る
アクティビティ中は、画面を切り替えてStrava Live Segmentsの専用画面を表示します。

ウォッチは、現在地から最も近いお気に入りセグメントの開始地点までの距離を表示します。開始地点のおよそ100m手前まで近づくと通知され、正しい方向からスタート地点を通過するとセグメント計測が始まります。セグメントは進行方向が決まっているため、反対方向から進入した場合は開始されません。
セグメント中は、自己ベストに対して先行しているか、遅れているかを確認できます。
なお、ウォッチが自動的にセグメント画面へ切り替わるわけではありません。タイムや距離を確認する場合は、セグメント画面を手動で表示してください。
セグメント終了後の記録を確認する
セグメントを走り終えると、ウォッチに以下の情報が表示されます。
-
セグメントの完了タイム
-
自己ベストとの差
-
新しい自己ベストを達成したか
-
KOMまたはQOMを更新したか
アクティビティ終了後にSuuntoアプリへ同期すると、セグメント区間がラップとして記録されます。セグメント中に手動ラップを作成すると、データが正しく表示されない可能性があるため注意してください。
セグメントが開始されないときの確認ポイント
セグメントに星が付いているか
SuuntoアプリとStravaを再接続する
ウォッチの同期が完了しているか
アクティビティ開始前にガイドを選択しているか
Strava Segmentsガイドは、アクティビティ開始前に有効にする必要があります。
正しい方向からセグメントへ入っているか
Stravaセグメントには進行方向があります。反対方向から開始地点を通過しても、セグメントは始まりません。
使用時の注意点
セグメント計測中は、手動ラップの作成やオートラップの使用を避けることをおすすめします。ラップ操作によって、セグメント終了時のタイム表示に影響する場合があります。
また、モデルやソフトウェアによっては、Strava Segmentsガイドと構造化ワークアウト、ほかのSuuntoPlusスポーツアプリまたはガイドを同時に使用できない場合があります。利用前にウォッチとSuuntoアプリを最新バージョンへ更新してください。